【ネタバレあり】『オーバーテイク!』第9話の感想!
【ネタバレあり】『オーバーテイク!』第9話の感想!
【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!
ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!
今回は2023年秋アニメの『オーバーテイク!』第9話を視聴した感想を書いたよ!
業界人は飯で黙らせるよなぁーw
目次
あらすじ
©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会
孝哉の自宅にあったメモを頼りに、東北にやってきた悠。偶然も手伝い、どうにか彼と再会するも、ここに来た理由を問うと「用事があって」とはぐらかされてしまう。その用事が終わるまで付き合おうと腹を決める悠。だが次の日。悠はなぜか孝哉に付き合い、様々な名所を巡ることになる。
©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会
眞賀の自宅にあった名刺からまどかの居場所を突き止めた悠。
その行先は宮城県だった。
悠は偶々眞賀が買い物をしているいる所を見かけて、見つけ出すことに成功したみたい。
悠は眞賀に色々聞くけど、眞賀はただただ質問をはぐらかす。いつまで宮城に居るのかも、その目的についてもお茶を濁すばかり。
そんな眞賀の様子を見て、悠は覚悟を決めて用事が終わるまで付き合うことにするんだけど、眞賀は悠を連れてただ、三陸の街を観光させて気を逸らせようとするんだよね。
でも、また人を撮れなくっている眞賀の力になりたいと思った悠は、眞賀の本質的な問題である「どうして人を撮れなくなったのか」について聞く。
眞賀は答えたくない様だったけど、悠が人物写真を撮らなくなった原因がバッシングによるものではないことまで見抜いていることを知り、あの写真の真実、12年前の厄災を語り出す。
全体の感想・解説など
解説
ついに、眞賀の写真が撮れなくなった原因が明らかになったよね。
東日本大震災の時、眞賀はたまたま宮城で撮影をして、そこで協力してもらっていたお爺さんのお孫さんがあの写真の女の子だったみたいだね。つまり、眞賀はあの少女のことをして知っていたみたいだね。
協力してもらっていた正三さんは気難しいお爺さんだったけど、眞賀のあの性格や撮影した写真みて打ち解けたみたいで、被写体の女の子“もも”と一緒に写真に写ったりするぐらいになっていたみたい。
そして、あの日眞賀は無事に高台にたどり着くんだけど、まだ逃げ遅れた人がいるんじゃないかとカメラを望遠鏡変わりにして人を探して見つけたのがももだったんだよね。
助けようにもどうしようもない状況の中で眞賀は、ただ無事を祈ってカメラで追うことしか出来ず、そしてももが津波に飲み込まれてしまうその瞬間まで見てしまったんだよね……。
以来、眞賀は人の肖像写真を撮ろうとすると、ももの「あの時助けてくれなかったの?」という目の事を思い出し、シャッターが切れなってしまったみたいなんだよね。
感想
いろんな意味で、かなり重すぎる……。
まず、眞賀の肖像写真が撮れなくなった理由がかなり考えさせられるよね。
眞賀の心情については察するに余りあるものがあるよね。
そして、この話の根底にはフォトジャーナルと社会に対する痛烈な批判があるよね。
フォトジャーナルは出来事の一部を写真で切り抜き社会に伝える訳で、その写真が出来事の全てを語っているわけではないんだよね。ハッキリ言ってしまえば写真は真実ではないんだよね。
しかし、残念ながら大衆の多くは「写真は真実を映すもの」だと考えているから、バックグラウンドがあることを考えず、写っている情報のみを正しいと思い込んでしまうんだよね。
そして、センセーショナルな画像であればあるほど、写真は煽動される人が多くなるんだよね。
眞賀が話していた『サイゴンでの処刑』は、「センセーショナルな写真はメッセージ性や訴求力の高い一方、その写真が独り歩きして社会を間違った方向に煽動してしまう」ことの象徴していて、それを自分(眞賀自身)が知っていても他者は理解してくれない悲しさを指していると思うんだよね。
このテーマ自体もかなりヘビーな内容だけど、それを東日本大震災に絡めて表現するとは、本編20分程度のアニメで取り扱うにはあまりにも重すぎる内容だよね。
重たい話が続いたので、軽い話題を一つw
業界人て自分に不利な時だったり、相手に厄介事を頼む時ってメチャクチャ飯食わせるんだよねwww
もし、業界の人と飯を食う時は厄介事を頼む時だから、話を聞いてから飯を食うようにするんやでwww
最後に
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