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【ネタバレあり】#好きめが 1話の感想!『好きな子がめがねを忘れた』

【ネタバレあり】#好きめが 1話の感想!『好きな子がめがねを忘れた』


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年夏アニメの『好きな子がめがねを忘れた』1話を視聴した感想を書いたよ!

この作画レベル劇場作品ですが???

 



あらすじ

クラス替えから3日。中学生の小村楓は、となりの席のめがねをかけた女の子、三重あいに惹かれている。ある日、めがねを忘れてしまい何も見えない三重さんを小村くんは必死にフォローするが、その距離間が近すぎて…?

©藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた


全体の感想・解説など


©藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

男子中学生の小村が、隣の席の女の子の三重に興味を持つんだけど、そんな彼女がめがねを忘れてしまい困っている所を助けるんだよね。ただ三重はどうやら相当の近眼のようで、めがねがないと何も見えていない!www

だから、教科書を見るにしても、顔を見るにしてもメチャクチャ近づけるんだよね!wwwww

いや、もうこれ視力いくつよ?www

そんな訳で、憧れの子からめっちゃ接近されるわけだから、男子中学生の小村にして見たらドキドキの連続!!www

この歳のころ男の子じゃ~好きな子に接近されたら、もう大興奮だよね!www

 


©藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

それにしても、この作品の作画のクオリティーメチャクチャ高いよね!

まず、全体を通してかなり写実的だよね!
キャラクター以外の要素、例えば鞄や壁、教科書なんかに関しては、本物っぽい質感で描かれているし、背景に至っては、ほぼ実写な様で凄いよね!

また、キャラの描写もレベルが高くてアップのシーンでは髪の毛の描写が細かいし、動きとかもかなりこだわって描かれているよね!また、瞳の書き込みもすごく綺麗だよね!

また、この冒頭のシーンのこのカット、滅茶苦茶すごいよね!
カメラのレンズのようなパースのついた表現や、かなり3次元的に動いている躍動感あるカメラワークがめちゃくちゃすごいし、キャラ一人一人の動作や髪の揺れなんかも丁寧に作画されているのがいいよねぇ~

しかも、これをなんと作画でやっているんだからハンパじゃないよね!!!!てっきり3DCGかなんかで撮っているのかなと思ったよwww

こんなレベルの高い作画は劇場作品でしか見られないよね!

 

ただここまでレベルが高い作画と写実的な表現をしているからこそ、残念に思ったのが光の差し方なんだよね。

校内で授業を受けているシーンがあるんだけど、物語的には4月の午前中、恐らく1時限目だと思うんだよね。また、作中の時計を見ても7時45分なんだよね。

だけど、外からの日の差し方が完全に冬場の夕方なんだよね。

まず、色合いがオレンジぽいんだけど、朝日がオレンジぽいのって日の出のすぐ後ぐらいで、そのあとは、白っぽい色になるんだよね。映画なんかだと爽やかな雰囲気にするために、あえて青みを足したりすることもあるんだけど、この作品ではオレンジが強すぎて夕焼けのような色合いになっているんだよね。

また、日向の向きも、窓に向かっている状態で右から差し込むような入り方をしているんだよね。

校舎って言うのは、日中光が入りやすいように、窓が南になるように設計されていることが殆どなんだよね。
ということは、この右から差し込む日差しというのは西に太陽があるということで、西日ということになるんだよね。となると時間との整合性が取れなくなるんだよね。

また、校舎の全景のカットをから考察すると、朝のシーンなのに後ろにあるマンションの窓がすべて日陰になっているだよね。そこから、マンションが南向きと仮定すると、この学校の窓の向きは東向きと仮定した場合、日の位置は南ということになるから、こんなにオレンジっぽい色にはならないんだよね。

「そんなこと、どうでもいいじゃん」と思うかもしれないけど、映像で物語を語る上で、5W1Hの「When(いつ)」を示すのに日の光は最も重要な要素なんだよね。
ここが不正確だと、今が何時なのかが不明瞭になるんだよね。
今回は差ほど重要な要素じゃなかったから、問題にはならないけど、物語の原則として5W1Hが不明瞭というのは、混乱を招く不親切な作品ともいえるんだよね。

もちろん、時間を示すなら時計とかで示す方法もあるけど、画面にデカデカと表示したら他の部分は見えなくなるし、フレームの一部に入れていたとしても、観客がその部分を見てくれるとは限らないんだよね。

一方、光は、演者が話していようが、他の被写体に焦点が当たっていても、そのシーンの間ずっーと画面の中にあるわけだから、長い時間そのシーンの時間に関する説明をしているわけなんだよね。だからここが狂うと、いったい今が何時なのかが分からくなるんだよね。

まぁーいずれにしろ、写実にこだわっている作品なのに、かなり初歩的で致命的なミスをしているとしか言わざる負えないから、かなりもったいないなぁ~と思ったよね。

 


最後に

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