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ビッグバンのタネあかし

ビッグバンのタネあかし


 

ビッグバン式も発売してそこそこ経過しました。

そこで私自身の振り返りも兼ねて

タネあかしをしてみることにしました。

 

こんにちは なかなかです。

 

この世に不思議はないもの。

売れたものには売れるだけの

タネも仕掛けもあるものです。

 

 

『不器用でもできるビッグバン式コンテンツ作成法』

 

今作には当初からこれさえ達成できたら成功。

という明確な目標がありました。


それは「認知を取る」というものです。

 

何しろ無名で後発の私ですからこれから先何をやるにしても

まずは認知を取っていく必要があると考えました。

 

認知をとるといってもどうなったら認知を取れたといえるのか。

そのために3つのミッションを設定しました。

ミッションの評価はよくある減点式ではなく加点式。

達成できなかったミッションの分、減点するのではなく、

一つでも達成すれば得点が積みあがる加点方式です。

 

  1. 部門別ランキング1位達成で100点
  2. 総合ランキング10位以内で100点
  3. 販売部数100部達成で100点

以上が今回設定したミッションです。

どれか一つでも達成したら100点で成功。

1は達成。2も最高位6位で達成。3も無事達成。

 

今回はミッションフルサクセス。オールコンプリート。

トータル300点獲得という最高の結果となりました。

 

もちろんこの結果が出せたのは多くの人のご協力があったからです。

誠にありがとうございます。

 

ご協力があったとはいえ、

私もなんとなくつくって売ったのではありません。

そうは見えないかもしれませんが

ちゃんと売れるように考えて発売しました。

そのあたりをお話していこうと思います。

 

無名の私が狙ったのは商品の機能を

アピールして選んでもらうのではなく

 

購入してくれる方の感情に

訴えかけて販売する方法です。

 

普通だと不安感をあおる

セールスライティング的な方向を狙うのでしょうが

ああいうのは圧が強すぎて

やりすぎると押し売りめいてきますよね。

 

そこで私は「酔狂心」を攻めることを考えました。

 

酔狂とは好奇心から人と異なる行動をとること。物好きなこと

 

と説明されています。

 

この心の動きは誰にでもあります。

酔狂心は消費を促すにあたってかなり強い力をもっています。

 

酔狂を極めた人は数寄者(すきしゃ、すきもの)と呼ばれます。

良く言えば風流人。悪く言えば道楽者ですが…。

 

彼らは何千万円もする壺や絵画をためらいなく購入し、

 

まだ世に出ていないアーティストの

スポンサーになったりします。

 

「自分はそんな人達と違う」

そう思うかもしれません。

 

それがそんなこともないんですよ。

 

 

仕事や授業でがんばった後の休憩時間。

あなたは自動販売機で飲み物を買って

リフレッシュしようと考えました。

 

どれにしようか?定番の缶コーヒー?

甘めの紅茶?さっぱりと緑茶?

オレンジジュースや炭酸飲料といった

ソフトドリンクを選ぶ選択もある。

 

商品をながめているとそこに

間違いなくマズいだろう新製品が。

 

「こんなの買う奴いねぇよ」

 

あなたの理性はそう言っています。

当然の判断です。

 

ですがしばらく後、

あなたの手に握られているのは

その絶対マズいだろう新製品だった…。

 

 

どうですか?身に覚えがあるでしょう。

このように酔狂心は理性を抑え込んで

消費に走らせる力があるのです。

 

一度酔狂心が働いてしまえば

3NOTなど何の障害にもならない。

 

見ない(Not Read)

信じない(Not Believe)

行動しない(Not Act)

そんなもの一切関係ない。

ただ消費に向かってまっしぐら。

それが酔狂心というものです。

 

しかも多くの人は自分に

酔狂心があることに無自覚です。

自分が何によって消費に突き動かされているのか?

