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『MFゴースト』の評価・感想 #MFG #頭文字D #86 #BRZ

『MFゴースト』の評価・感想 #MFG #頭文字D #86 #BRZ


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ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君!
東雲あかりだゾ!

今回は2023年秋アニメの『MFゴースト』の評価、感想を書いたよ!

まだ見ていない同志は是非参考にしてね!

 



評価の見方

評価は原則作品単位で行うよ。
(1期、2期などで区別しない。ただし、作品の性質が前期と異なるとき、評価が大きく異なる場合、その他評価を分ける必要があると判断するときはこの限りではない。)

点数はあたしが映像作品を見る時に注目する、脚本演出、(映像)技術音楽(劇伴)の4点を中心に評価するよ!最大は5つ。

  • ★(39点以下)
    惜しい点があった作品。
  • ★★(40~59点)
    見ていられる作品。気になっているなら数話見て判断しよう。
  • ★★★(60~79点)
    おすすめ出来る作品。気になっているのなら見て欲しい作品。
  • ★★★★(80~94点)
    死ぬまでに見て欲しい名作。通常評価では事実上の最高得点
  • ★★★★★(95~100点)
    あたしにとって映像史の1ページだと思っている最高傑作。

詳しい評価基準についてはこの記事を確認してね~

 


評価

点数:★★★

総評:頭文字Dの伝統と進化が融合している正統派続編!

Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

MFゴーストは頭文字Dの正統派続編として制作された作品なんだけど、前作の登場人物が関わってくるストーリー展開、そして走行中にユーロビートを流すなどの前作でもお馴染みだった演出や構成が多用されていて、昔からのファンの人にとっては非常に盛り上がる作品だったよね。

あたしも前作を視聴しているから、ユーロビートが流れたときや、藤原拓海の名前や高橋涼介の名前が出てきた時は興奮と熱狂を抑えれれなかったよね!

そして何より、この作品の本質である「非力な車がドライバーの実力で高級スポーツカーを抜かしていく」というところがキープコンセプトとなっているもの評価が高いよね!

ドライバーの力で300万円の車が1000万円超えの車を続々オーバーテイクしていくその姿は、逆境をチート能力で解決していくなろう系的な爽快感もあり、でもご都合主義ではない、ちゃんと理屈があるから納得感もあるよね。

何より、「腕を磨けば安い車でも対等に勝負できる」って言う展開に夢があるよね!
実際は無理でも、「努力すればどんな車でも戦える」と思うと、道具に頼らず自分の腕を磨いてもっと早く走ろうっと思えるよな!

そう思うとなんだか峠をアタックしたくなってきたぞ!!!!
(冗談なんやで。交通ルールを守るんやで!!!)

 

進化している点といえば何と言ってもグラフィック!
頭文字Dの初期は1990年代だから、その時と比べれば車のグラフィックが上がっているのは当然なんだけど、最近の作品と比べても非常に車のグラフィックが格段に綺麗だよね!

もう一点挙げるとすれば、ストーリー面でかなり箸休め的な話題が増えているよね。
カナタの両親、恋の恋路、その他登場人物たちのバックグラウンドなども丁寧に描かれているよね。

頭文字Dの時は割と藤原のドライバーとしての成長物語とレースだけが描かれていたから、集中しやすいストーリーでその方が良いという人もいるけど、それだと一回の試合を引き伸ばして3〜5ぐらいまで引っ張って描くようになるから展開がだれちゃうんだよね〜。

レース以外のストーリーを挟むことで話に緩急がつくし、レース以外でも話に盛り上がりがあるから、個人的には好みかな。

 

頭文字Dの伝統的要素に、現代的な車輌、演出、技術が加わり、正統派続編として非常に高い完成度で制作されていると言えるんじゃないかな?

