『オッペンハイマー』公開に向けて、『TENET テネット』批評
『オッペンハイマー』公開に向けて、『TENET テネット』批評
2020年に公開されたSFアクション映画です。
監督はクリストファー・ノーランです。
リアルタイムで映画館で見て以来、二度目の鑑賞。
クリストファー・ノーランは好きな監督の一人で、
新作が公開されればかならず見に行きます。
最初に見たノーラン映画はたしか『インセプション』。
テレビ放送で見たんですが、これまで見たことない映像を見せるだけでなく
ちゃんとアクション映画としてもおもしろいっていうところに惹かれました。
『TENET テネット』についても、難解な設定に目が行きがちですが
アクション映画として着実に盛り上げます。
順行する物体と逆行する物体を一つの画面の中に混在させるという
これまで見たことない映像を見せてくれます。
順行する人間と逆行する人間のアクションってどうやって撮ってるんだろうと思ったんですが
舞台裏動画を見る限り、どうやら逆回しをしているわけでなく
逆行する人間の動きを練習したみたいですね。
大変だなあ。
難解な設定については、宮台真司の解説が核心をついていると思います。
さて、ノーランの次回作は『オッペンハイマー』です。
『TENET テネット』のようなアクション映画路線ではなく
『ダンケルク』のような歴史映画路線と思われますが、
『TENET テネット』の中でオッペンハイマーに言及するシーンがあり、
『ダークナイト ライジング』でも核爆弾が登場します。
前々から関心はあったようですね。
被爆国の日本でどう受け止められるのか。
公開自体なかなか決まりませんでしたが(誰と誰がもめたのか?)
どれだけ批判されようと公開し日本国内に流通させることに意義があると思います。
ただ、原爆投下については日本とアメリカではどうにも温度感に差がありがちなので
ノーランがどこまで切り込めるのか。
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