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【ネタバレあり】#16bitAL 第8話を考察してみた! 『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』

【ネタバレあり】#16bitAL 第8話を考察してみた! 『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第8話があまりにも情報量が多く、考察する要素や情報整理が必要なところが多いから、個人的な解釈や考察をまとめていくゾ!



あらすじ

©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

ひょんなことからマモルがタイムリープして辿り着いたのは、1985年のエコーソフトという会社だった。社長の名前はエコー、アシスタントも飼い犬もエコー、どうやら美少女ゲームを作っているらしい。マモルはゲーム作りに誘われPC98を使用することを条件に承諾することにしたが、彼らは普通の人間とは何かが違うようで……?

©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

 


 

8話で気になった点

まずは8話を見て気になった描写について考えていくゾ!

実体が消えるのを止めた

タイムリープ後、守の実体が消えそうになっていたのをエコー1(社長)が腕に触れ、手首に文様を付けことで止めていたよね。

今まで、コノハがタイムリープ後に実体が消えるというのは無かったことを考えると、守のタイムリープはイレギュラー、コノハのタイムリープとは異なると思うんだよね。

また、この現象に対しての対応する能力があることからも、エコーはタイムリープに関しての知識や技術を知っている、何なら有している可能性があるよね!

 

何故かエコーは守を知っていた

自己紹介もしていないのに、守のことを知っていたことを考えると、1999年の守のことを1985年時点で知っていたということになる。

また2023年にもエコーたちは存在していて、5話のドーナッツ屋のシーンでコノハがタイムリープする様子をエコー2(社員の女の子)が見届けているんだけど、この時エコー2は1985年の姿と大差ないんだよね。

そう考えると、1985年にいたエコーたちも守と同様別の時間からやってきた可能性があるよね。
若しくは、彼らは未来に起こることを含めた全ての事象と知っている可能性があるよね。

この部分については、正直、現段階では分からないことが多いから、今後より具体的な描写が出てくることを待つしかないね。

 

建物の構造がまるで違う。

アルコールソフトの建物は1992年の時と違って、周辺には鉄骨があって、上部には光る箱のような構築物があったよね。

また、その内部は様々なものがディスプレイされていたけど、かなり映画『2001年宇宙の旅』っぽい感じだよねw

この部分が1992年にはないということは、エコーたちの物であるとみて間違いないけど、あの部分が宇宙船かタイムマシーンかは不明だよね。(両方の機能を兼ね備えているのかもしれないけど。)

 

「売っているゲームみたい」???

エコー1が守の手直しを見て「売っているゲームみたい」って発言しているけど、これって自分たちの作っているゲームを販売していたら、こういうセリフは出てこないんだよね。

このことからエコーソフトは販売を目的にゲームを試作していないことが、この発言そしてその後の展開から見て分かるよね。

おそらく、エコーたちは研究目的でゲームを作っているよね!

 

エコーたちが言っていた“想像力”とは?

エコー達は物語の終盤、想像力を理解するけど、これは普段使う意味での想像力でないことが明らかだよね。

恐らくここで言う想像力とは、何かを芸術作品を作るときの空想と言ったようなものだけではなく、人の心を動かす術や自身の感情そのものも含まれているよね。

 


 

全体の考察など

ここからは、ストーリー全体で気になるところを考察していくゾ!

 

Q.エコーたちは何者なの?
A.わからんけど、人外であることは確か。

正直、「結論、不明。」って感じだよね。

エコー達が付けている衣服のエンブレムや、宇宙服の演出とかから、恐らくは宇宙人の類なんだろうと、確証となる表現がないから断言はできないよね。

エコー達の正体についてはネットでも様々な憶測が飛び交っていて、宇宙人説、未来人説さらにはAI擬人化説など様々な説が飛び交っているよね。

AI擬人化に関しては、ひたすらよく似たものをブラッシュアップせずに量産するエコー1や、コスプレのフィードバックを求めるエコー2の働き方がAIっぽいってことで言い得て妙だよね。

ただ、メタ読みすれば宇宙人や未来人を表現するために、わざとAIっぽい働き方で表現している可能性もあるからちょっと違うかなぁっと思ったね。

 

Q.エコー達の目的はなに?
A.美少女ゲームの持つエネルギーの研究?

一方、エコー達の目的に関しては今回のお話の主題であり、難解な表現の中からでも明らかだったよね!

