最近、急に耳にすることが多くなった「メタバース」という言葉。
あなたはメタバースをどこまで知っているでしょうか？

本題へ入る前にひとつ断言しておきたいことがあります。
それは「人類はメタバースへ移住する可能性が極めて高い」ということ。

「は？何言ってるの？」

と思うかもしれませんが、その根拠をこれからじっくり話していきます。
そして本題へ入る前にもう一つ言っておくと、
メタバースはあなたの想像を絶する巨大産業になるので、
そこへ今から投資をしておけば、あなたもおのずと巨万の富を得られるでしょう。

おそらく一般人が急に耳にするようになったんのは、
あのGAFAの一角、Facebook社がいきなり社名を変更したことからだと思います。

Facebook社⇒meta社（メタ）

Fecebook社のマーク・ザッカーバーグCEOは次のように言っています。

メタバースは、社会のつながりの次なる進化です。
当社のビジョンはメタバースの実現です。
この未来への責任を示すために会社の名称を変更します。

metaホームページより

まだ何のことか、よく分からないと思います。
まずメタバースとは何か？単語としては…

meta：「超越した」「高次元」
universe：「宇宙」「銀河系」


この二つの単語を組み合わせた造語で一般的な解釈としては
「インターネット上に作られた仮想現実、仮想空間」を意味します。

つまりザッカーバーグCEOは
「これから人々は仮想空間の中で繋がり社会活動を行うようになる。
そのための場をFacebook社は創る責任があるので社名をmetaに変更する」

と言っているのです。これはmeta社に限ったことではありません。
マイクロソフト、Google、ディズニー、アディダスなど世界的な大企業が今、続々とメタバースへの参入を表明しています。

国内も例外ではありません。
任天堂やソニーはすでにメタバースへ参入しています。
さらに最近ニュースになったのは人材派遣会社のパソナもメタバースへの参入を表明したのです。

パソナのメタバース参入が何を意味するのかというと、
パソナは国内最大手の人材派遣会社です。
つまりパソナは「人々が仮想空間の中で働く未来」を創ろうとしているということです。

このようにメタバースと言えば今まではゲームのようなものを想像していた方も多いかと思いますが
もうそういうレベルを超えて人間の社会活動をすべて網羅しようとしているのです。

では一つずつ見ていきましょう。
まずメタバースを構成する要素は「3D」「アバター」「リアリティ」で成り立ちます。

3D

これは今のところ、下画像にあるような
ヘッドマウントディスプレイを付けて3D映像を映し出す形になります。
ただ、すでにメガネ型が開発されていて普段使っているメガネを
3Dメガネに付け替えるだけの気軽なものになるのは時間の問題です。

映し出される世界はすべて3D。
自宅にいながら架空の3D空間を体験できるようになります。
ユニバーサルスタジオジャパンへ行ったことのある方なら話は早いと思いますが、
ハリーポッターやスパイダーマンの世界をその場で体験できるような世界です。

アバター

メタバースの世界では、あなたそっくりの（全くの別人でもOK）アバターを作って、
それを3Dの世界へ映し出します。

これはニンテンドーの大ヒットゲーム「あつまれどうぶつの森」を
プレイしたことのある方なら分かると思いますが、
自分のアバターを作成して、そのアバターをゲーム内で操ります。

メタバースの世界では、そのアバターをもっとリアルに作り、
そのアバターを現実社会のように操作し社会活動を行うようになります。
これにより例えば3D空間で社内会議をしたり大会場でセミナーを行ったりしていきます。

リアリティ

メタバースの世界では、もう現実と仮想の区別が付かないほどリアリティがあります。
今はまだメタバースの入口ですので視覚や聴覚でしかリアリティは追求できていませんが、
近い将来、嗅覚や手の感覚もリアルに再現できるようになるでしょう。

そうなるとあなたは何をしたいでしょうか？

少しロマンチックなことを言えば
遠くにいる恋人とキスをしたりハグができるようになるかも知れません。

また事故や悲しい事件で身内を亡くされた方も
メタバースの中で再会できることも期待されています。
僕は個人的なことですが、15年前に亡くなった父親とお酒を飲んでみたいと思います笑。

では、こうした構成で何ができ、何が変わるのか？
結論から言うと「僕達の生活のすべてが変わる」と言えますが、
もっとも注目すべきはワーク（働き方）とショッピングです。
ここが変わることによって今の僕達の生活はすでに過去のものとなります。

SNS

まず小さな変化からお話しすると、SNSが変わります。
今のSNSは文字媒体が基本ですが、
メタバースのSNSは3D空間で直接会ってコミュニケーションを取るようになるでしょう。