トヨタの30分の広告としては非常に良いんじゃない?www

 


各チェックポイントごとの評価

脚本


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

総評でも書いた通り、頭文字Dの続編ということで「非力な車がドライバーの実力で高級スポーツカーを抜かしていく」という要素がしっかりとキープコンセプトなっていて、爽快感と納得感が共存している物語になっているよね。

また、前作の登場人物を絡めたストーリーと言うことで、頭文字Dの後日談的な意味合いもあって、前作からのファンを湧かせてくる部分もあるよね。

 

ただ、今作から登場した人物に関してはやや惜しいところがあって、深みがちょっと足りなかったり、人物描写がちょっと古臭かったりする部分があるんだよね。

まず、カナタに関しては完璧超人的に描かれすぎていて、人間として欠点があんまりないんだよね。
もう少し欠点的なところがあると、親しみやすいキャラクターになるんじゃないかな?
あ〜でも、歳の女の子に裸を見せてもOK的な倫理観を持っているのは欠点なのかな?www

 

それ以外の人物にしても、古臭いキャラ設定だったりして現代的ではないかな〜と思ったよね。

前作からの人物はそれでも良いんだけど、今作の人物は皆現代の若い世代は、月次な表現をするなら「Z世代」なわけだから「Z世代」っぽい性格のキャラが少しはいて欲しいわけなんだよね。

少なくとも、すぐ手を挙げる恋だったり、熱血漢の相葉だったりと、こういう性格はあんまり現代の若い子じゃあんまりいないよねwww

もし、新キャラが登場することがあるなら、碇シンジみたいな繊細な感じの男の子とかいると、Z世代感が増すのかな?

 

演出


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

競技中の劇伴がユーロビートだったり、コーナリングでブレーキランプが流れたりと頭文字D時代で培ったものをそのまま続けていてくれて、良くぞ続けたって感じだよね!

続編であっても、監督が変わると前作の人気な部分を継承しないで、監督がつまらない改変をしておかしなことになることもあるけど、そういう悪い改変はなかったよねw

もっとも、これだけの人気と息の長さがある作品をそう簡単に自分の色を付けて演出しようなんて思う人はそうそう居ないけどねwww

個人的に思い入れのあるシーンとしては、2話のカナタの走行シーン。

MT車の高度な運転テクニックである「ヒール&トゥ」を強調するカットは、MT車を乗りこなしている証を見せつけてくれるだけでなく、カナタが藤原拓海の再来であることを印象付けたよね!

また、86の象徴である、エンジンルームが見えるカットも好きだねぇ~!

この他の点については特に不満な点とかは無かったかなぁ~。

 

映像技術

 


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

レースシーンの迫力が最高だったよねぇ!

まず、3Dの非常に綺麗なグラフィックで制作されていて良かったよね~。

勿論1990年代に制作された旧作と比べれば当然なんだけど、近年の作品に登場する車のグラフィックと比較しても比較的良かったんじゃないかな?

また、レースシーンでのカットや見せ方はかなり沸き立たせてくれるようなカッコいいカットが多くて良かったね!

ただ、見せ場のシーンではコースと車体の動きの両方を見せて欲しいんだけど、やや車体に寄ったカットも多くあってそこが残念だったかなぁ~。

予算やスケジュールの兼ね合いもあるんだろうけど、もっとカッコいい走行をしている所を見たかったよねぇ~。

 

それ以外の部分について一番言われているのは、やはり顔の作画。

まぁ~原作があの顔だし、昔からあれでやっているんだから、今更現代風に改変したところでこっちも困っちゃうけどねw

ただ、身体の作画がかなりリアル、というかメチャクチャエロいのに顔がアレだから何とも言えない気持ちになるよねwwwww

 

音楽

音楽に関しては、もうユーロビートを使っているというだけで合格点だよねwww

モータースポーツ×ユーロビートの組み合わせは、頭文字Dから始まったと言っても過言ではないわけだから、その本家本元がやらなくてどうするんだよって感じだもんね。

実は劇伴については前作で使用されていた楽曲もあったりして、気付いた人はかなり盛り上がっていたみたいだね。

かなり旧作ファンを愉しませるために選曲に関しても、かなり丁寧に選曲されていると思うね。

 


個人的な感想


Ⓒしげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

86、BRZはいい車だからみんなも乗ろう!


最後に

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今のところほとんどアニメの記事である。

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「東雲あかり」
アニメや劇映画の感想担当。映像演出の観点から感想や脳内妄想を語る。

「CAG編集部」
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