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【1人サロン】カット料金は最低5000円以上じゃないとダメな理由とは?

【1人サロン】カット料金は最低5000円以上じゃないとダメな理由とは?


 一人サロンのカット料金についてのお話しです。

一人サロンでのカット料金は最低5000円以上、できれば6000円以上にしないといけません。

これは一人サロンに限らず、または美容室に限らず、どんな仕事でもそうだと思うんですがお店や会社をやっている限り、しっかりと利益が出ないとダメなわけなんですよね。

ボランティアでは出ないので、利益が出なかったらそもそも続けられないわけです。

続けられないということは、せっかく満足してくれているお客様がいてもそのお客様の期待にも応えられないということになるので、 大前提としてお店をやるということはしっかりとした利益を出してそれを継続しないといけません。

そう考えたときに、利益を出しながら継続できるようにするためのことがいろいろあると思うんですが、 その中の一つで、一人サロンでいうと、カット料金の設定、料金設定というものがかなり重要になると思うんですね。

なぜ重要かというと、もちろんカラーリングだけでご来店される場合もあるんだけど、多くの方がカットというメニューを毎回されることが多いわけですね。

おそらく一般的な美容室であれば、カラー専門店とか宿務行政専門店とか特化した美容室でなければ、一般的な美容室であればおそらく来店されるお客様の9割以上、9割5分以上の方が毎回見えたときにカットをされると思うんですよ。

そういうメニューであるカットの料金がそもそも利益が出る設定になっていなかったら、なかなか一人サロンの経営というものが安定しないと思うんですね。

最初に話した一人サロンのカット料金が最低5000円以上、できれば6000円以上という話をしたんですが、この金額を言ったのには2つ理由があるんですね。

1つは、一人サロンが月に100万円の売上が欲しいという話は以前からしていると思うし、おそらく多くの一人サロンの方が100万円あると楽だよねと思っている方が多いと思うんですね。

100万円を上げるときに、25日営業だとしたら1日4万円。

1日4万円の売上があって25日営業で月100万円。 そうすると1日4万円で、1日に何人のお客様を対応して4万円上げるかという話になるんです。

一人サロンをやっている方はわかると思うんですが、例えばカットからのお客様を1日何人でかできるかということを考えたときに、 一般的な営業時間、例えば朝10時から夜8時に終わる、最終受付は7時みたいな感じなんですけど、そのぐらいの営業時間でやろうと思ったら、 休憩なし、すべて間がない状態で入れてカットから2時間かかるとしたら5人なんですね。

ちょっと余裕を持って休憩を入れたりとか、予約の間30分とか余裕を持ってやろうとすると4人なわけですよ。

5人のお客様をカットからで5人やる場合だったら、全く休憩がないわけだし、 これが続くというのは、リオさんの年齢にもよると思うけど、なかなか大変だと思うんですよね。

できれば1日に4人のお客様に対応して、1日4万円という売上を上げることが長く続けていく秘訣なのかなと思ったりするんですけど、 例えば4人で仮定した場合だと1人1万円の単価がないとダメ。

カットからで1万円の単価を上げようとしたら、だいたいカラー料金というのも5000円から6000円というお店が多いかなと思うんですけど、 そうするとカット料金は普通に考えたら5000円以上くないと1人1万円売上というのを上げられないのかなと思うんですね。

そういう根拠で5000円以上、できれば6000円以上といったのは、 今話した1日4人というのは、本当にぴったり4人以上お予約が均等に入った場合の話なので、おそらくこれが暇の日とか、逆に忙しい日もあったりすると思うけど、 単価をぴったり1万円で考えた場合だと、それがもし人数が1日4人できなかった日が出てくると、500万円に満たない場合があるので、 できればもう少し余裕を持っていきたいというところで、カット6000円、例えばカラー6000円だったら1万2000円なわけですね。