まったくわかっていない。

 

これは城攻めに例えるなら

敵方の城門が空きっぱなしの状態と同じ。

なら攻めないという選択はないですよね?

さっさと侵入して城を焼いてやりましょう。

 

 

無名で後発の私は酔狂心を

狙うことにしました。

 

「選択と集中」

 

弱小が成果をだすならそれ以外ありえない。

さいわい私はダイナミクスの信奉者。

振り切った戦い方は得意とするところ。

 

そのためにサムネイルも内容も考えてつくっています。

 

酔狂心は刺激できれば

強く消費を促してくれます。

 

これがうまいのは実店舗なら

ヴィレッジヴァンガード。

 

メーカーなら

タカラトミーアーツ。

 

ヴィレッジヴァンガードは書店ですが

公式サイトや店内には書籍以外の

「どうするのコレ」という商品があふれています。

 

タカラトミーアーツは

最高に納豆を美味しく混ぜる

というふれ込みの

「魯山人納豆鉢」など珍奇な商品を

定期的に発売しています。

 

さすがですね。

 

ところがこの酔狂心という奴は

攻める上で注意点があります。

 

それは初めて見たその一瞬で刺激しないと

そのあとどれほど商品のよさを

説明しても一切刺激されないというものです。

 

だから最初の見た目

第一印象のインパクトがすべてになります。

 

ビッグバン式のサムネイルは

宇宙と筋肉という

他に絶対にない組み合わせと

見た目のインパクトのみに振り切りました。

 

ランキングに並んでいるのをみても

どこのどんなサムネイルにも負けない

自己主張をしていました。

 

タイトルもよくある説明の多いものは避けました。

あなたは今発売されているBrainのタイトル、

いくつおぼえていますか?

 

酔狂心を攻めるなら

一目でわかる物でなければいけない。

その場でおぼえてもらえなければ刺さらない。

 

難解で複雑なものではなく

シンプルで簡潔明瞭で記憶に残るもの

そうでなければ酔狂心は動かない。

一目見ておぼえてもらう。

他の人と話題にするときにすぐおもいだせて伝えやすいこと。

 

そのためにタイトルもシンプルにしました。

そのための「ビッグバン」という文言です。

 

この一文だけ覚えてもらえばいい。

今のところ狙いは成功しているようです。

 

私は全ての道具は「役に立たなければいけない」

と考えています。

本来の使い方と違っていても使えるならば

それで良しとも考えています。

当然教材も役にたたなければ意味がない。

 

ここで質問です。

 

あなたは積みBrainなんて持ってないですよね?

購入したBrainは何周もしてますよね?

 

 

意地の悪い質問でした。

 

そうです。優れたBrainは次々出てきます。

学びきる前に新しいものが発売され

最後まで終わらせる前に

つぎのBrainが発売されます。

 

優れたものほど分量が多く

一度終わらせることすら難しい。

学生時代の参考書や問題集を

最後まで終わらせる前に

新しい物を買ったりしませんでしたか?

それとまったく同じです。

 

そこで私は娯楽性を高めることにしました

最低でも一度は最後まで読んでもらえるように。

できれば2度3度と読んでもらえるように。

 

娯楽性が高ければ行動の

ハードルが下がり読みやすくなる。

読みやすければ繰り返し

読んでもらえる確率があがるだろう、

と考えてのことです。

 

「教材なんだから娯楽性なんかいらないのでは?」

 

そう思うかもしれません。

しかし上手な講師のセミナーや講義は

うまく雑談やジョークを交えて

受講者を飽きさせないようにしています。

 

教科書や参考書などでも

学習に必要なことだけでなく

関連するトピックスなどを挟んでうまく頭を休ませ

学習に対する意欲を維持させる工夫をしています。

 


質の高い教材であることは良い事です。

分量が多ければ顧客満足度も高まるでしょう。

 

しかし内容の全部が有用で

分量が多いとなれば

ずっと全力で学習に取り組むことになります。

そんなことよほどの人でないと無理です。

 

