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ナンバMG5【映画・ドラマ・アニメ・小説・その他レビュー集】

ナンバMG5【映画・ドラマ・アニメ・小説・その他レビュー集】


タイトル:ナンバMG5
演出:本広克行、品田俊介、森脇智延、佐々木敦規
脚本:金沢達也
主演:間宮祥太朗
出演:森本慎太郎(SixTONES)
 
2022年4月から始まったドラマです。
水曜10時の枠です。新ドラマ枠、というか、もともとこの時間ってドラマ枠だったですけど、何年か前にバラエティー枠になっちゃって、4月から復活する形ですね。
第一話のアバンタイトルまで見ました。
 
チーフ演出を担当するのは本広克行。
フジテレビの所属ではないんですが、フジテレビと番組を制作することが多くて代表作は『踊る大捜査線』です。ドラマ版ではチーフ演出、映画版では監督を務めています。
ほかにも『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』や『SP 警視庁警備部警護課第四係』、アニメだと『PSYCHO-PASS サイコパス』の総監督もやっています。
筆者的には実写映画版の『亜人』が好みで、この映画の監督も務めています。
ほかにもAKB48の『Everyday、カチューシャ』のミュージックビデオの監督もやってたります。
 
さて内容ですが、たぶんわざとノスタルジックな作りにしてますね。
ストーリーといい、演出といい、令和に作られたとは思えない。1990年代、平成初期くらいのドラマの雰囲気ですよ。
似たような内容で福田雄一監督の『今日から俺は!!』とか、EXILE TRIBEの『HiGH&LOW』シリーズとかあるわけですけど、意図的に被せにいってるんじゃないか。漫画的な画作りしたりアクションを売りにしたりしてるし。
 
ちなみにアクションは月並みです。
戦闘員同士が戦う『亜人』と違って、ヤンキー同士の喧嘩なので、演出として考えればやれる動きは限定されてきます。
ヤンキーなのにちゃんとした武術とかできちゃうのはおかしい。
それにしても退屈でした。
アクション監修として、朝倉海という本物の格闘家の人を入れているみたいですが、効果はなかったみたいです。
 

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ポップカルチャー評論家
専門分野は映画、ドラマ、小説、アニメ
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