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【ネタバレなし】『NieR:Automata Ver1.1a』1話の感想・レビュー!

【ネタバレなし】『NieR:Automata Ver1.1a』1話の感想・レビュー!


ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
今回は2023年冬アニメの『NieR:Automata』1話を視聴した感想を書いたよ!
圧倒的な映像技術と美しいキャラデザインがすごい!



あらすじ

西暦5012年。
<エイリアン>と称される生命体が地球侵略を開始。
人類が月へと逃れて以来、地上では人類が生み出した<アンドロイド>と、エイリアンが生み出した<機械生命体>による戦闘が、長きに亘り続いていた。
 
当機は、随行支援ユニット<ポッド042>。
11945年3月10日より決行される「第243次降下作戦」にて、<ヨルハ部隊>所属のアンドロイド<2B>の支援を担当する。
以降、同作戦にてヨルハ機体<9S>の随行支援を担当する<ポッド153>と共に定期的な任務の報告を行う。
©SQUARE ENIX/人類会議
原作は2017年に発売された大人気アクションRPGゲーム『NieR:Automata』(ニーア オートマタ)で、プレイしたことがないあたしでも海外のイラストとかコスプレで見たことがあるぐらい有名な作品!

また、番組の最後でマルチエンディングの発表があったけど、どーなっちゃうんだろ?!?!

マルチエンディングって、ゲームでキャラクターとかの好感度とか進捗状況によってエンディングが変わるってことだけど、これをどうやってアニメでしていくんだろ?!?!?


あかりチェックポイント

圧倒的な映像技術!


とにかく映像技術がすごい!まず機体が3DCGで描かれているんだけど、物の質感(テクスチャ)がメチャクチャリアル!

ロボットや機械などを3DCGで作画する自体最近では珍しくないんだけど、どんな作品もアニメっぽい質感になっているのが普通なんだよね。
これは背景とかキャラクターのデザインがアニメ調であるのに3DCGの部分だけがリアル志向にすぎると、浮いちゃう(雑コラみたいなる)からなんだよね。

一方この作品は、機体だけじゃなく背景なども3DCGにして、さらにテクスチャをリアル志向にすることで、全体的なバランスを取ったみたい!
特に戦闘シーンで、工場の機械を模した敵が現れるんだけど、実物を良く模して造られている上に非常にリアルな質感だから、アニメというより劇映画のように仕上げているんだよね!実際、あたしが見た時「劇場作品と間違えたかな?」って勘違いしたもんwww

そして、この副産物として、2DCGでは中々できないような、こだわったカメラワークもあって、映像としてすごくカッコよかった!

キャラクターデザインもすごい!

Aimer、『NieR:Automata Ver1.1a』OP曲担当+新シングル発売決定 ...©SQUARE ENIX/人類会議

2DCGの部分も3D負けず劣らずの素晴らしい出来上がり!
まず上の画像を見て欲しいんだけど、キャラクターが美しすぎる!
もちろんビジュアル的な美しさもあるけど、作画としてもすごく綺麗!
もちろん、上の画像は顔のアップだから綺麗なのは当然かもしれないけど、全身とかが映る他のカットでもこのレベルの美しさをキープしているんだよね!

また上でも話した通り、基本的に2Dと3Dって同じ画面にあると浮いちゃうんだけど、この作品では2DCGで描かれたキャラクターが浮かないようにちゃんと設計されているんだよね!
だから、3Dで作られた緻密な背景と2Dの美しいキャラクターの両方が同じ画面にいても違和感ないどころか3D、2Dの両方の利点が生きた非常に映像として映える作品になってる!

あたしは基本、作画の良し悪しで作品を評価することはしないんだけど、これに関しては加味しなきゃならない!


感想

映像技術の面においては非常に高いレベルで、この力量の作品をお目にかかれることはあんまりないんじゃないかな?そういう意味では一度見ておきたい作品かも。
また、戦闘シーンがとにかく派手でアクション系の表現が多く、作品の方向性を示す第1話としては上々だったと思う。

ただ残念なところは、セリフ回しで損をしているところが目立つかなぁ
キャラ、特にポッドのセリフが、現在の状況を説明しすぎていて冗長になっちゃっているのが残念。ポッドに関してはオペレーター的な役割を担っているから、ある程度状況説明をするのは仕方がないにしても、既に視聴者が認知している情報を長々と説明するのは、たとえキャラ性であったとしても、くどさを感じてしまうかな。

このセリフのト書き(台本などで状況を説明する時に書かれている文章の事。)っぽさが無くなったら、完全無欠の作品と言えるレベルの作品になるんじゃないかなぁと思う。

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