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イギリスのYMSビザとは?ワーキングホリデーとは違う?

イギリスのYMSビザとは?ワーキングホリデーとは違う?


各国で発行されているワーキングホリデービザは海外志向の30歳未満の人にとって、一度は気になる事柄ではないでしょうか…?

私は26歳くらいの頃から検討し始めたのですが、希望の国がイギリスだったことで実際の渡英までに約4年かかりました。
念願のイギリス暮らしまでに時間がかかった大きな理由は、イギリスにはワーキングホリデービザはなく類似のYMSビザの取得は抽選式だったためです。
そこで、今回はYMSビザについて簡単に紹介していきます。

 

YMSビザとは

YMSビザとはYouth Mobility Schemeの略称で、Tier5 visaとも呼ばれます。
日本とイギリスの二カ国協定に基づき、最長2年間の滞在が可能となります。
他国のワーキングホリデー制度は1年間の期限なので、滞在期間が長いことが魅力の1つです。

就労ビザとなるので、現地では労働時間制限もなくフルタイムで働くことができます。
入国の際は、あくまでイギリスで働くことが目的であると答える必要があります。

応募方法

応募の手順は専用のアドレス宛に下記の必要事項を送信するだけ。
 件名:氏名・生年月日・パスポート番号
 本文:
氏名・生年月日・パスポート番号・電話番号

募集は1年に2回で、2022年は1月下旬と7月上旬に行われました。
対象者は18歳以上〜30歳以下で、枠はわずか
1500名です

必要費用

YMSビザは無条件でイギリスで働くことができるビザですが、申請時点で必要となる費用もいくつかあります。

■応募資格
£2,580(約42万円)以上の資金証明が必要
資金は直近28日以上口座に入っていなければならないので、直前の調達には注意が必要です。

■申請費
ビザ申請費用 £259
健康保険費用 £940(IHS料金2年分)

■渡英費
航空券 片道約10万円前後
生活費 1ヶ月約20万円前後

最近では渡英前にオンライン面接で就活もできるので、
到着後すぐに働き始める場合、
生活費は初めの1・2ヶ月分あれば問題ないかと思います。
まずは語学学校に通い、その後に仕事探しをする予定の場合はやや多めの生活費と学費の準備も必要です。


今年も残すところ3ヶ月。例年通りであれば次回の募集は2023年の1月かと思います。
コロナの影響も落ち着いてきたことで、来年に向けて応募を迷っている方の参考になれば幸いです。


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イギリスで暮らしはじめました。
初めての海外生活での日々を気ままに更新していきます。

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