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批評を楽しむ映画『シン・ゴジラ』批評

批評を楽しむ映画『シン・ゴジラ』批評


2016年に公開された映画です。
庵野秀明脚本・総監督、樋口真嗣監督。
リアルタイムで映画館に二回見に行き、今回Amazon Prime Videoでもう一回見ました。
 
海外版も含め、初めてまともに見たゴジラ映画でした。
モスラは子どもの頃に見に行った記憶があるのですが
ゴジラとかガメラは通ってきていません。
ウルトラマンとか仮面ライダーは普通に見てました。
 
もうね、文句なしでおもしろいです。
シミュレーション映画なんですよ。
現実の日本にゴジラが現れたら政府や自衛隊はどうするか。
東日本大震災が東京で起こったらどうなるのか。
人間ドラマ的な部分はほとんどない。それが完全にプラスに働いている。
筆者が好きなタイプの物語です。
現実世界に一つファンタジックな要素を入れ、そこから展開していく系です。
『デスノート』とか『トドメの接吻』とかね。
 
《ユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにか》
を筆頭に、あらゆるところで俎上に乗って
色んな人がそれぞれの視点で論じている映画なので
筆者が提示できる新たな論考なんかないんですけど、
既存の評論を読み比べられる楽しさはあると思います。
 

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ポップカルチャー評論家
専門分野は映画、ドラマ、小説、アニメ
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