誰かと話がしたいなと思えば、
3D空間へアクセスして自宅にいながら気の合う仲間と朝まで語り合うことが出来るようになります。
わざわざ交通機関を使ってみんなが集まる場所へ出向く必要はもうありません。

ゲーム

これは若者であれば割と想像しやすいかと思います。
これまでのゲームは、どれだけ技術が進化しても2Dの画面に映し出すまで。
解像度が上がって画像が綺麗になっても、それはあくまでも縦×横の画面の中での話でした。

メタバースの世界では、もう画面はありません。
戦争ゲームはまるで戦場に立っているかのように…
車のゲームはまるで本当にサーキットを走っているような感覚でゲームを楽しめます。
「感覚」というよりは「現実」に近いのがメタバースです。

ワーク

メタバースがもたらす最大の革命はここにあると思います。
ここは後程たっぷりとお話しますが、
メタバースによって僕達の生活の7割を占める「働き方」が劇的に変わってきます。

営業マンは仮想現実の中で営業を行い、
社内会議は仮想現実の中で行うようになります（もうすでに一部企業では取り入れています）
この時代の流れに乗れない企業は自然淘汰されることでしょう。

ショッピング

買い物もわざわざ店舗へ行く必要はなくなります。
メタバース上では実際に店舗へ行って商品を手に取ってみる感覚と同じように買い物ができるようになります。

これにより今までネットショップでの障壁となっていた洋服のサイズ感や自分に似合うか…
という問題もすべてクリア。
メタバース上で購入した商品が翌日自宅へ届くといった世界観が現実となります。

メタバースのイメージが少しはできたでしょうか？
早い話、メタバースとは、いま僕達が生きているこの令和4年の世界とは別なもう一個の世界。

そして、その世界は火星や月にあるのではなく
インターネットの中に仮想として存在しますが、
その仮想の世界が限りなくリアルに近づいたものだと思えばいいでしょう。

僕を含めた“おじさん世代”には、なかなか受け入れがたい話ですが笑…
メタバースの世界はもうそこまで来ていますので、しっかりついてきてください。

そして、僕がこのページであなたに伝えたいのは、
メタバースの世界には、とてつもない大きな利権がゴロゴロ転がっているということです。

ちょっと想像してみて下さい。
もし、あなたが今から明治時代へタイムスリップしたなら…
お金儲けするのは簡単だと思いませんか？

もし僕なら…借金をしてでも土地を買いまくります。
今でいう地主になることが出来るからです。
僕の友人にも一人いますが東京の一等地と山形県の一部の土地を持っている人がいます。
彼は先祖代々受け継がれてきたその土地を親から受け継ぎました。

彼はもちろん彼の親も生まれながらにしてすでに大富豪です。
なぜか？ご先祖様が大昔に土地を買っておいてくれたからです。

まだ、さら地の状態だった土地を安く買い値が上がったところで商社へ売る。
もしくはそのまま自分で土地を持ち続けて借地として貸し出す。
どちらにしても、とてつもないキャッシュを生み出すことが出来ます。

その規模は僕達がやっているネットビジネスやトレードとは桁が違います。
最低でも数億円、数百億円規模の事業です。

これと同じことが“今なら”メタバースの世界で出来ます。
これはすでに起きていること。
The Sandbox (ザ・サンドボックス)というメタバースがありますが、
ここで仮想空間の土地が売られているのです。

土地は有限で今はまだ売られていますが、
いずれすべての土地がプレーヤーに行き渡ると、
あとから参加した人達は土地が欲しくても新規で買うことは出来ず、
すでに所有している人から高値で買うか、借地するしかありません。
この「The Sandbox」にも有名どころの企業が次々と参入して土地の争奪戦が始まっています。

「じゃあ、今からじゃもう遅いね…」

と思うかも知れませんが、今のところ土地はどんどん増殖中。
一個でも手に入れておいた方がいいという意見もありますが、
出遅れた方も全然安心してください。

「The Sandbox」はメタバースの先駆け的な存在。
言うなればビットコインのような存在で、
あとからいくらでも同じような、そしてもっと優れたメタバースは出てきます。

ですので、そこは絶対に見逃さず取りに行く必要はあると思います。
そのための情報収集は絶対に欠かせません。
だから「The Sandbox」の価値ない土地を焦って買う必要もないかと思います。
まず、ここでは「こういうことが現実にリアルタイムで起きている」ということを知っておいてください。

