アニメ作品評価観点と点数について
アニメ作品評価観点と点数について
ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
ライターの東雲あかりだゾ!
今回はこのブログで作品を評価していく時の基準について書いていくよ!
以前書いた記事『あかりがアニメを見る時に注目しているところ』を修正した記事だから、気になる同志は読んでみてな~。
目次
概要
あたしが映像作品を見る時は、脚本、演出、(映像)技術、音楽(劇伴)の4点を注目して評価するよ!
各ポイントで良いと思うところがあったら加点する方法にしているよ。
作品を見る時のポイント
脚本
脚本の本来の意味はストーリーやセリフを示した本のことを言い、シナリオとか台本とか言ったりするね。
ここでは、ストーリーやセリフ回しと言った点のことを指すよ。
脚本で注目するの下記の点だね!
- 現実世界に強く訴えかけるような強烈なテーマがあるストーリー。
- 人物の葛藤や成長などの人間ドラマが描かれてる。
- 現実の人でも同じような行動をするリアルな人物描写がなされている。
- そのキャラクターの年齢や時代背景を反映したセリフ回し。
- 為になる情報が詰まっている。
- 笑える面白さがある。
- シーンの随所に、今後の展開を匂わせるストーリーを理解するためのヒントが隠されている。(いわゆる伏線)
特に上の2つはアニメのストーリーに限らず、あらゆる分野の脚本に求められるものだから、これらがちゃんとできていれば、名作アニメの可能性が高いんだよね。
演出
ここで言う演出とは、ストーリーを映像的に説明(表現)するための手法を指すよ!
演出で注目する点は下記の点だよ!
- ストーリーを的確に表現した秀逸なフレーミング。
- 小道具や背景などからストーリーが読み取れる。
- 視聴者に知識が無ければ理解できないが、あると非常に理解できる演出。(オマージュ、パロディも含む)
- 登場人物の内面などを斬新な手法で表現している。
- 次週への興味を惹かせる終わり方をする。
- 最終回終了まで、全く展開予想できない。
- その他、映像作品として今後の参考になると判断できる表現。
演出とは映像に関わるすべての要素を指すから、ここに記している点以外で評価できる点があれば演出として評価することもあるね。
(映像)技術
アニメにおいて技術というと作画の綺麗さを評価することが多いけど、このブログでは、あえてその点に関しては評価に加味せずキャラやモノなどの動き良さに注目しているよ!
映像技術で注目する点は下記の点だよ!
- アニメーションならではのデフォルメされた動きを表現している。
- 最新鋭の映像技術を用いて、より高品位な映像体験が出来る。
- その他、映像技術の領域において、他の追随を許さない極めて高いクオリティで制作されている。
映像技術に関しては、作風やストーリー、演出などの観点から、その表現が良いかを判断すべきであると考えているから、厳密で画一的な評価基準を設けない方針にしているよ。
音楽(劇伴)
あたしはあまり音楽は詳しくはないから音楽理論的なことは言えないけど、映像演出の観点から音楽を語るなら、作品にあった劇伴が作曲されていたらいい劇伴ってことだね。
その前に豆知識として一つ。
劇伴とはサウンドトラックの事で、よくBGMっていう人がいるけど、これには厳密な違いがあるんだよね。
- 劇伴:シーンを盛り上げるために編集時につけられた音楽。作品の世界では流れていない。
例 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のヤシマ作戦の会議シーンで流れている曲。- BGM:シーンの環境音として流れている音楽。作品の世界で流れている。
例 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のミサトと加持が居酒屋での食事シーンで流れている歌謡曲。
つまり、アニメで流れている曲の大半は劇伴ということになるね。
音楽(劇伴)で注目する点は下記の点だよ!
- 作品のテーマなど背景となる事情を考慮して作曲されている。
- リフやメロディーに象徴的なフレーズがあり、耳に残りやすい劇伴。
- ほかの作品などでも使いたくなるような劇伴。
OPやEDの曲については、「ストーリーと映像表現の良さ」だけに注目して評価したいという点から、あえて評価には加味しないことにしているよ。
評価の仕方
評価する時は、原則次の通りに行うよ!
- 基本的に評価はシリーズを通じて行うよ!
(1期2期で区別しない。ただし、作品の性質が前期と異なるときや評価が大きく異なる場合はこの限りではない。) - 評価項目4点の中で、良いと思うところがあったら★が増えるよ!
- ★の最大は5つ。
ここでは、参考までに目安となる点数(100点満点)も書いていくよ。
星ごとの評価
★(39点以下)
あかり的に惜しいなと思った作品。脚本や演出に不満を持ったり、流石に看過出来ないレベルの作画崩壊が発生した等、クオリティの面で残念なところが多くあった作品。
★★(40~59点)
あかり的に普通に見てられる作品。但し、視聴本数が多い人や、制作が想定している層以外の人にとっては退屈に思う可能性がある。
気になっているのなら数話見てみると良いかも。
★★★(60~79点)
娯楽作品として楽しめる良い作品。
ブログの作品紹介とかでおすすめに掲載する作品。
気になっているのなら見るべき作品。
★★★★(80~94点)
死ぬまでに見て欲しい名作。
娯楽作品として楽しめるだけでなくクオリティが非常に高い作品。
通常評価では事実上の最高得点。
★★★★★(95~100点)
あたしにとって映像史の1ページになるような最高傑作(マスターピース)。
あかり的に数年に1本有るか無いかというような伝説的作品で映像史の1ページとして語られると考える最高傑作。映像系クリエイターにとって見習うべき点が多い作品。
最後に
今後あたしが作品を紹介する時は、この基準に沿って紹介していくよ!
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