VBScript - 指定した文字を指定した個数で取得する(String 関数)
VBScript - 指定した文字を指定した個数で取得する(String 関数)
指定した文字を指定した個数で取得するには String 関数を使う。
String(〈文字の個数〉, 〈文字または文字コード〉)
- 2文字以上の文字列を指定した場合、先頭の1文字が使われる。
- 文字コードに 256 以上を指定した場合、後述のとおり、指定値÷256 の結果(商)が使われる。
- リファレンスには〝指定値÷256の余り(
指定値 Mod 256
の結果)が使われる〟とあるが、これは誤り。
- リファレンスには〝指定値÷256の余り(
例
text = String(5, "A")
' → AAAAA
text = String(5, 65)
' → AAAAA
text = String(5, "ABCDE")
' → AAAAA
文字コードに 256 以上を指定した場合、指定値を 256 で割った余りが使われるとあるが使われていない。
実際に使われるのは、「余り」ではなく「商」のようだ。
'321 Mod 256 で 65 が使われるはず
code = Asc(String(1, 321))
' → 1 が返された。321 ÷ 256 = 1 余り 65 → 余りではなく商が使われているよう。
'ということは 512 を指定すれば 2 になるはず
code = Asc(String(1, 512))
' → 2 が返された。
code = Asc(String(1, 768))
' → 3 が返された。
' 16640 を指定したら 65 (つまり "A")になるはず
text = String(1, 16640)
' → A が返された
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