力を抜くところがなければ

普通の人は集中力が続かない。

一度離脱してしまえば二度と

読んでもらえることはないだろう。

そう考えました。

 

嫌な話ですがビジネスの観点から見れば

そうやって次々と新しい物に

手を出し続けてもらった方が良いのでしょうが。

 

最近は特にボリュームが莫大なものが増えています。

教える側としてはやってほしいこと

知っていて欲しいことはいくらでも出てきます。

 

真面目な発信者であれば

あれもこれも教えておきたい

となってしまうのは当然。

 

また購入する側としては

分量が多ければそれだけでお得感もでます。

クレームも減るでしょう。

 

読み物ならば別にそれでもいい。

しかし一生懸命教えれば教えるほど

その分量ゆえに

購入者が成果から遠のく。

それでは教材としては問題がある。

 

しかし教材に娯楽性を持たせる

としてもどうすれば良いのか。

 

闇雲に変なジョークを混ぜても意味がない。

学習の妨げになるなら

そんなものは入れない方がいい。

 

どうしたものか悩んでいました。

 

答えはジャッキー・チェンが教えてくれました。

 

 

ジャッキー・チェン。言わずと知れた世界的映画スターです。

日本ではアクションスターのイメージですが

世界的には実業家としての評価の方が圧倒的に高い。

 

私が参考にしたのはジャッキーが自ら出演し

自分の映画の製作技法や映画についての哲学

を解説した作品です。

その中でジャッキーはなぜコメディ要素を

いれるのか語っていました。

 

いかに優れたアクションシーンでも

ずっと続くと単調になり

視聴者を飽きさせてしまう。

そこでコメディー要素を入れて飽きさせず

最後まで見てもらうということが語られていました。

 

どういうタイミングでコメディーをいれるのか。

どんなふうにコメディーを入れるのか。

実演付きで解説されており

そのまま参考にできました。

 

ビッグバンにいれた娯楽要素の

使用タイミングは

動画とテキストの違いはあっても

おおよそそのままです。

 

「ビッグバン式」はテキストなので

動画に比べると学習のハードルが高い。

私はテキスト主体の教材はある程度娯楽性を

持たせる必要があるのではと考えています。

 

別に無理に入れなくとも章の間に

閑話として何か入れるだけでも

離脱を防ぐことができるはずです。

 

娯楽性を高めたことにより「読みやすい」

「あっという間に最後まで読めた」

と感想をもらうことができました。

 

私がやった売るための仕掛けは

大きく分ければこの二つ。

 

 

  • サムネイルのインパクトを高め酔狂心を刺激し
    3NOTを飛び越える。
  • 娯楽性を高めて学習のハードルを下げて
    読みやすく取っつきやすく。

 

たったこれだけで売り上げは変わってきます。

 

いかがでしたか。

Brainアフィリエイトは変わらず盛んですが

そろそろ次の段階に進もうと思っている方も

多いのではないでしょうか。

 

自分が売る側になるなら今までとちがう

変わったことをやってみる必要があります。

なにか仕掛けはしておいた方が面白いですよ。

 

最後に私が加点式で評価した理由です。

コンテンツ販売は失敗しても損はしません。

腐ったりしないので置いておけばそのうち売れます。

でも思ったより売れなければ

メンタルには来るかもしれない。

うまくいかなくてもう二度と立ち上がれないほどの

精神的ダメージを受けてしまってはよろしくない。

 

自分の評価には私のやったように加点式で

評価すればうまくいかなくても

ダメージは少ないのではないかと思います。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 


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Brain販売100部達成。部門別1位。総合6位。|2ヵ月で20万円をこえるマネタイズ達成|発信媒体→http://lit.link/nakanaka|稼ぐために必要な「選択と集中」「やらなくていいことは何か」を発信|月収600万を超えるカリスマが隠し続ける裏手法をこっそりお伝え|フォロワー200人でも6日で65000稼げます。

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