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【ネタバレあり】『MFゴースト』第3話の感想! #MFG #頭文字D #86 #BRZ

【ネタバレあり】『MFゴースト』第3話の感想! #MFG #頭文字D #86 #BRZ


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年秋アニメの『MFゴースト』
3話を視聴した感想を書いたよ!

 

いきなり殴る女とは付き合いたくないwww

 



あらすじ


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

視界の効かないデスエリアを鮮やかに駆け抜ける86。MFG運営を務める史浩は、カナタのドライビングテクニックに、かつて共に戦った、ある男とマシンの姿を重ね合わせる。デスエリアを抜けたカナタは最終ストレートに差し掛かるが、ここで86より遙かにパワーに勝るライバル達のタイムが背後に迫り来る。フィニッシュラインに向けて、コンマ1秒の勝負に挑むカナタ。予選通過の15位に達することができるのか――!?

Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

霧の中を抜けて、いよいよラリーも終盤。
TOP15位にあと一歩のところまで来たカナタ。

だが、そんなカナタにもピンチが!

最終コースは直線の道。
直線のコースで、車が持つ圧倒的なパワーで速度を上げてきた他の選手に対し、カナタの乗る86では力が及ばない。

ここまで、圧倒的な速さを見せてきたカナタ。
果たして予選を通過することができるのか?!

一方、カナタがMFGに出場していることを知らなかった恋はカナタに対してある感情を抱き……。

 


全体の感想


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

いやぁ~前回がカナタがTOP15入りするかもしれないという期待でワクワクしたのに対して、今回はダメかもしれないという緊張感でハラハラしたよねぇ~!

前回と今回で、かなり話にメリハリがあって良かったよねぇ~。

 

また細かい描写ではあるけど、走行中のエンジンルームが見えるカット、あれかっこいいよねぇ~。

まず単純に絵としてかっこいいって言うのもあるんだけど、86のエンジンについてはあたし的にエモいと思う部分があるんだよね。

というのも、86はトヨタとスバルの共同で開発された車で、エンジンカバーには、それぞれの社名とトヨタの技術である「D-4S」の文字スバルの象徴「水平対向エンジン」の別名「BOXER」が刻まれていて、この部分を見るだけ「自動車メーカーの共闘!」って感じがして胸が熱くなるんだよねぇ~!!

ま、これで興奮している奴は相当マニアックだけどねwww

例えるなら劇場版で、過去全てのプリキ○アが集合するようなって言えばいいのかな?www

他にも、細かい描写ではカナタが良い感じに箸の持てない外国人の持ち方って感じで良かったかな~。

 

 

解説

86の弱点?

実はカナタが乗車している86の弱点としてパワー不足なところがあるんだよね。

「スポーツカーなのに力が出ないなんてありえるの?」っと思うかもしれないけど、あるんだよねぇ〜。

その原因はエンジンの排気量不足自然吸気エンジンで有ること。

細かい話は全部すっ飛ばし、排気量の説明をするとめちゃくちゃ長くなるのでググってもらうとして、ここでは排気量が大きいほど基本的にエンジンパワーは大きくなるってことを抑えてほしい。
軽自動車と大きめの乗用車、どっちが速く走りそうか考えるとイメージしやすいよね。

そして、86のエンジンの排気量は大体2Lで、現代の有名なスポーツカーと比べると小さめなんだよね。

有名な国内スポーツカー等と比べてみても

  • 相葉が乗る「NISSAN GT-R NISMO」が約3.8L
  • 同じ2ドアのクーペスタイルの「NISSAN フェアレディZ」が約3L
  • 同じトヨタ系列の「レクサス RC F」が約5L
  • 同じトヨタ系列でパトカーでもお馴染み「トヨタ クラウン」が約2.5L(ただしハイブリットだから、実際はもっとパワーが有る。)

と86の排気量が小さいのがわかるよね。
(その分税金が安いから維持しやすいのはここだけの話w)

もちろん、2Lのスポーツカーは他にもあるし、2Lを下回るスポーツカーも存在するけど、MFGは”リッチマンズレギュレーション”と揶揄されるぐらい排気量の大きい外車、更にはフェラーリやランボルギーニといったスポーツカーより更に上のスーパーカーと呼ばれるような車が多いレースだから、排気量が2倍位違っている車もあるんだよね。

また、排気量が小さくてもパワーを出す方法として、ターボやスーパーチャージャーといった過給器と呼ばれる装置を取り付けることもあるんだけど、86にはこの過給器もついていないんだよね。

つまり、排気量も小さくパワーを増強する過給機もない86はパワーにおいて圧倒的に不利なんだよね。

 

86の特性を生かしたストーリー展開

このパワー不足というのが最も顕著に表れるのが直線での走りなんだよね。

直線では基本ただアクセルを踏めば良いだけ(は暴論過ぎるけどw)だから、単純に車にどれだけパワーがあるかが大事なんだよね。

だからレース後半、直線の道でパワーが出ない86は徐々にタイムが伸び悩んでしまっているんだよね。一方他のドライバーたちは、ここぞとばかりに車のパワーで押し切ってタイムを稼ぐわけなんだよね。これがカナタの敗因に繋がるワケ。

 

……となると、じゃあなんでそんな非力なスポーツカーをトヨタが作ったのか。

実はこの86、コーナリング性能(曲がる性能)を重視して作られている車なんだよね!

実際、設計の段階から曲がりやすいように調整されているし、エンジンの非力さも曲がりやすくするために、あえて落としているんだよね。

実際パワーがある車って速度が乗りやすい分、曲がるときにスピードが出過ぎていたり、逆に減速しすぎたりすることがあって、その部分でミスがあるとロスタイムに繋がるんだよね。

一方、86はパワーが小ささと曲がりやすさで、コーナーでの操作に余裕があるんだよね。

 

さて、このことを踏まえた上で2話と3話を振り返ってみよう。

2話では峠道を走行し、カーブなどの”コーナリング”のシーンが多かったよね。
一方、3話もコーナー自体はあったけど、話の趣旨は”ストレート”での走行だよね。

これは、2話では86の利点に焦点を当て、そのコーナーでの強さを説明していて、3話では86の欠点に焦点を当て、ストレートの弱さを説明しているんだよね。

つまり、86の特性と欠点をこの2回で説明し、今後この特性が話の肝であることを視聴者に伝えているんだよね!

恐らくコーナリングで速くて、ストレートに弱いというのは、今後のストーリー展開で重要になってくるから是非覚えておこう。

 

それにしてもこの車の特性を映像的に語るテクニック、メチャクチャ凄いよね!

 


最後に

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「東雲あかり」
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