1985年10月7日 「テレビ朝日系『ニュースステーション』放送開始」

1985年10月7日、日本のテレビ史において重要な出来事が起きました。この日、テレビ朝日系列で、長寿の報道番組である『ニュースステーション』（NEWS STATION）が初めて放送されました。この番組は、日本の報道番組の歴史において、特筆すべき存在であり、その影響は19年にわたりました。

『ニュースステーション』は、テレビ朝日とオフィス・トゥー・ワンの共同制作で、平日の22時に生放送され、祝日も含まれていました。この時間帯は視聴者にとって非常に注目され、そのためには高いクオリティと信頼性が求められました。

番組は通称「Nステ（エヌステ）」、「NS（エヌエス）」、「Nステーション（エヌステーション、テレビ欄）」とも呼ばれ、その名前は日本中で知られました。番組はその多様なコーナーや多彩なキャスター陣、魅力的なスタイルで視聴者を引き込み、日本国内外の重要なニュースや話題を包括的にカバーしました。

番組は日本国内の政治、経済、社会問題、そして国際情勢に焦点を当て、その一方でエンターテイメント界の出来事やスポーツニュースにもスポットを当てました。この幅広いカバレッジにより、視聴者は幅広い情報を手に入れることができました。

また、『ニュースステーション』はその高い視聴率でも知られており、関東地区の世帯でのリアルタイム視聴率は平均で14.4%に達しました（ビデオリサーチ調べ）。これは当時の報道番組としては驚異的な数字であり、その人気の証と言えるでしょう。

2004年3月26日に番組は終了しましたが、その歴史的な足跡は今も語り継がれ、多くの視聴者に深い印象を残しています。『ニュースステーション』は、日本の報道番組の黄金時代を築いた不朽の番組の一つとして、永遠に記憶されるでしょう。その影響力は放送業界においても大きく、後の報道番組に多大な影響を与えました。