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【ネタバレあり】『U149』10話の感想!『アイドルマスターシンデレラガールズU149』【アイマス】【デレマス】

【ネタバレあり】『U149』10話の感想!『アイドルマスターシンデレラガールズU149』【アイマス】【デレマス】


【注意】この記事にはネタバレが含まれます!!!

ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!

今回は2023年春アニメの『アイドルマスターシンデレラガールズU149』10話を視聴した感想を書いたよ!

ロリマスなのに喫煙所のシーン凄すぎでしょwww

 



あらすじ

地道なSNS活動のおかげで少しずつ有名になってきた第3芸能課。アイドルたちも、応援してくれるファンのみんなのためにライブをしたくてやる気満々! なのに、曲がない。デビューまではなんて遠いことかとため息をついていると、Pが大慌てで駆け込んできて……満面の笑顔で差し出したのは、なんとみんなのデビュー曲!? 降ってわいた朗報に大はしゃぎの一同。しかし、モノゴトは一筋縄ではいかないようで……。

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

 


全体の感想・解説など


©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

色々良かった点が多かったけど、大人たちの駆け引きの描き方が凄いよねwww

前々から、この「おじさん表現」のリアルさについては各所で指摘されていたけど、その中でも今回はメチャクチャ良かったと思ったねぇ~。

まず、第3芸能課の楽曲が決まったね!SNSで少しずつ人気になって喜んだり、一方でデビューの兆しがなく落ち込んだりと一喜一憂していた日々も今回でついに終わり!
これでいよいよライブが出来ると士気が高まり、いざライブへ!

っと思ったんだけど、許可が下りない!
これには流石のプロデューサーもかなり強く抗議するんだけど、部長は小学生がアイドルをしているということで、リスクがあるから活動をそもそもさせたくないと考えているみたい。

次長はプロデューサーの気持ちも理解してはいるみたいだけど、自分たちの立場もあるから、部長の意見を遠回しに支持するしでプロデューサーの意見は誰も聞く耳を持ってくれないんだよね。

この喫煙所のシーンでは部長や次長の気持ちが、表情やセリフ、キャラの動き、そして声の演技からしっかり伝わって来たよねぇ~www
特に次長(メガネをかけた男性)については、心理をよく演出に落とし込んでいるんだよねぇ~。

先輩プロデューサーが助け舟を出した途端、次長は背中を向け「関わりたくない」って気持ちが表れている一方、部長とプロデューサーが衝突し始めたら、予算の話を振って当たり障りのない形でプロデューサーに諦めさせようとしたりと、その場を丸く収めようとしていたりするんだけど、もうその所作や言い回しがリアルすぎるwww

こういう所表現をリアルに描けるって言うのは、日ごろからそういう経験をしているのかね?www
ロリマスなんて言われているけど、ロリだけじゃなくおじさんについてもちゃんと注目したいところやね!

そして、そのあとアイドルたちが、喫煙所に押しかけてくるんだけど、ここで初めて第3芸能課のアイドルたちはプロデューサーの本来の仕事を目の当たりにすることになるんだよね。

普段から頼りないと思っていたし、デビュー出来ないのも、プロデューサーがしっかりしていないからだと思っていた第3芸能課のアイドルたちは、この一連の流れを見てそうでないことを知るんだよねぇ~。

でも、このことがきっかけて、自分たちに出来ることをしたいって思う気持ちが芽生えたのは良いことだと思うんだよね!

 

ちなみにだけど、この作品において「タバコ」は「大人の象徴」なんじゃないかなぁ~っとあたしは勝手に思っているんだよね。ここで言う「大人」というのは、もちろん単に成人という意味ではなく、「リアリスト」であり「リスクヘッジ」や「損得勘定」と言った政治的判断を行える人物って意味合いだね。

逆に吸っていない人は、良く言えば、情熱的な人、悪くいってしまえば大人の判断が出来ない人物ってことなんだよね。

そこに注目してみると、面白いことが見えてきて、今回は、部長と次長がタバコを吸っていて、先輩プロデューサーと第3芸能課のプロデューサーは吸っていないんだよね。

つまり、情熱的な第3芸能課のプロデューサーや先輩プロデューサーは、まだ大人に成り切れていないことを暗示しているんだよね。その上、大人側とプロデューサー側の対立をタバコという形で対比させてもいるんだよね~。これは非常に素晴らしい演出ですよ!

また、アイドルたちが喫煙所に入ってくるんだけど、ここにもこの演出意図が隠されていると思うんだよね。

喫煙所というのは、もちろん子供が立ち入ってはいけない場所なんだよね。また、アイドルたちが入った途端、煙たくてその場にいられなくなって出ていくんだよね。

これは子供だからたばこの煙に慣れていないから当然なんだけど、あたしはそれだけじゃないと思っていて喫煙所はプロデュース業務のメタファーで、子供が立ち入ってはならない領域であると暗示していると思うんだよね。

また、部長たちが子供が入ってきたことでタバコの火を消すんだけど、これもマナーとして消したって意味もあるけど、大人であることを隠す(ここでは第3芸能課をデビューさせたくないという意図って意味もあると思うんだよね。

こういう、小道具とかに色々な演出意図を乗せるってテクニック、あたしは大好きだねぇ~。恐れ入りましたwww

ま、こうは書いたけど、、これはあたしの脳内妄想に過ぎないんだろうけどねw

 

技術的な面も少し触れると、ライブシーンでは2Dと3Dの作画の両方を使っていたね!

正直モデルがあるなら、全部3Dでやってもいいと思うんだけど、可能な限り2Dで出来るところは2Dで描くことで、アニメ全体の作画の統一感を崩さないようにするって意気込みを感じたかなぁ~。

ま、それはさておき、プロデューサーが走って来たのを見て、みんなは何事かと思って挨拶が止まったのに対して、仁奈だけが空気読めず元気に挨拶するの、ホント分かってらっしゃるわ~~~www

 


最後に

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今のところほとんどアニメの記事である。

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