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【雑談】90歳母と姉との会津旅行 時を超えた奇跡の再会

【雑談】90歳母と姉との会津旅行 時を超えた奇跡の再会


私は、先週、母と姉と会津に旅行に行ってきました。
 
往復のチケットとホテルだけという自由な旅で、二人とは東京駅で合流しました。
 
東京駅で車内で食べるお弁当を買いいざ、やまびこに乗車。郡山までは約1時間半ちょっと、そこから在来線に乗り換え磐梯熱海駅で降りました。
 
そこからホテルの送迎バス5分で「ホテル華の湯」に到着しました。
 
そこに2泊です。
 
ロビーも広々として、とっても大きな旅館でした。
 
そこからは一気に時間の流れが変わります。
 
お部屋は3人だったからか角部屋の広いお部屋でした。
 
私たちは荷物を置くとすぐに温泉へ。
 
やっぱり温泉はいいですね。
 
いくつもの湯舟を楽しみながら長湯になりました。
 
温泉を出ると、玉こんにゃくのサービスがあり、これから夕飯をいっぱい食べるのに、こんなの食べていいのか?と思いましたが、1ついただきました。
 
1日目の夕食は、よくある宴会料理で、福島の郷土料理のイカ人参もありました。
 
1番美味しかったのは、福島牛リブロースのすき焼きでした。
 
お肉が厚めなのに柔らかかったです。
 
地元の「あさか舞」というお米もおいしかったので、お腹いっぱい食べすぎました。
 
しばらく部屋で休み、再度温泉へ。
 
今度は女湯と男湯が入れ替わっていたので、色んなお風呂を楽しみました。
 
2日目の朝食はオープンキッチンのある広く綺麗なビュッフェ会場でした。
 
1番列が長かったのは「おにぎり」で、好きな具を選んで握ってくれるようで、「あおさと梅」が1番人気のようでした。
 
私は前日に食べ過ぎていたので、おかゆにしました。
 
あとオープンキッチンの焼き立てフレンチトーストが美味しくて、何度もおかわりをして、これまた食べすぎました。
 
この日はフリータイムで、朝から本降りの雨でしたが、前日に計画した9時前の電車で会津若松へ行くことにしました。
 
ホテル送迎のバスまで10分ほどロビーのソファに座って待っていた時、信じられないことが起きました。
 
ある年配の女性が母の所にやってきて「昔、○○町に住んでいた、中島さんじゃないですか?」と言うのです。
 
母はその○○町の中島さんなので驚きましたが、その方が誰なのかはわかりません。
 
「はい、そうです」と言うと、「やっぱり!面影がありました、私、ジュンコです」と言われ、母の記憶が少し蘇ったようでした。
 
それからすぐにその方はツアーの出発だったようで、他の方に呼ばれて行ってしまいました。
 
同じツアーでもなく、違う土地で、しかも母は90歳なので、80年も前のことです。
 
そんな偶然があるのでしょうか?
 
ホテルのバスで駅に向かいながら、母に話しを聞くと、母は5人兄弟で、兄弟の友達がよく家に遊びに来ていたそうで、そのジュンコさんのお兄さんと同級生だったらしいのですが、母いわく、小学生の頃、色々と係をさせられていたので自分は目立っていたのかもしれないと。
 
いや~、本当に驚きました。奇跡的な再会でした。
 
磐梯熱海駅から在来線で会津若松で降り、まず、飯森山にある「さざえ堂」という重要文化財に指定されている六角形のお堂を見学しました。
 
中はらせん状のスロープのようになっていて、上りと下りが一方通行になっているので、参拝者がすれ違うこと無くお参りできるように作られたようですが、3人で登って降りるというちょっとした運動になりました。
 
それから白虎隊のお墓などを見て、会津武家屋敷へ向かいました。
 
壮大な敷地に立派なお屋敷が立ち並び当時の生活の様子など見られて、ここはなかなか良かったです。
 
1時間ほど見学して、敷地内にある「九曜亭」というレストランでお昼になりました。
お腹はすいていませんでしたが、あったかいものがいいねと喜多方ラーメンと揚げ饅頭を頂き、暖まりました。
 
まだ雨が降っていたので、鶴ヶ城までタクシーで行こうとお店の方にタクシーを呼べるか聞いたところ、わざわざタクシー乗り場まで走って行ってくれて、呼んできてくれました。
 
会津の方の親切さに触れた瞬間でした。
 
お城に着いた頃には雨も上がり、空が明るくなっていました。
 
母をお土産屋さんで待たせ、私と姉と二人で城内を見学。
 
かなり近代的な作りで、展示物もたくさんありました。
 
私は歴史が苦手ですが、姉は歴史好きなので、その背景を楽しんでいるようでした。
 
出口であるお土産屋さんでは、かごいっぱいにおみやげを入れた母の姿がありました。
 
それから私たちは、城内にある麟閣(りんかく)という千利休の子供が建てたと言われるお茶室で、お抹茶を頂きました。
 
その時に出された「薯蕷饅頭」(じょうよ)がとっても美味しくて、皮生地にお水を一滴も入れずつくね芋で作ったそうで、中の餡子も美味しかったです。
 
私たちはそこからタクシーで会津若松駅に行き、電車で磐梯熱海に戻りました。
 
そしてまた温泉に入り、2日目の夕食はビュッフェで、60分のアルコール飲み放題がついていました。
 
さて、今回の私のお気に入りはというと、お寿司でした。
 
お刺身があればそればかり食べたと思うのですが、好きなネタで握ってくれるというスタイルで、マグロと貝ばかり10個以上食べたので、一気にお腹がいっぱいになってしまいました。
 
福島のお米は本当に美味しかったです。
 
それともう一つはオープンキッチンでサーブされている福島牛のステーキです。
 
これも柔らかくて美味しかったですね~。
 
一緒に焼かれているキャベツも私のお気に入りでした。
 
寝る前にもう一度温泉を楽しみ、2日目も終わりました。
 
3日目はホテルを10時に出発と、ややゆったりめでしたので、バッフェの朝食を食べ、最後の温泉に入り、大きい荷物を自宅に送りました。
 
郡山から新幹線で東京に戻り、特急あずさまで3時間ほどあったので、事前に予約した新宿御苑のお花見をしました。
 
満開の桜もたくさんあり、その枝も足元近くまであるものもあって、なかなか見事でした。
 
ただその日は暑くて私と母はすっかりバテてしまいました。
 
それでも、90歳の母はこの旅行でもかなり歩きました。
 
30代の頃から膝が痛かったようですが、こうして90歳でも杖もなく歩けるのは凄いことだと思います。
 
毎回、今度の旅行が最後になるかもしれないと言いながら、その次の旅行まで頑張ると言います。
 
次は5月の旅行に申し込みしました。
 
普段ほとんど歩かない私にとっても旅行はよい運動になっています。
 
今年は、旅行も含め、行動範囲を広げ、いろんな場所で、たくさんの人とかかわり、刺激を受けたいと思います。
 
今日は長々と最後までご覧くださった方、本当に有難うございました。

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