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老人ホームの驚愕の電気代

老人ホームの驚愕の電気代


現在、介護老人保健施設(小規模多機能型居宅介護)で働いているのですが、先日ある業務連絡がきました。

「今年の夏(7月、8月)の電気代の請求額が昨年と比較して1ヶ月あたり約30万円ほど高くなっている。可能な範囲で節電しろ」


とのこと。理由は分かっています。新型コロナの感染者が、ついに私が働く施設でも発生し、昨年以上の換気を徹底的に行なったためです。全ての窓を全開にし、扇風機をフル稼働。さらに熱中症対策のためエアコンをつけているので電気代の請求額が急騰するのは当然です。

現在、ウクライナ問題や円安等の様々な要因で光熱費やガソリン代、食糧費などが高騰しています。その影響で様々なものやサービスが値上がりしています。しかし、私の働く施設では、利用者への請求額(食費や宿泊費など施設で自由に決めれるお金。つまり値上げが可能な領域)について値上げする話は今のところありません。入浴の回数を減らすようなこともしていません。

では、その高騰した部分のお金は誰が負担するのでしょうか?!

答えは、現場で働く従業員です。実際、交通費の支給の見直しや退職金の規約改正がありました。当然のことながら【改悪】です。

最近ニュースで企業が「物価上昇手当」のようなものを出して従業員を支援しているという話をよく聞きますが、私が働く介護現場では真逆のことが実施されています。

この業界に未来はないと確信した出来事でした。

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外国為替に関心がある介護福祉士です。

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