過去のハナシ

過去のハナシ

布団ちゃん /

2022/07/4 02:23 | 894 文字

最近企画の連続だったので、今日は私の過去について少しだけお話ししようと思います。

海外から日本に戻ってきた私は、子供の頃の夢だった

『音楽で食べていこう』

と決意します。

ですが・・・・・。
1ヵ月活動したものの、挫折した私は『MIX師』というものに流れ着きました。

MIX師とは

2つ以上の音を混ぜ合わせる作業を専業にしてる人のことを言います。
作業自体を『ミキシング』や『ミックスダウン』と呼んだりもします。
しかし、ただ2つの音を混ぜれば良いというわけではありません。
音楽として聞きやすく混ぜるのがMIXの重要な役割。
ネットの世界では、ボカロPさんが配布しているカラオケ音源と、アカペラで書き出された音声ファイルを混ぜるというのが基本的な作業。

Twitterで仕事を募集して、コンビニアルバイトと同じくらいの賃金を得ていました。

・メインのボーカル
・ハモリ
・コーラス上
・コーラス下

バラバラの音声と曲の音源を1つにする。
これだけでも何十時間もかかります。
最初の頃は1つの曲を完成させるまで、100回以上は同じ曲を聴いてました。
それで完成させても貰えるのは3,000円という世界。
1ヵ月頑張って6～8万円。
家賃や光熱費を引いて残るのは1～2万円。
毎日金銭的余裕がなかったことをよく覚えています。

『たくさん稼いでる人はどうやってるんだろう？』

答えはシンプルでした。
ツールを使うことによって機械でも出来る作業を時短させて、細かい手作業が必要な部分や最終調整だけ自分の手でやっていたのです。

ビジネスも得意分野の人に外注させて回す。
似ていますよね。

関係ないジャンルって無駄な経験のように思えますが、今の活動に"音楽"的なノリが活きていると自分では思っています。
20代の私が言うのはおこがましいかもしれませんが、人生は短いです。
あなたもやりたいことが見つかったときは、可能な限りやり尽くしてほしい。そう願います。

需要があるか分かりませんが、私がMIX師のころに提出した動画を見せて
終わりたいと思います。（権利的にOKなものを選びました）
https://youtu.be/siexi-_qTg4