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大きな筋肉を温めると快適。

大きな筋肉を温めると快適。


寒さ対策をする時期ですね。
冬の正念場です。

今回は『積極的に温める』ことについてです。

十年に一度の寒さだなんて言われていますね。
その言葉でより一層身体に力が入ってしまいます。

気温が下がることで身体にどういった影響があるのでしょう。
人体は最優先に内臓を守ろうとします。内部の体温を維持するために、抹消への血流を減少させるんですって。
手足が冷たくなるのは外気の影響もありますが、人体の仕組みがそうさせているんですね。
生命を最優先させる人体の仕組みも慢性的になると困ったことになるのです。

寒さが先か?血行不良が先か?

内部体温を維持するために血流を減少させるのには自律神経が関係しています。交感神経優位になり血管を収縮させるわけです。外気温の低下で一時的に血行不良となっても、対策をしてサバイバルモードから抜け出せば問題はありませんよね。ですが、この現象は気温の低下以外でも起こります。

ホルモンバランスの乱れや慢性的なストレス反応によっても、身体はサバイバルモードになりますね。寒さがストレスにもなり得ます。
寒さで血行不良になる状態が、ホルモンバランの乱れを大きくすることもあります。

原因と結果のイタチごっごのような状態に陥る可能性が高いのが冬だと思います。

具体策は『使い捨てカイロ』で温める

人工的な温熱の力を借りると、ますます身体が弱くなるのではないか?そう思われる方も多いと思います。寒さ対策と体力づくりは別々に実践するといいでしょう。実際のところ、これらは別物です。
温かい飲食をとったり入浴をしたり、方法はさまざまです。飲食と入浴以外の時間帯をどう温めるかが肝です。身体を動かすのも大切です。では動かさない時間帯はどうするのか?

躊躇することなく、貼るタイプの使い捨てカイロを使うことです。

家事をするとき、授業中、読書中、デスクワーク中、立ち仕事や外回りでも。いつでも使うことができます。使い方のコツは、大きな筋肉の場所に貼るということ。
私がよく貼る場所は『太ももの内側』です。デスクワーク中心の仕事をしています。下半身の冷えが悩みでした。終業の頃には脚全体がこわばり、特に足首から下が痺れるような感覚になっていました。この冬から対策して、今のところ痺れるほどの違和感は起きていません。(寒い環境でのデスクワークなので、ひざ掛けは引き続き使っています。)

身体にとって『冷え』は非常事態

全身張り巡らされている血管。全ての細胞に栄養を届け、鮮度を保つために血液は流れ続けます。その大切な機能の一部を抑制してまで対策を実行する人体。冷えというものがどれほどの脅威であるかをうかがい知ることができます。

温めましょう。積極的に温めましょう。
同時に身体を動かしましょう。なにも“ヨガ”や“スポーツ”でなくていいのです。普段とは違う動きや屈伸でもいいと思うのです。力が入っている場所や凝っている場所をほぐすのも役立ちます。今すぐできることから始めましょう。いちばん重要なことは『始める』ということなのですから。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
引き続き、心身の健康管理について学びと実践を交えて投稿していきます。

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冬になると心身共に不調になるのを繰返してきました。
2022年の終わりごろ、これは繰り返していいものではないと一念発起。
“冬の心身不調”と正面から向き合うことにしました。その経過をここに残していきます。

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