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1964年1月22日 「この日発売の週刊少年サンデー(小学館)に藤子不二雄の国民的漫画『オバケのQ太郎』が連載を開始」

1964年1月22日 「この日発売の週刊少年サンデー(小学館)に藤子不二雄の国民的漫画『オバケのQ太郎』が連載を開始」


1964年1月22日、日本の漫画史において重要な節目となる出来事が起こりました。この日、小学館の週刊少年サンデーにて、漫画家藤子不二雄(藤本弘と安孫子素雄の合作)による国民的漫画『オバケのQ太郎』が連載を開始しました。この作品は後に、藤子不二雄の代表作の一つとして日本の漫画文化に大きな影響を与えました。


『オバケのQ太郎』は、ごく普通の家庭に住み着いたオバケが引き起こす騒動を描いたギャグ漫画で、その斬新なアイデアと笑いに富んだストーリーが多くの読者を引き込みました。作品は瞬く間に人気を博し、翌年の1965年にはアニメ化され、社会現象を巻き起こす「オバQブーム」が到来しました。これにより、藤子不二雄は「ギャグ漫画の藤子不二雄」として広く認知され、その名前は漫画界で輝く存在となりました。


『オバケのQ太郎』の漫画連載とアニメ放送は1967年に終了しましたが、その後も作品の人気は衰えず、1971年3月には続編漫画が連載を開始しました。同年9月から翌年12月にかけては、2作目のアニメシリーズ『新オバケのQ太郎』が放送され、ますますファンの心をつかんでいきました。漫画連載は1974年に終了しましたが、1976年まで読切作品が数本描かれました。特筆すべきは、漫画が最後まで藤本弘と安孫子素雄の合作であったことであり、単行本でのタイトルは『新オバケのQ太郎』であるが、連載時のタイトルは『オバケのQ太郎』であったことです。


1973年には、後日譚として藤本単独作となる『劇画・オバQ』が描かれ、作品の世界観が一層深化しました。1985年から1987年にかけては、3作目のアニメシリーズが放送され、その際には藤子による漫画の新作は描かれませんでしたが、風田朗ら他者が作画した漫画の新作が雑誌に連載されました。1986年と1987年には、劇場版新作映画が2作公開され、『オバケのQ太郎』は新たな時代でも多くのファンに支持されました。


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