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【アウトプットの質を高める】AI時代に価値のある人材になる思考法

【アウトプットの質を高める】AI時代に価値のある人材になる思考法


AIなんてパターン化された定型業務しか出来ないんだろう

と思っていたのも束の間、現実はどんどんAIが人間の仕事を担っていっていますね。

どうすればAI時代でもクビにならずに引く手あまたの価値のある人材になれるのか。
逆に、AI時代だからこそ社内での存在感を高めるにはどうしたらいいのか。

そんな悩みを解決するために、AI時代でも負けない思考をクリエイティブにする方法を紹介します。

AIが担う仕事の実例

まず最初に、AIが担っている業務の一例を示します。

「必要な保険、ネットで提案 家族構成・年齢など基に 自分に合った保障を把握」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42774410S9A320C1PPE000/

「AIは頼れる「同僚」、人の判断を的確サポート」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42807790S9A320C1X13000/

実際にはもっとたくさんの業務にAIが使われており(企業が就活にAIを使うというのも話題になりましたね)、AIの仕事への活用は日進月歩で広がっています。

そしてこれから日本は人口減が進み働き手不足に陥ると懸念されているため、このAI活用の流れはどんどん加速されることは火を見るより明らかです。

では、業務をどんどんAIが担っていく時代において必要な人材とはどのような人でしょうか。

多くの人はAIに出せない価値を出そうとすると、
「AIの得意分野は定型・パターン化された業務の効率化だから、経験やコツがモノを言う職人技を身に付ければいいの?」
と考えますが、それは違います。


経験からくる勘・コツなどの暗黙知を、データ化することで可視化しAIにも出来るようにするというプロジェクトは既に多数進められており、実用化もされているからです。

これは職人だけでなく、どんな仕事でも同じです。
経験さえ積めば仕事ができるとみなされる時代はもう終わりが近づいています。

では、AI時代においてどんな人材が必要なのでしょうか。
それは、新しい何かを自ら創造していけるクリエイティブ人材です。

クリエイティブになるための思考法

いきなり「クリエイティブになれ」と言われても...どうしたらいいのか...

そこで今回は、クリエイティブと評価されるために必要な、アイデアを生み出す「思考法」についてお伝えしていきます。

反対側からみる

人は誰しも自分の頭の中に固定概念があります。
そのため、ひらめきを生みクリエイティブになるためには、この固定概念を超えて考える必要があります。
しかし、この固定概念は無意識の場合が多いため、意識的に思考の枠を外すために反対側から物事を見ることがおすすめです。

他にも、「顧客の立場からみる」「現場の視点で考える」「競合の立場で考える」なども新しいひらめきを生むおすすめの思考法です。

両極端に振って考える

解決したい課題の本当の要点はどこかを確認するために有効な思考法です。
極論に持っていくことで、その課題の本質に迫ることができます。

あえて暗黙に禁止されていることを破る

経験や常識から、特に考えることもなく「それはダメだろう」と考えていたことをあえて破ってみる。
このとき大切なのは、本当にその禁止は必要なのか、慣習から禁止されているだけではないかを意識することです。
禁止の理由が慣習の場合、変化の早い今の時代ではその慣習がそもそも必要ないことも多々あるので、これに気づくことができれば大きなチャンスになります。

本質的な要望(上位欲求)まで考える

多くの人は一般的なニーズを発見するだけで満足しがちです。しかし一般的なニーズは表面的なものであり、本来の欲求の上澄みでしかありません。

そうではなく、「その欲求の根源は何か」まで考えることで、周囲とは違ったクリエイティブなアイデアをひらめくことができます。

有名な例では、車の発明があります。
馬車で移動していた時代、人々は力強く早い馬を求めていました(一般的ニーズ)。
しかし、ヘンリー・フォードは気づきます。
人々が本当に欲しているのは、早い馬ではない。「早い交通手段(本質的な欲求)」だと。
この気づきのおかげでヘンリー・フォードは車の開発に至りました。

相手の欲しいを突き詰めるのではなく、“その欲しいが満たすものは何か“を考えることが優れたアイデアを生み出します。

例外に着目する

大きな流れから外れた例外には何かしら意味があります。
お勧めは、売れている商品・流行に乗っているのに、なぜか売れない製品を探すことです。


普通は売れている商品を分析し、なぜ売れているのかを調べるのが主流ですが、
逆に、世の中的には売れているジャンルで売れていない商品を調べる方がひらめきが得られます。

流行に乗っているのに何が受け入れられなかったのかを考えると、他の人が考える成功要因とは違った視点からアイデアを出すことが出来ます。
何が悪かったのかを観察することで、何をすれば受け入れられるかが明確になるのもこの思考法の良いところです。

まとめ

いきなり突拍子もないことを思いつくのよりも、
考え方・モノの見方を覚えて安定的に新しいアイデアを生み出す方がよっぽどクリエイティブだと私は思います。

他の人と差をつけるクリエイティブな思考をするためのメソッドを紹介させていただいたので、ぜひ一つ試してみて下さい。
慣れると意識せずとも周囲と違った差別性のあるアイデアを生み出せるようになりますよ。


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