本記事の想定読者
・仕事選びに迷っている就活生
・やりたいことが見つからない人
周りの大人はブルーカラーしかいなかった
振り返れば子供の頃からパソコンをカタカタやっているアニメキャラが好きだったりした。
そのため小学生頃の調べもの学習でプログラマーについて調べたり、高校は貧乏でパソコンにほとんど触れたこともなかったのに電気電子工学科を受験した。
ただ田舎育ちの私の周りにはシステムエンジニアなどのホワイトカラー(ここではオフィスで働くような人の意図)おらず、母子家庭で母親はバスガイド、親戚も大工、工場勤務などで、身近でホワイトカラー?で働いている大人といえば教師くらいのものだった。
というのも私の地元では高校を卒業したら就職するのが当たり前で、就職先といえば家電量販店の店員や工場、本屋の店員などだった。
この人のようになりたいと思えるような大人もおらず、高校受験で電気電子工学科に落ちた私は普通科に入学し(高卒就職がメインの中、就職率の高い工学系は人気だった)貧乏ながら奨学金を借りて大学進学した。
長期インターンで仕事を知る
進学し大学3年生になった私は就職活動を意識し始め、初めて「インターン」に参加した。
よくある新規事業を考えてプレゼンするような内容だったのだが、そのきっかけから後日「長期インターン募集」のメールが届いた。
それまでアルバイトを50種ほど経験していたが、長期インターンでは社会人と同じようにオフィスで働きながらアルバイトのように時給がもらえると知り即応募した。そして私は1年ほどクラウドサーカス株式会社で働くことになる。
そこでは企業に電話をかけて商談のアポイントを取り営業にパスするインサイドセールスという営業寄りの仕事を経験した。
アルバイトのようなオペレーションメインの仕事ではなく成果が求められたため、アポイントが取れずに上司に若干詰められたりと悔しい思いもしたが、地道に働いていくことで粘り強さを培うことができたし仕事において創意工夫の余地が大きい分楽しむことができた。
なぜエンジニアになるに至ったか?
インターンを経験した私だったが、やりたいことは何か?の答えははっきりとでていなかった。
インサイドセールスの仕事は楽しかったが、数字のプレッシャーと求めてない人に対して無理にアポを取っていた経験も相まっていったん営業以外の仕事も検討しながら就活をしていた。
自分の知識、思考力が成果に結びつく仕事ということからコンサルティング会社やシステム開発の企業を中心に就活をしており、下記の理由から最終的IT企業に就職しました。
振り返ってみると前半の研修とか我ながらこすいですね、、完全に貧乏性です。
志望していたコンサルティング会社や私が入社したSIerは、正直同カテゴリーの企業ごとにやってることは大差ありません。
だが、現代で重要視されるITを学べて、比較的つぶしが効き平均年収700万を超える企業も多いためやりたいことがない学生が選びがちな企業群です。
結局、仕事として明確な「やりたいこと」を見つけることができず打算的に選ぶことになりました。
配属の結果システムエンジニアとして働くことになるのだが、自分の時間を「工数」として捉える働き方やシステム開発の工程、業務効率など学びは多かったし、ぜひおすすめしたいです!(結構勉強難しいので根性ある人には)
これから働く人に伝えたいこと
おすすめしたいのは確かですが、正直今でもいやだなと感じる部分はたくさんあります。
結局はどんな仕事でも楽しいところと嫌いなところが共存していて、トータルでどの程度好きか?という程度の違いしかないのかなと思います。
大学生の人に伝えたいのは、就活を通じて色んな企業を見て、就活できるのは当たり前のようでとても贅沢なことだということです。
高卒者というだけで受験企業の選択肢は限られますし、キャリアについて学ぶ機会も時間も多くの大学生より圧倒的に不足しています。
せっかく沢山用意された選択肢です。後悔のない仕事選びをしてください!
高校生で卒業後就職予定の方は、まずは目の前の仕事に全力で臨むことをおすすめします。そのうえで「転職」や「キャリア」に関する本をAmazonで調べて買ってみてほしいです。
高卒からでも仕事で成果を出して大手企業に転職した人もいますし、いろんな情報源がある時代です。悲観的にならずに情報を集め、より充実した仕事人生を送ってほしいです。
そしてできれば大学進学することをおすすめします。私はアルバイト付けでしたが、今は当時より給付型の奨学金も充実していますし進学し大卒資格を得るだけで確実に選択肢が広がるはずです。
大きな買い物なので、ぜひ親御さんと相談の上決めてください。(私は親の希望は無視して進学したのですが、一切後悔していません)
キャリアに関するおすすめ本を張りますので、興味ある方はぜひ読んでみてください
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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