メタバース儲けの可能性をひとつ紹介しましたが、まだまだこんなものではありません。
米投資銀行最大手バンク・オブ・アメリカは2021年12月のレポートで次の10年間で
「人々の生活を一変させる14の破壊的技術」の一つにメタバースを挙げています。

またモルガン・スタンレー社やゴールドマン・サックス社も
メタバースに最大限の関心があると発表しているほどです。

その将来性は最低でも100兆円産業になるとの声もあるし、
産業規模としては無限大で予想は不可能だとする声もあるほどです。

つまり、これはインターネット黎明期に匹敵する…
いや、現実社会が仮想空間へ移行するのだから、それ以上と言えるのだと思います。

では、先ほどの「The Sandbox」での土地購入の他に
どういったビジネスチャンスがあるのかいくつか見ていきましょう。

まずメタバース内での買い物にはすべて仮想通貨が使われますので
単純に仮想通貨を持っていることによるキャピタルゲインを得ることが出来ます。

現段階で有力なのは、なんと言ってもイーサリアムですが
先ほど紹介した「The Sandbox」内で使われるトークン（SAND）も生き残りをかけてくるでしょう。

他にも同じメタバースのプラットフォームである
ディセントランドで使われているトークン（MANA）も2021年には約600％も上げるなど勢いがあります。

こうしたメタバース内で使われる仮想通貨が
今後どんどん表れてきて、最終的には2～3つの通貨が使われるようになると言われているので、
そこへの投資は絶対に欠かせません。

仮想通貨だけではありません。
というか仮想通貨はメタバース利権のほんの一例であり、
いま現実社会にある商品やサービスは仮想現実へ打って変わってくることでしょう。

例えばファッション。
これも大きな産業になります。
メタバース内では“現実のあなた”の代わりにアバターが活動しますが、
そのアバターも他人と差別化を図り、他人よりオシャレでいようとします。
その心境は現実社会と変わりありません。

この画像はファッションブランド「ラルフローレン」が
メタバースプラットフォーム「Zepeto」とコラボしたものです。

このようにアバターに一流ブランドの服を着せることは、
もはやリアルの世界の「優越感」や「自己顕示欲」と何も変わりません。

ラルフローレンの他にグッチやバレンシアガ、
ナイキなどもすでに参入済みで、
この分野でもメタバースは大きな産業となるのは、もう間違いありません。

・メタバースの中で着る服
・メタバースの中で使うバック
・メタバースの中で履くスニーカー
・メタバースの中で使う腕時計
・メタバースの中で乗る車
・メタバースの中で乗るバイク
・メタバースの中で所有する小物類
・メタバースの中で住むマイホーム
などなど…

このように挙げればキリがないのですが、
こうしたところすべてに儲けのチャンスがあるわけです。
デザイナーになって儲けるも良し、アフィリエイターとなってメーカーの商品を売るも良しです。

冒頭、申し上げたように人材派遣会社国内最大手のパソナが
メタバースに参入したことは日本の雇用体系や働き方への分岐点となるでしょう。

いまはコロナ禍でリモートワークが叫ばれていますが、
コロナは単なるキッケカであり
人類はリアルの場で働く時代からメタバースの中で働く時代へ間もなく変わってきます。

すでに「メタバースの中で働く求人サイト」もあります。
この求人サイトではバーチャルフェスの接客が時給2000円ほどで募集されていたりします。

また有料のカウンセリングやバーチャルイベントの受付などで、
すでにリアルの世界の収入を上回る人も少なくありません。

最終的にはメタバースの中にオフィスができそこへ出社するようになるでしょう。
そして営業マンはメタバースの中で顧客に会い商談し契約まで行います。
社内会議もメタバースの中の会議室で行います。

こうなると簡単に想像できるのは「副業⇒複業」です。
お金を沢山稼ぎたい人は、今までのように一個の職業、仕事に留まる必要はありません。

マルチタスクで複数の仕事を同時多発的にこなすことが出来るので
月収30万円の仕事を10本持つなんてことも容易に出来るわけです。
なぜなら、メタバースの世界では自分のコピーをいくらでも作れるからです。

メタバースの定義には「仮想空間」という意味とは別に
もう一つ「仮想現実」があります。

それはどういったことかというと、
「その場へ行かなくても、まるでそこにいる感覚を味わえるということ」です。

冒頭「メタバースを構成する3つの要素」を説明しましたが、
その中の「リアリティ」がまさにここになります。

遠く離れた恋人と同じ部屋で過ごすことが出来るとか、
すでに亡くなってしまった人に、
会えるようになるといった例を紹介しましたが、
もっと身近なところで言えば、例えばアイドルやミュージシャンのコンサート。

