ステンドグラスをつくるボードゲーム【サグラダ】で遊んでみた!
ステンドグラスをつくるボードゲーム【サグラダ】で遊んでみた!
今回は、ステンドグラスをつくるという斬新なボードゲーム【サグラダ(SAGRADA)】についてご紹介します!
知りたい情報がある人は、目次からどうぞ!
箱の中身はこちら!
①窓枠プレイヤーボード×4
②ラウンドトラック×1
③窓パターンカード×12
④説明書×1
⑤共通目標カード×10
⑥個人目標カード×5
⑦道具カード×12
⑧恩寵(おんちょう)トークン×24
⑨スコアマーカー×4
➉サイコロ×90(赤・青・緑・黄・紫それぞれ18個ずつ)
⑪きんちゃく袋×1
まず、遊ぶ前の準備方法を説明します。
1.遊ぶプレイヤーの人数分、窓枠プレイヤーボード×1・窓パターンカード×2・個人目標カード×1を用意する。
(写真は2人で遊ぶ場合に用意する個数)
2.窓パターンカード2枚のうち1枚選ぶ。
さらにそのオモテかウラどちらを使うか選び、選んだ方を上にして窓枠プレイヤーボードに差し込む。
3.窓パターンカードの右下にある難易度レベルと同じ数の恩寵(おんちょう)トークンを各プレイヤーに渡す。
4.使用する共通目標カード・道具カードをそれぞれ3枚ランダムに選び、オモテにして置いておく。
ウラ面
オモテ面
5.サイコロ90個をきんちゃく袋に入れる。
6.ラウンドトラックを置き、スコアマーカーを隣において、準備完了。
次に、遊び方を説明しますね。
1.きんちゃく袋からランダムにサイコロを取り出す。
取り出す個数は、「プレイヤーの人数×2+1」個。
この時、きんちゃく袋を持っている人を「スタートプレイヤー」と呼ぶ。
2.取り出したサイコロを振る。
振られたサイコロを「ドラフトプール」と呼ぶ。
3.スタートプレイヤーから順に、以下の2つの行動を任意でとることができる。(両方、片方、またはどちらの行動もとらなくても良い)
・ドラフトプールからサイコロを1つ選び、自分の窓枠プレイヤーボードのくぼみに規則に従ってはめる。
・恩寵(おんちょう)トークンを消費して、道具カードを1つ使う。
4.手順3を各プレイヤーが1回ずつし終わったあと、最後のプレイヤーから再び手順3を行う。
以下の画像は、プレイヤーが3人いるときの順番を示す。
5.各プレイヤーが手順3を2回し終わったあと、ドラフトプールに残ったサイコロを、ラウンドトラックのラウンドの場所に置く。
6.スタートプレイヤーを別のプレイヤーに変え、手順1~5を再び行う。
これを合計10回繰り返したらゲーム終了。
得点計算をする。
得点の計算方法
1.ラウンドトラックの上に置かれているサイコロを取り、ラウンドトラックをウラ返す。
スコアボード上に自分のスコアマーカーをのせ、それを移動させながら、以下の手順2~5の計算をする。
50点を超えた場合は、スコアマーカーをウラ返してラウンドトラックの1に戻す
2.各プレイヤーは、自分の個人目標カードに描かれた色のサイコロの出目を合計する。
合計した数だけ、得点を獲得する。
3.個人目標カードに書かれた条件を満たした回数分、得点を獲得する。
4.あまった恩寵(おんちょう)トークンがあるなら、「その数×1」得点を獲得する。
5.窓枠プレイヤーボードにサイコロが置かれていないくぼみがある場合、「くぼみの数×1点」得点を失う。
6.手順2~5の得点を合計して、得点の一番高かったプレイヤーが勝利です。
窓枠プレイヤーボードにサイコロを置く時のルール
・最初に置くサイコロは、窓枠プレイヤーボードの辺、または角に置くことができる。
・2個目以降のサイコロは、最初に置いたサイコロの周り(タテ・ヨコ・ナナメ)に置くことができる。
・窓パターンカードに色や出目が描かれている場合は、その色・出目のサイコロを置くことができる。
例えば、黄色の場所には黄色のサイコロ、6の目が描かれている場所には6の目のサイコロを置くことができる。
・既に置かれているサイコロのタテ・ヨコに隣接するサイコロは、置かれているサイコロと同じ色・同じ出目のサイコロは置くことができない。
(ナナメに隣接している場合は、同じ色・出目でも置くことができる)
その理由は、サイコロを置く時のルールに、
「窓パターンカードに色や出目が描かれている場合は、その色・出目のサイコロを置くことができる。」
「既に置かれているサイコロのタテ・ヨコに隣接するサイコロは、置かれているサイコロと同じ色・同じ出目のものを置くことができない。」
というものがありますが、これは言い換えると、
「パターンカードに色や出目が描かれている場所にサイコロを置きたければ、そのタテ・ヨコにはそれと同じ色・出目のサイコロを置くことができない」
