メイン画像

ドラマ好きが期待する2024年冬ドラマ3選

ドラマ好きが期待する2024年冬ドラマ3選


ジャンヌの裁き

https://tver.jp/episodes/epdwdqzas5
テレビ東京 2024年1月12日(金)夜8時スタート
主演:玉木宏
チーフ演出:西浦正記
 
予告編がYouTubeで見当たらなかったのでTVerで。
 
テレビ東京の、深夜ではなくゴールデン帯のドラマ。
注目ポイントはチーフ演出:西浦正記。
もともとフジテレビ系列の制作会社にいた人で
代表作は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ。
1st seasonから完結編の劇場版までのすべての演出を担当しています。
退社してからは、最近だとNetflix『THE DAYS』の監督もやってます。
 
あと、検察審査員を取り上げるのも鋭いと思います。
検察でもなく弁護士でもない裁判ものは新鮮。
 
あらすじ(公式サイトから引用)
------------------------------------------------
そこそこ人気の少女漫画家“さんぷう・みなみ”の本名は越前剛太郎。世間的には女性と思われていますが、その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー。そんな剛太郎のもとに、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知書が届きます。検察審査員の役割は検察による不起訴処分の審議。そのメンバーは日本国民からランダムに選ばれた11人。突然の決定に仕事に追われる剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下されてしまいます。当初は検察審査会に後ろ向きだった剛太郎ですが、事件の裏にある人々の思いや、検察によって理不尽に隠された真実に迫る内、徐々に検察審査会の重要性を認識します。圧倒的≪強者≫である検察に、≪弱者≫である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマです。
------------------------------------------------
 
 
 

春になったら

https://www.youtube.com/watch?v=Hkkmse78bqk
カンテレ 2024年1月15日(月) よる10時スタート
脚本:福田靖
監督:松本佳奈
 
カンテレはフジテレビ系の放送局。
ベテラン脚本家、福田靖の新作です。
朝ドラ『まんぷく』、大河ドラマ『龍馬伝』などなど代表作多数。
多作な分、当たりはずれが激しいんですよね。
『書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜』はかなり良かったんですが、
最近の『未来への10カウント』とか『オールドルーキー』とか
マジでひどかった。
 
一方で演出は期待できそう。チーフ演出は松本佳奈。
『きのう何食べた? season2』(チーフではないが演出チームに参加)とか
WOWOWの『フェンス』の監督をやったりしています。
 
福田靖の脚本次第ではおもしろくなるか。
 
 
 

不適切にもほどがある!

https://www.youtube.com/watch?v=xGQFN4z0vtc
TBS 2024年1月26日
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀
プロデュース:磯山晶
 
2024年冬ドラマで一番の話題作でしょう。
『俺の家の話』のトリオによる新作です。
 
宮藤官九郎は説明不要でしょうね。
2023年は『1秒先の彼』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』の映画2本、
『いちげき』(NHK)、『離婚しようよ』(Netflix 大石静と共同脚本)、『季節のない街』(Disney+ 企画・監督)のドラマ3本を発表。
民放のドラマは『俺の家の話』以来です。
 
 
金子文紀も宮藤官九郎ドラマを多数演出しています。
『木更津キャッツアイ』とか『タイガー&ドラゴン』とか
『監獄のお姫さま』とか。
 
磯山晶も『池袋ウエストゲートパーク』、
『木更津キャッツアイ』、『マンハッタンラブストーリー』などを手掛けています。
『離婚しようよ』もこの人がプロデュース。
 
「“昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップや共感を描く、意識低い系タイムスリップコメディ」
という筋立てからしても
有料配信でのドラマを通ってきた宮藤官九郎が何を表現するのか
楽しみである。
 

アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら ダン・ムラカミ さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


ポップカルチャー評論家
専門分野は映画、ドラマ、小説、アニメ
映画、ドラマ、小説、アニメのレビュー記事がメインです