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【雑談】別れから始まる絆 一人の同期を偲んだ日

【雑談】別れから始まる絆 一人の同期を偲んだ日


今日は雑談です。
 
私は、30年以上前に勤めていた会社の同期の訃報を受け、先日、お墓参りに行ってきました。
 
同期は8人でしたが、年賀状のやり取りもなくなると、連絡がつかない人もいて、その日都合よくお参りに行けたのは3人だけでした。
 
約束の駅で待ち合わせ、手にした花束を抱えながら、お墓への道を歩き始めました。
 
20分ほどの道のりも、久しぶりの会話であっという間に感じ、気づけば目的地を行き過ぎるほどでした。
 
いざお墓につくと、やはりジーンとこみ上げてくるものがありました。
 
彼女の戒名には、「遊」と「楽」という文字が刻まれていました。
 
それを見た私たちは、彼女の人生がいかに行動的で楽しんでいたかを思い出し、友人は「彼女らしいね」とつぶやきました。
 
彼女の死因がわからなかった私たちは、彼女がどのような思いでこの世を去ったのか、私たちにできたことはなかったのかと、それぞれが思いを馳せながら手を合わせました。
 
私は、会社の福利厚生で彼女と一緒に生け花を習ったことを思い出しました。
 
彼女は自由奔放な性格で、しばしば忘れ物をすることがありました。
 
私が貸した道具が返ってこないこともありましたが、今となっては、そんな小さなことで腹を立てた自分を懐かしく思います。
 
私が出産で退職してからも、彼女は結婚せず、何十年もその会社に留まり続けました。
 
バブルの終焉、人員整理、部署の移動、多くの同僚の退職と、彼女は数えきれないほどの変化を経験したでしょう。
 
彼女がどんな仕事に就いていたのか、何を楽しんでいたのか、周りにはどんな人がいたのか、もっと彼女の話を聞いてみたかったと心から思います。
 
お墓参りを終えた後、私たち3人は近くのファミレスに足を運び、何時間も昔話に花を咲かせました。
 
この数時間は、彼女の思い出話はもちろん、私たちにとって、過去を振り返り、現在を共有し、未来への希望を語り合う、かけがえのない時間となり、私たちは新たな思い出を一緒に作ることができました。
 
お墓参りは、一人の同期を偲ぶために始まりましたが、終わりには、残された私たちの絆がより一層深まったことを感じました。
 
人生は予期せぬ別れを迎えることもあります。
 
かけがえのない瞬間、そして人とのつながりの大切さを改めて感じた一日でした。
 
今日もお聴きくださり有難うございました。
 
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