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叱られては、泣く毎日

叱られては、泣く毎日


研修が終わった次の日、私は点滴の勉強をしたメモをロッカーに忘れてしまいました。
そんなときに限ってプリセプターさんに、点滴の計算方法を聞かれた末、、、
「何で勉強してないの?ロッカーに忘れたってことは勉強してきてないのと同じだよ?昨日あれだけ言ったでしょ?」
と詰められ、半泣きの私。
 
そうです。私のプリセプターさんは、失敗に対して必要以上に詰めてくるのです。(私の苦手なタイプでした)
 
しかも、その詰め方に圧がありすぎます。
私のために怒るというよりは、叱るです。
まるで、プリセプターさんのイライラをぶつけられているようでした。
 
このときだけではありません。
食事介助で患者さんに声かけがうまくできなかったとき、ケアの優先順位がつけられなかったとき、根拠を持ってカルテに出来事が記載できなかったとき、処置の時間が間に合わなかったとき。。などなど、
 
聞こえないところで、こっそり注意してくれればいいのですが、なぜかいつも叱られるのは、みんなの前。つまり、ナースステーションのど真ん中や患者さんのベッドサイド。
 
叱る声を聞いている方も気まずいのに、申し訳ない。あぁ、私は何でできないんだろう。何でこんなに怒られなきゃダメなんだろう。
自問自答しながら、叱られているときに涙が止まらなくなりました。
泣きすぎて、同期や先輩に心配されるくらい。。
 
今思えば、そんなに自分を責めなくていいし、新人ならできないことがたくさんあって当たり前なのにな。と感じます。
まだ新卒で、社会に慣れていない私は、自分が出来損ないだ。存在価値がないと思ってしまったんだろうなと、振り返って思います。
 
叱られては、泣いて、自分の存在価値を否定してしまって。。。そんな日が続き、はや2ヶ月が経とうとしていました。
 
とうとう、ストレスが身体に影響してしまうのです。症状が現れたのは、とある休日の日。
 
私は、病棟から出された課題をしていました。
 

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🌷新卒3ヶ月で適応障害を発症した看護師。
💐現在看護師2年目
🌺転職と退職を繰り返す
適応障害サバイバーとしての体験記や現状について発信します!

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