ことになります。
上の写真の白×で示した場所には、ルール上、6の目のサイコロを置くことができます。
しかし、そこに6の目のサイコロを置いてしまうと、肝心の6の目の描かれている場所にはサイコロが置けなくなってしまうんですよね。
なので、色やサイコロの出目が描かれている場所を埋めたい場合は、その場所の上下左右にも注意して、ゲームを進めなければなりません。
与えられた情報から置けるサイコロを推測しつつ、くぼみを埋めていく。
このゲーム性が、数独に似ていると思いました。
数独が得意な人は、サグラダも得意かもしれませんね。
ゲームに慣れていない人は、難しいことを考えずに出てきたサイコロをパターンカードに沿って当てはめていくのも良いです。
しかしそのようにサイコロを置いていくと、ゲーム後半に様々なことが障害になってサイコロが置きにくくなるんですよね。
そうなったときは、視野を広げてみると良いですよ。
そうすれば、
「道具カードを使えばまだ置ける。」
「あのサイコロが出れば、くぼみに当てはめられる。」
など、様々な気づきがあるかもしれません。
打開策を思いつくと、気持ち良いですよ。
色鮮やかなサイコロをたくさんころがす、という経験も、ありそうでなかなかないことなので新鮮に感じました。
サイコロをころがした時の「コロコロ」という音がクセになりますよ。
ゲームが終了した後に、サイコロの埋まったプレイヤーボードを眺めるのも楽しいです。
サイコロの組み合わせによるグラデーションがプレイヤーによって変わるので、センスの良いステンドグラスを見つけられるかもしれませんね。
多人数で遊ぶ時のルールで1人2役になって遊ぶのも良いし、1人用のルールで遊ぶのも良いですよ。
1人用のルールを簡単に説明すると、ゲーム終了時に決まる目標点数より自分の合計点数が高ければクリアです。
実際に1人用のルールで遊んでみましたが、意外と難易度が高くてやりごたえがありますよ。
ルールは少し複雑ですが、ステンドグラスをつくるという斬新なコンセプトで、数独のように考えさせられるボードゲームでした。
皆さんもぜひ、遊んでみてください!
知りたい情報がある人は、目次からどうぞ!
サグラダの内容
サグラダの商品は、こんな見た目です!箱の中身はこちら!
①窓枠プレイヤーボード×4
②ラウンドトラック×1
③窓パターンカード×12
④説明書×1
⑤共通目標カード×10
⑥個人目標カード×5
⑦道具カード×12
⑧恩寵(おんちょう)トークン×24
⑨スコアマーカー×4
➉サイコロ×90(赤・青・緑・黄・紫それぞれ18個ずつ)
⑪きんちゃく袋×1
サグラダの遊び方
サグラダは、サイコロをルールに従ってボードに当てはめていき、高得点を稼ぐことが目的のボードゲームです。まず、遊ぶ前の準備方法を説明します。
1.遊ぶプレイヤーの人数分、窓枠プレイヤーボード×1・窓パターンカード×2・個人目標カード×1を用意する。
(写真は2人で遊ぶ場合に用意する個数)
2.窓パターンカード2枚のうち1枚選ぶ。
さらにそのオモテかウラどちらを使うか選び、選んだ方を上にして窓枠プレイヤーボードに差し込む。
3.窓パターンカードの右下にある難易度レベルと同じ数の恩寵(おんちょう)トークンを各プレイヤーに渡す。
4.使用する共通目標カード・道具カードをそれぞれ3枚ランダムに選び、オモテにして置いておく。
ウラ面
オモテ面
5.サイコロ90個をきんちゃく袋に入れる。
6.ラウンドトラックを置き、スコアマーカーを隣において、準備完了。
次に、遊び方を説明しますね。
1.きんちゃく袋からランダムにサイコロを取り出す。
取り出す個数は、「プレイヤーの人数×2+1」個。
この時、きんちゃく袋を持っている人を「スタートプレイヤー」と呼ぶ。
2.取り出したサイコロを振る。
振られたサイコロを「ドラフトプール」と呼ぶ。
3.スタートプレイヤーから順に、以下の2つの行動を任意でとることができる。(両方、片方、またはどちらの行動もとらなくても良い)
・ドラフトプールからサイコロを1つ選び、自分の窓枠プレイヤーボードのくぼみに規則に従ってはめる。
・恩寵(おんちょう)トークンを消費して、道具カードを1つ使う。
4.手順3を各プレイヤーが1回ずつし終わったあと、最後のプレイヤーから再び手順3を行う。
以下の画像は、プレイヤーが3人いるときの順番を示す。
5.各プレイヤーが手順3を2回し終わったあと、ドラフトプールに残ったサイコロを、ラウンドトラックのラウンドの場所に置く。
6.スタートプレイヤーを別のプレイヤーに変え、手順1~5を再び行う。
