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1999年6月28日 「坂本龍一の「energy flow」を収録したシングル『ウラBTTB』がインストゥルメンタル曲で初のオリコン週間シングルチャート1位を記録」

1999年6月28日 「坂本龍一の「energy flow」を収録したシングル『ウラBTTB』がインストゥルメンタル曲で初のオリコン週間シングルチャート1位を記録」


1999年6月28日、音楽業界において歴史的な瞬間が訪れました。その日、坂本龍一のシングル『ウラBTTB』が、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得しました。この快挙は特に注目すべきものであり、インストゥルメンタル曲が初めてこの栄誉を受けた瞬間でもありました。
 
『ウラBTTB』(ウラ・ビー・ティ・ティ・ビー)は、1999年5月26日にリリースされました。このシングルは、坂本龍一のアルバム『BTTB』に続いて発売され、三つのピアノ曲で構成されています。『BTTB』というアルバムタイトルの「B」の文字は左右反転の鏡文字で表記されており、これが『ウラBTTB』の独特なタイトルの由来です。
 
このシングルの中でも特に注目されたのが、「energy flow」という楽曲です。この曲は、シンプルでありながらも深い感動を与えるメロディーが特徴で、多くのリスナーの心を掴みました。坂本龍一のピアノの音色が、聴く者の心に静かに響き渡り、心地よい安堵感を与えるとともに、深い感動を呼び起こす作品です。
 
『ウラBTTB』のCDジャケットは、黒バックに黒字で印刷されており、一見すると判読しにくいデザインが施されています。しかし、ディスコグラフィーや配信でのジャケット写真では、黒字が白字に変更され、視認性が向上しています。このデザインの工夫も、坂本龍一の作品に対するこだわりを感じさせるポイントの一つです。
 
オリコンチャートにおけるシングルのタイトル表記では、「energy flow(『ウラBTTB』)」と記載されており、この曲がシングルの代表曲として認識されています。坂本龍一の音楽が、インストゥルメンタルという形態でありながらも、多くの人々に受け入れられ、広く支持されたことは、彼の音楽の普遍性とその独自の魅力を証明しています。
 
この1999年6月28日の出来事は、坂本龍一のキャリアにおいても、そして日本の音楽史においても重要なマイルストーンとなりました。インストゥルメンタル曲がオリコン週間シングルチャートで1位を獲得するという偉業は、今後も語り継がれることでしょう。坂本龍一の卓越した音楽センスとその作品が、多くの人々の心に深く刻まれたこの瞬間を、私たちは忘れることはないでしょう。

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