エコー達は「想像」についての話をしているから、「想像」について調べている様に見えるけど、本来は美少女ゲームの持つエネルギーについて研究するのが目的だとあたしは思ったかな。

具体的には

  • 美少女ゲームの持つエネルギーの原因の究明
  • 美少女ゲームの持つエネルギーの複製(作り方)

だと思うんだよね。

そして、エコー1(社長)はゲームの制作を担当し、エコー2は美少女について担当し、美少女ゲームのもつエネルギーがどのようにして発生しているのか、どうすれば高エネルギーになるのかを探っているんだと思うんだよね。

ちなみに、エコー2が良くカメラを回しているカットが多かったと思うけど、これは研究の過程を記録するための映像を撮影するためだと思うんだよね。

研究としてかなり丁寧にしているあたり、この研究自体がかなり正式なもの、恐らくこの美少女ゲームが持つエネルギーはエコーたちが元々いた世界ではとても重要なエネルギーなんじゃないのかな?

 

Q.美少女ゲームの持つエネルギーってなんだよw
A.コノハが言っていた精神論が、実は熱力学的エネルギーだったってことなんじゃね?

美少女ゲームの持つエネルギーっという発言を聞いて思いだすのは、コノハが良く口にする「美少女の力」だよね。

勿論コノハは、「エロゲーは人々を魅了し、元気を与えてくれる」とか「エロゲーをきっかけに人々が行動する」ことを指していて、基本的には精神的な話であったり時々経済効果などの社会的な効果を指しているんだよね。

ところがエコーたちは、美少女ゲームそのものに熱力学的なエネルギーが存在していて、それを調べているようだよね。

ここからはあたしの推測になるんだけど、このエネルギーは、美少女ゲームを制作する側の熱意と、購入したファンの熱意といった多くの人たちの「想い」に由来するものだと思うんだよね。

そして、エコー1は想像力がないエネルギーがあるゲームが作れないと言っていたけど、実際は、このゲームに対する熱意や想い、エコーの言葉で言うなら想像力が無いからゲームにエネルギーがないんじゃないかな?

 

Q.結局この話が、コノハたちに何の関係があるの?
A.これからコノハたちが作る10億円ゲームにはとんでもない力があるということ。

さて、守のタイムリープが意図したものなのか、偶然なのかは分からないけど(多分意図的)、この美少女ゲームのエネルギーと、守たちに何の関係があるのか?

これは間違いなく、これから作る10億円返済のために制作しているゲームに関係していると思うんだよね。

コノハやアルコールソフトの人たちの様々な想いが、沢山込められるであろう10億円ゲームには、測り知れないエネルギーを秘めていると思うんだよね。

そして、エコーたちがどのような存在かは分からないけど、少なくとも未来を予見する力(なんなら未来そのものを知っているかもしれない)があるから、そのゲームにある莫大なエネルギーを既に見積もっていて、そのエネルギーを欲していると思うんだよね。

エコーは、守が1999年に戻される直前に、守たちが作るゲームを支持しますと言っていたけど、これは完成することでその膨大なエネルギーが手に入るからこその応援なんだと思うんだよね。

 

それにしても、人の想いがエネルギーになるか……。

どこぞのインキュベーターみたいにあくどいことをしなければいいけどwww
……そういえば、7話でコノハが「コネクト」聞いていたなwww

 

小ネタなど

小ネタ

  • 守がタイムリープした瞬間雷が落ちるのは、ターミネーターのオマージュ?
  • 口元を歪ませながらアップ表現はエヴァのオマージュ?

この他のシーンなどにもあるパロディーオマージュシーンのせいで、この話自体がネタ扱いされやすいけど、ストーリー本編を読み解き時は小ネタと切り分けて考えたいところ。

  • 行方不明になっていたエコー2は帽子と3Dメガネから「科学万博つくば'85」に行っていたっぽい。

 

分からなかったこと

  • エコー2のコスプレの点数が0点だった時に叫んだセリフ。何度聞いても聞き取れなかった……。
  • 屋上でエコー1と守が話すシーンのカットインでエコー2が登場するシーンは2023年の可能性が高い。少なくともガチャガチャの機械が並んでいるシーンの筐体は現代の物。なぜ、このシーンが85年や99ではなく現代?
  • 屋上での会話シーン、犬のエコーも話す。何となく、エコー1よりも上位の存在っぽい。

 

最後に

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「東雲あかり」
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