本当はこのぐらいの余裕があった方がいいなというのも一つの理由としてあります。 これが1つ目の、5000円、できれば6000円以上にカット料金を設定した方がいいよという根拠の1つ目ですね。 もう1つは、そもそもの美容師さんの技術料金の単価というものが、一番分かりやすいのがあって、1000円カットってあるじゃないですか、世の中には。 1000円カットって、なんで1000円かというと、カットを大体約10分で終わるんですよ。

シャンプーしないですからね、シャンプーしないからブロウもしないわけだし、切るだけってことなので、大体10分で終われるようにしてあるんです。

10分で終わると1000円、なので1時間あったら、10分で1人終わるわけだから6人。 1時間で6人のカットができるわけですね。
ってことは、1時間の金額で言えば、6000円なわけですよ。

1000円カットの美容師さんのカット料金っていうのは、1時間でいったら6000円ってなるんです。

1人さんを普通に一般的な美容室でカット5000円、6000円以下っていうのは、実は1000円カットの美容師さんよりもカット料金が高いんです。

この方と以前コラボ配信したんですけど その時に話したことで その方の一人サロンでされてて オーストラリアでカット料金の話になって うちはそんなに安くもなく高くもなく みたいな金額でやってますよってことで ちなみにいくらですかって聞いたら 1万円くらい、こっちでいう1万円くらいだったんですよ

日本円で オーストラリアのカット料金ってのは こっちでいう5000円くらいが1万円くらいの感覚らしいんですね

1万円でもちょっと安いんだよねっていう話をしてて その中で一人サロンなのでもっと高くしてもいいんだけどね っていう話が出たんですね なので、オーストラリアの中では 一人サロンってのは結局ワンツーマンで月切り で、まあ、待遇 月切りで対応してくれるわけじゃないですか だからすごくそこに価値があるってことで 一人サロンだからちょっと高めだよねっていうのが常識らしいんですね

これは当然だなと思うんだけど でも日本だとあまりそういう感覚は 持ってる方はいるかもしれないけどお客様でも あまり一般的にはないのかなと思ってて 一人サロンをやってる僕も含めて やってる美容師さん自身が 変えていかなきゃいけないかなって思うんですね

やっぱり 人が多い美容室に比べて空間的にも落ち着いて 利用できるわけだし 何よりも アシスタントを使わない ずっと一人の美容師さんがやってくれるわけなので これで本当に価値があることだなと思うので そこに金額が若干高いっていうことは 一般的なアシスタントを使う美容室よりも 一人サロンの方が多少金額が高いってのは これは自然なことかなって僕は思ってますね

なのでそういった理由でも もし今一人サロンされてて カット料金が5000円以下に設定されてる方 っていうのは絶対に 給入は難しいかもしれないけど最低 5000円以上できれば6000円以上っていうことを 常にちょっと頭の中に入れておいて どうしたらそこに持っていけるかっていうことを この先を考えるといいのかなと思います

何かこの金額を 上げることっていうのは財学感を持つ方もいるかもしれない んですよね

その利益を 自分の利益を上げるためって思うかもしれないけど 最初に言ったように 利益を上げて荒稼ぎとかではなくてある程度 しっかりと常識派の範囲内でしっかりと 上げることっていうのは結局 継続をすることにつながるわけだし継続をするってことは 利用してくれてる 利用し続けたいと思ってくれるお客様の期待に応える っていうことだし

あとは 同じ例えば金額売上げを100万円上げる月に100万円上げるにしても じゃあもう薄利多倍の状態で 数ばっかりこなして仮に100万円上がったとしても これを続けていったときに 自分が疲弊してしまって 仕事に対してすごく前向きな感じじゃなくて 疲弊した状態で続けている状態っていうのが お客様の期待に応えられるかとか 満足度を上げることができるかっていうことを考えると 必ずしもそうじゃないかなと思うので だったらしっかりとした利益を出して 自分のメンタルを保った状態 メンタルとか健康を保った状態で 長く続けていくってことが最終的にはお客様のためになるのかなと思うので このカット料金 一人サロンのカット料金の金額っていうところは もし安く目に設定されている方は しっかりと考えた方がいいのかなと思います

では今日の内容が少しでも参考になりましたら幸いです。


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