ラズベリーパイ用電源スイッチ
ラズベリーパイ用電源スイッチ
相当前に作成したラズパイ用電源スイッチの回路図です。
画像で回路図発掘したからちょっと解説もしてみる。10年以上前の画像だと思うので解像度低いのは許してください。
vcc:acアダプターから5V引っ張ってきてるところです。つまり入力に値するトコです。
USB:ラズパイ側の電源配給場所です。つまり出力に値するトコです。
G5V:今回のメインICです。っていってもただのリレーです。5または6ピンから入って1または10ピンに出力される。切り替えは2、9間のコイルで操作している仕組みです。詳しくはデータシート見て。
CN:ラズパイの起動状態を検出する場所です。
sw:押しボタンスイッチです。ユーザが実際に操作するボタンになります。オン、オフ、強制オフの3つになります。
その他(cとかrとかdなど):構成パーツです。
まず、vccに電源が配給されることによりG5Vを通してCの予備電源を充電します。充電されるとG5Vのコイルを作動させるためのトランジスタ(ダーリトン接続)の駆動準備が始まります。この間はほぼ一瞬です。その後sw-onが押させることによりUSB(ラズパイ側電源)に電気が流れ、同時にG5Vの2、9間のコイルに流れてG5Vの1ピンから10ピンへとリレーしてvccからUSBへの配給ルートが確保されます。ただこのままではCの電気がなくなるとコイルのGND側が確保できなくなるのでCNから配給してやります。これでラズパイが起動します。
ここからソフト側です。
ラズパイが起動したら起動中はCNを出力にします。これでコイルのGNDルートを確保しつづけれます。
ソフト側は特に難しくもないからいいか。とりあえずデーモンとかで出力し続けてsw-offで検知したらシャットダウンコマンド発行して出力オフにしてください。
またハード側に戻ります。
CNからの配給が止まるとCを使用してコイルを駆動させようとするのでしばらくしたらラズパイへの電源配給がなくなります。このときの時間はCの容量に左右されるのでほどほどのやつでいきましょう。
最後に強制オフですが、正直Cを放電させてるだけです。
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