これを合計10回繰り返したらゲーム終了。
得点計算をする。
得点の計算方法
1.ラウンドトラックの上に置かれているサイコロを取り、ラウンドトラックをウラ返す。
スコアボード上に自分のスコアマーカーをのせ、それを移動させながら、以下の手順2~5の計算をする。
50点を超えた場合は、スコアマーカーをウラ返してラウンドトラックの1に戻す
2.各プレイヤーは、自分の個人目標カードに描かれた色のサイコロの出目を合計する。
合計した数だけ、得点を獲得する。
3.個人目標カードに書かれた条件を満たした回数分、得点を獲得する。
4.あまった恩寵(おんちょう)トークンがあるなら、「その数×1」得点を獲得する。
5.窓枠プレイヤーボードにサイコロが置かれていないくぼみがある場合、「くぼみの数×1点」得点を失う。
6.手順2~5の得点を合計して、得点の一番高かったプレイヤーが勝利です。
窓枠プレイヤーボードにサイコロを置く時のルール
・最初に置くサイコロは、窓枠プレイヤーボードの辺、または角に置くことができる。
・2個目以降のサイコロは、最初に置いたサイコロの周り(タテ・ヨコ・ナナメ)に置くことができる。
・窓パターンカードに色や出目が描かれている場合は、その色・出目のサイコロを置くことができる。
例えば、黄色の場所には黄色のサイコロ、6の目が描かれている場所には6の目のサイコロを置くことができる。
・既に置かれているサイコロのタテ・ヨコに隣接するサイコロは、置かれているサイコロと同じ色・同じ出目のサイコロは置くことができない。
(ナナメに隣接している場合は、同じ色・出目でも置くことができる)
サグラダで遊んでみた感想
サグラダで遊んでみると、数独のようなゲームだな、と思いました。その理由は、サイコロを置く時のルールに、
「窓パターンカードに色や出目が描かれている場合は、その色・出目のサイコロを置くことができる。」
「既に置かれているサイコロのタテ・ヨコに隣接するサイコロは、置かれているサイコロと同じ色・同じ出目のものを置くことができない。」
というものがありますが、これは言い換えると、
「パターンカードに色や出目が描かれている場所にサイコロを置きたければ、そのタテ・ヨコにはそれと同じ色・出目のサイコロを置くことができない」
ことになります。
上の写真の白×で示した場所には、ルール上、6の目のサイコロを置くことができます。
しかし、そこに6の目のサイコロを置いてしまうと、肝心の6の目の描かれている場所にはサイコロが置けなくなってしまうんですよね。
なので、色やサイコロの出目が描かれている場所を埋めたい場合は、その場所の上下左右にも注意して、ゲームを進めなければなりません。
与えられた情報から置けるサイコロを推測しつつ、くぼみを埋めていく。
このゲーム性が、数独に似ていると思いました。
数独が得意な人は、サグラダも得意かもしれませんね。
ゲームに慣れていない人は、難しいことを考えずに出てきたサイコロをパターンカードに沿って当てはめていくのも良いです。
しかしそのようにサイコロを置いていくと、ゲーム後半に様々なことが障害になってサイコロが置きにくくなるんですよね。
そうなったときは、視野を広げてみると良いですよ。
そうすれば、
「道具カードを使えばまだ置ける。」
「あのサイコロが出れば、くぼみに当てはめられる。」
など、様々な気づきがあるかもしれません。
打開策を思いつくと、気持ち良いですよ。
色鮮やかなサイコロをたくさんころがす、という経験も、ありそうでなかなかないことなので新鮮に感じました。
サイコロをころがした時の「コロコロ」という音がクセになりますよ。
ゲームが終了した後に、サイコロの埋まったプレイヤーボードを眺めるのも楽しいです。
サイコロの組み合わせによるグラデーションがプレイヤーによって変わるので、センスの良いステンドグラスを見つけられるかもしれませんね。
サグラダは1人でも遊べる?
サグラダは、1人でも遊べます。多人数で遊ぶ時のルールで1人2役になって遊ぶのも良いし、1人用のルールで遊ぶのも良いですよ。
1人用のルールを簡単に説明すると、ゲーム終了時に決まる目標点数より自分の合計点数が高ければクリアです。
実際に1人用のルールで遊んでみましたが、意外と難易度が高くてやりごたえがありますよ。
終わりに
今回は、サグラダについてご紹介しました。ルールは少し複雑ですが、ステンドグラスをつくるという斬新なコンセプトで、数独のように考えさせられるボードゲームでした。
皆さんもぜひ、遊んでみてください!
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