VBScript から IE11 を起動する (2023年11月現在)
VBScript から IE11 を起動する (2023年11月現在)
2022年6月15日をもって Internet Explorer 11(IE11)は起動できなくなりました。
現在スタートメニューから「Internet Explorer」を開くと、IE11 の代わりに Edge が起動するようになっています。
(ショートカットのリンク先 C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
を直接実行しても Edge が起動する)
IE11 を起動する方法はなくなってしまったのでしょうか。
いやそんなことはありません。
VBScript を使えば、IE11 を簡単に起動できます。
VBScript でやることは以下のとおり。
- CreateObject で IE11 のオブジェクトを作る。
- 空のページを開く。
- ページの読み込みが完了したら IE11 を表示する。
スクリプト全文を以下に載せます。
With CreateObject("InternetExplorer.Application")
.Width = 640
.Height = 360
'空のページを開く
.Navigate "about:blank"
'読み込み完了まで待つ
Do While .Busy Or .ReadyState <> 4
WScript.Sleep 1000
Loop
'ブラウザを表示する
.Visible = True
End With
スクリプトを実行すると IE11 が起動します。
現在サポート対象外と警告が出ますが、×ボタンで閉じて良いです。
あとの操作は、いままで IE11 を使っていたときと変わりありません。
お気に入りから開いても良いし、アドレス欄に URL を直接入力するのでも OK です。
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