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もっと積極的にPRを!NHKドラマ『お別れホスピタル』批評

もっと積極的にPRを!NHKドラマ『お別れホスピタル』批評


2024年に放送されたNHKドラマです。
全4回で、1回は50分です。
 
『透明なゆりかご』と同じ座組です。
原作、沖田×華
脚本、安達奈緒子
チーフ演出、柴田岳志
『透明なゆりかご』が産婦人科を舞台にしていたのに対し
こちらは「末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、在宅の望めない人を受け入れる療養病棟」(公式ウェブサイトから引用)が舞台。
終末医療の話ですね。
命の始まりを描いた『透明なゆりかご』とは反対に、
命の終わりを描くのが本作。
……という注目度の高い内容なんですが
例によってNHKは大きなPRはせず、
筆者は第一話を本放送では見逃し、再放送で見ました。
積極的に宣伝すれば、見る人もっといると思うんだけどな。
 
『透明なゆりかご』が全10回だったのに対し
こちらは全4回。
原作が連載中なのでそこへの配慮かもしれませんが
内容的にもっと膨らませられる箇所がいくつもあったので
物足りない感じは拭えませんね。
サブエピソードの配置は、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』をやった
安達奈緒子なだけあって見事な塩梅なんですが。
 
たまたまですが、同じクールでフジテレビでやっている『春になったら』も
終末医療の話だったりします。
こちらは患者目線の物語と言ったところでしょうか。
併せて見ると楽しめると思います。
 

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ポップカルチャー評論家
専門分野は映画、ドラマ、小説、アニメ
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