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【ネタバレあり】『推しの子』10話の感想!

【ネタバレあり】『推しの子』10話の感想!


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年春アニメの『推しの子』10話を視聴した感想を書いたよ!

やっぱりかなはちょろかったwwwww

 



あらすじ

ジャパンアイドルフェス出演決定!そんなB小町に立ちはだかる『センターを誰にするか』問題。ルビーとMEMちょは、歌が上手いかなをセンターにしようと画策するが…!?

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

 


全体の感想・解説など


©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

過去の失敗から、歌に関してほぼトラウマ化していたかなだけど、その理由は制作した楽曲が全く売れず、周囲の期待に応えられなかったからというのは、とても責任感が強くて「かな」らしいよね~。

そんなわけで、センターになることに激しい抵抗を見せていたかなだけど、ルビーとMEMちょがあまりにも歌唱力が無さすぎて結局引き受けるんだよね!

やっぱりちょろすぎ!wwwww

しかし、JIFの当日、この生真面目さというか、芸歴が長い分色々な失敗をしている身としては、二人に同じ思いをさせたくないと思い、失敗できないと逆にプレッシャーを感じてしまうんだよね。

ここで、ルビーに新人アイドルなんだからと励まされて、プレッシャーが吹き飛ぶんだよねぇ~。中々良いストーリーなんじゃ~!

ただ、あたし的には最後のカットの「あたしは新人アイドル有馬かな」って言うのは、芸歴とか女優という肩書を忘れてアイドルとして新生したというより、「今は新人アイドルの役になりきるんだ!」と割り切り、その役を演じることを決意したってニュアンスなんじゃないか~っと思うんだよね。

アイドルとしての自分には自信が無いけど、役者として、アイドルの有馬かなを演じるという方が、この物語の趣旨である「この芸能界において嘘は武器だ」に通じるものがあると思うんだけど、同志諸君はどう解釈する?

 


©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

技術面で言うと、緊張しているかなとルビーが話しているこのシーン。
全体の引きのカットがあるんだけど、ドラマティックな仕上がりにするために、敢えて隙間から覗くような構図にしているんだよね。

ま、ここでの意図は覗いているように見せる、というよりフレームの上下を、切ることでテレビのアスペクト比(縦と横の比率)である16:9から横長の映画のアスペクト比でと同じ2.35:1、いわゆるシネマスコープサイズにするためなんじゃないかなぁ~とあたしは推察したね。

普通の人が見てもこの比率の差って「だからなに?w」って感じなんだけど、シネマスコープだと一気にドラマティックさが増すんだよねぇ~。

また単純に、上下に無駄な空間が生まれるから、隠すことで画が締まるって効果もあるんだよね~。

もうちょっと専門的な見方をすると、最近は作中でアスペクト比を変更するって手法は良く用いられるんだけど、あたし的には演出上の意味が特にないのにもかかわらず、画的な綺麗さの為だけにアスペクト比をコロコロ変えるのは、監督やカメラマンに良い構図で納める技能がないからだと思っていて、これに大反対なんだよね。また、見ている側も画的に都合が悪いからって、黒い帯が入ったり、無くなったりしたら、落ち着かないしね。

でも、このシーンでは、黒い帯を入れるのではなく、手前に前ボケで処理することで、演出的に違和感が無くアスペクト比を変更しているんだよね!これは中々良いアイディだよね!

 


最後に

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