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【ネタバレあり】『オーバーテイク!』第6話の感想!

【ネタバレあり】『オーバーテイク!』第6話の感想!


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年秋アニメの『オーバーテイク!』第6話を視聴した感想を書いたよ!

その慎重さを少しは普段からやれや!!!

 



あらすじ


©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会

決勝レース直前の小雨に、タイヤ選びで悩む小牧モータース。悠はそこで、あえてレインタイヤに変えない選択をする。悠の父親の事故は雨の日だった――。それを知り不安げな孝哉にも、人物写真が撮れるようになった孝哉自身を例に挙げ、「何かを乗り越えるのに理由や原因なんかいらない」と断言。だが、それでも孝哉は……。

©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会

前回の写真を撮影してからというもの、ポートレート撮影が出来るようになった眞賀。

悠もレースの予選では自己ベストを更新し、非常に調子が良いみたい!
眞賀は表彰台へ上がるのも遠くない未来であると確信しているみたいだけど、それはいつも言っているみたいwww

そんな中、決勝レース直前に雨が降り出す。

雨の時は専用のタイヤに履き替えグリップ力を高めるか、そのままのタイヤで走るかを決めなくてはならなくなった……。

 

悠や小牧親子たちはそのままのタイヤで走り勝負に出ようとするんだけど、悠の父が雨の日でクラッシュしたことを知った眞賀は頑なにタイヤを履き替えるよう悠に勧める……。

 

 


全体の感想・解説など


©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会

今までとは打て変わり、慎重な……いやナーバスな眞賀が見れた貴重な回だよね。

やはり、自身の体験や悠の父親のことを知り、神経質になっていたからこそ止めたんだんだと思うんだよね。

まぁ~普通にいい話なんだろうけど、あたしみたいなひねくれ者は「その慎重さを少しは普段からやれや!!!」と思って突っ込んでしまったのはここだけの話やねw

 

一方悠に関しては相変わらず運に左右され、中々思うような結果が残せていないよねぇ~。この運の要素に関して悠が報われる日は来るのだろうか……?

 

演出に関して一つ気になるのがラストのシーン。

春永がクラッシュし、そのシーンを撮影するか眞賀は葛藤するんだけど、ここで春永が眞賀の方を向くんだけど、眞賀はその時の春永の目から、かつて津波に流された少女の事が脳裏に過るんだよね。

この時、春永や少女は恨めかしい眼差しで眞賀のことを見ているんだけど、これは死にそうなこの瞬間を、助けることもなく、自身の作品としてシャッターを切られるという「自身の死を作品にされる」被写体の恨みをデフォルメして表現していていると思うんだよね。

ただ、ここで気になるのが、春永が無事であるということ。

もしこれが重傷で目すら開かないというなら、「ここで撮影することで、かつての少女と同じことしている自分に対する疑問」という演出意図であるとすんなり受け入れられるだよね。

しかし、春永が無事でありながら恨めかしい眼差しで眞賀のことを見てかつての少女を思い出しているとなると、この一連の演出は眞賀が見ている一種の幻覚、思い込みであるという解釈になるのかなぁ~と思うんだよね。

思い込みであるのなら、今後この問題を乗り越えられるのかな?

 

技術面で言うとレース中、濡れた路面用の溝があるタイヤの車両とない車両があって、ちゃんと描き分けているのが良かったね。当たり前だけど、手を抜いていない証だよね。

 


最後に

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