iPhone 12 mini のカメラ性能を再確認する。そんで iPhone 15 がほしい気持ちを抑えてみる

iPhone 15 がほしい。
できれば望遠カメラも付いた iPhone 15 Pro がいい。

でもここで、一息付いて考えてみる。

iPhone 15 のカメラって言うほど進化してるのか？
いま使っている iPhone 12 mini でもカメラ性能は十分じゃないか？
不満に感じる場面はあるのか？？

iPhone 12 mini のカメラでどこまでできるか、再確認してみよう。

なお、掲載している画像は断りがない限り、ウォーターマークの追加とリサイズのみの加工となっている。

風景（旭橋より岩手山）

まずは岩手山がよく見えるスポット、盛岡市の旭橋での撮影から。

撮影倍率倍率は×0.5、×1、×2、×5の順番。
14mm、26mm、53mm、132mm

×3の倍率で撮るのは忘れた。
さすがに5倍ズームは、のっぺりしている。

ちなみにこの橋の中ほどには、「ふるさとの山に向いて言うことなし　ふる里の山は　ありがたきかな」と啄木の短歌が飾られてある。

逆光

続いて岩手大学 上田キャンパスにある北水の池にて、逆光のシーンを撮影した。

北水の池は農業教育資料館の東側にある、破砕転圧工法はさいてんあつこうほうを応用して作られた池だ。

この池はコンクリート等を使わず土だけで作られたにもかかわらず、ほとんど漏水がないのが特徴とのこと。

倍率は×0.5、×1、×2、×3、×5の順番。
14mm、26mm、53mm、80mm、132mm

3倍ズームから怪しくなってくるが、レタッチでギリギリごまかせそう。
5倍ズームは、やっぱり塗り絵画質になってしまう。

ラーメン

お昼は盛岡駅のフェザンにある、ラーメン柳家フェザン店にて。

柳家といえばキムチ納豆ラーメンが有名だ。
しかし、あえてそれではなく、フェザン店限定の本格担々麺「こまち」にした。

ゴマの香りが食欲をそそる。

麺は中太でモチモチとした食感がある。

店内はあまり明るくなかったが、いずれもそれを感じさせない写りだった。

ポートレートモード

ポートレートモードのテストと言えば、やはり彼岸花だろう。

（理由は分からないが、テスト撮影でよく被写体に選ばれているのを見る）

ところどころボカシに失敗している部分もあるが、ぱっと見、合格。自分としては許せるレベルだ。

カメラ仕様

iPhone 12 mini のデュアルカメラシステムの仕様を以下に挙げておく。

• 12MP 広角：26mm、ƒ/1.6絞り値、光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels
• 12MP 超広角：14mm、ƒ/2.4絞り値と120°視野角
• 2倍の光学ズームアウト
  • この表現が分かりにくいと思うんだよねぇ。ズームアウトってなんなん？ みたいな。
    広角カメラから見たら超広角カメラの焦点距離は約半分でしょ、ズームインではなくズームアウトだよね、ってことなんだろうけど。
• 最大5倍のデジタルズーム
• サファイアクリスタル製レンズカバー
• True Toneフラッシュとスローシンクロ
• Deep Fusion
• スマートHDR 3
• 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
• 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング（自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明（モノ）、ハイキー照明（モノ））
• ナイトモード
• パノラマ（最大63MP）
• 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
• レンズ補正（超広角）
• 高度な赤目修正
• 自動手ぶれ補正
• バーストモード
• 写真へのジオタグ添付
• 画像撮影フォーマット：HEIF、JPEG

所感

iPhone 12 mini のカメラ性能は、2024年でもまだまだ十分通用する。

日中の風景、飯テロ、暗所。いずれも想像以上の出来栄えの写真を描いてくれた。

しかし！　すべてのシーンで80点が取れたか？　と言えばそうではない。

特に望遠で撮りたい場面では性能不足を感じるときが多かった。

のっぺり塗り絵画質な写りは、昔のデジカメを思い出させられた。

と、いうことはだ。

iPhone 15 Pro に手を出しても後悔することはないんじゃないんだろうか、という気はするね。