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1936年2月5日 「チャーリー・チャップリン監督の映画『モダン・タイムス』がアメリカで公開」

1936年2月5日 「チャーリー・チャップリン監督の映画『モダン・タイムス』がアメリカで公開」


1936年2月5日、アメリカでチャーリー・チャップリン監督の映画『モダン・タイムス』が公開されました。この作品は、チャップリンが監督・製作・脚本・作曲を担当した喜劇映画であり、彼の代表作の一つとして知られています。


『モダン・タイムス』は資本主義社会や機械文明を題材に取り上げ、労働者の個人の尊厳が失われ、機械の一部分のようになっている世界を風刺しています。自動給食マシーンのシーンや、チャップリンが歯車に巻き込まれる場面、そしてラストのチャップリンとヒロインが手をつないで道を歩くシーンなど、多くのシーンが有名です。


この作品は、チャップリンの作品の中で初めて一部にセリフが入るサウンド版であり、その中でチャップリン自身の歌声も聴かれます。また、チャップリンの音楽的才能も際立ち、「ティティーナ」と「スマイル」といった楽曲が印象的に使用されました。


『モダン・タイムス』は資本主義を批判する内容から、「共産主義的である」と揶揄する評論家もいました。そのため、当時のファシズム政権下の国々では上映が禁止されるなどの抗議もありました。


日本では1938年に公開され、キネマ旬報ベストテンにもランクインしました。また、1972年には「ビバ!チャップリン」の第1弾としてリバイバル公開され、その際には「人間は機械じゃない - ハートを忘れた<現代>の悲哀を痛烈な笑いで描く世界映画史上不朽の名作!」というキャッチコピーが使われました。


『モダン・タイムス』はチャップリンの作品の中でも特に重要な位置を占める作品であり、彼の才能とメッセージ性が充分に表現された作品として、映画史上不朽の名作として称賛されています。


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