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1954年4月19日 「映画『ローマの休日』が日本で封切り」

1954年4月19日 「映画『ローマの休日』が日本で封切り」


1954年4月19日、日本では大ヒット映画『ローマの休日』が待望の封切りを迎えました。この映画は、1953年にアメリカ合衆国で公開され、観客をローマの魅力に引き込んだ作品です。
 
物語は、イタリアのローマを舞台に、某国の王女アン王女が一日だけの自由な時間を楽しむ中で、偶然出会った新聞記者ジョーとの交流を描いています。アン王女は王族の重荷から逃れ、普通の女性としてローマの街を散策します。ジョーは彼女の正体を知らず、彼女もその事実を隠していますが、2人の間には徐々に特別な絆が芽生えます。
 
この映画の魅力は、ローマの名所が美しく描かれていることにあります。トレヴィの泉やスペイン広場など、ロマンチックな場面が随所に登場し、観客の心を魅了します。また、主演のグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンの演技も見事であり、彼らの化学反応が物語に深みを与えます。
 
特筆すべきは、オードリー・ヘプバーンの演技が評価され、彼女はこの作品で1953年のアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。
 
しかし、この映画の裏側には興味深い事実があります。実際の原案は、赤狩りの時代にハリウッドを追われた脚本家ダルトン・トランボによって書かれました。彼は当時、偽名を使用しており、そのために正当な評価を受けることができませんでした。しかし、1993年にアカデミー賞選考委員会がトランボに最優秀原案賞を贈呈し、彼の功績が再評価されました。

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