インターネットでチケットだけを買って、
あとはメタバースの中の仮想現実へ！
これでもうコンサート会場へ行かなくても、リアルの場と全く同じ雰囲気を味わえることになります。

こうなると、いよいよ交通機関が必要なくなります。
特に飛行機。何時間もかけてハワイへ行く必要はもうありません。
自宅にいながらにして、ハワイを味わえるのですから。

それは今までのように動画を見て
「ハワイへ行った気になる」のではなく、
どこでもドアを使ってハワイへワープしたようなものです。

ZOZO創業者の前澤氏が宇宙へ行って話題になりましたが、
宇宙はもうロケットに乗っていく時代ではないかも知れません。
行きたいと思えばボタン一つで宇宙へ行ける時代になります。

好きなミュージシャンのコンサート、
国内海外旅行、宇宙旅行、恋人がいる場所、
離れて暮らす家族、天国などなど…
経済的、物理的にいけなかった場所へ誰でもいけるようになるのです。

もちろん「行ける」だけではありません。
その場で様々な体験をすることも可能となります。
子供の頃、戦隊シリーズを見て怪物と戦ってみたいと思ったことはないでしょうか笑？
それも、もう現実になりました。仮想現実の中で戦えます。

例えばこんなことも可能です。
子供の頃の「プロ野球選手になりたい」という夢。
ほとんどの人はその夢をあきらめてしまいましたが、
メタバースの中では夢が現実になります。
それどころか、一気にメジャーリーグへ昇格して大谷翔平選手と戦えるようになります。

プロボクサーになって世界戦へ挑みたいとか、
オリンピックへ出場してみたいなど、
そういった夢がメタバースの中では現実になります。
僕は一回でいいから国会へ出席してみたいですけどね笑。

ここまで説明したようにメタバースは、僕達の生活や人生観を一変させるほど革新的なテクノロジーです。
それはインターネットの出現時以上に大きなインパクトがあり、そしてそこに儲けのチャンスは山ほどあります。

そして、今はまだほとんどの人がそのチャンスに気が付いていません。
これって凄いことだと思いませんか？

あのFecebook社が社名を変えるほど確信した未来がそこにあるというのに、
まだ誰も気が付いていないのですから。

僕もここから5年間はビジネスをちょっと休憩して
メタバースの世界へどっぷりハマっていこうと思って今回、情報収集に命を懸けています。

ただ、ひとつ言っておかなければいけないこともあります。
先ほども少し触れましたが、メタバースの出現により「なくなるもの」も確実にあります。

例えばメタバースの世界で海外旅行が楽しめるような世界が来たらどうなるか…
僕たちにとっては気軽に海外旅行が楽しめる便利な世の中になりますが、
一方で航空会社や旅行代理店はどうなるか？

一部メタバースについていけない高齢者や古い価値観の人は
今まで通り利用するとは思いますのでゼロになることは当面ないと思いますが、
大幅に減るのは避けては通れません。

他にも極端に出歩くことは減るので、それに伴う産業は淘汰されていきます。
他はどうか？「まさか自分の仕事はなくならないだろう」と思ってる人も、
ここは想像力を働かせて「何がなくなるのか？」ということを真剣に考えてみて下さい。

これまでもテクノロジーの進化により無くなった仕事は山ほどありました。
昔はJRの改札口に切符切りのおじさんがいました。
電話番号案内（104）には大勢のスタッフがいました。

しかしテクノロジーの進化により今はもう一人もいません。
彼等だって当時は「まさか自分の仕事がなくなるなんて」と思っていたはずです。

昭和にはネットバンクやネット証券が無かったので集金業務の人もいましたし
証券の注文取りの人もいました。でも今ではそんな仕事考えられませんよね。

他にも繰糸工や織布工の職人が沢山いましたが
テクノロジーの進化と共に消えていきました。

このように永遠の続く職業なんてあり得ないということを前提に
メタバースで今の自分の職業は生き残れるのか…ということを真剣に考える時期です。

僕だって例外じゃありません。
今の仕事がいつまでもあるとは思っていません。

ずっと続く。永遠に無くならない。
そういった希望的観測は捨て時代に合わせていくことが重要だと思います。

だから、この教材はただ単にメタバースによる儲けを最大限にするだけではなく、
こうした時代の変化にどう付き合っていくか？
「仕事」「雇用」というものにどう向き合っていくか？
というところまで踏み込んで書かせて頂きました。

これからの時代、もっとも必要な一冊になる！
そう自信をもってお届け致します。