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【本の紹介】リング

【本の紹介】リング



リング
鈴木光司 著

出版社名   角川書店
出版年月   1995年9月
ISBNコード     978-4-04-872645-0
頁数・縦  330P 20cm


ビデオテープは巻き戻してあった。
どこでも手に入るごく普通の百二十分テープで、管理人の言った通り、
録画防止用の爪が折られている。浅川はビデオのスイッチを入れ、テープを押し込んだ。



 
今回紹介する本は「リング」です。

わたしが読んだのは、改訂版になります。


この「リング」という作品は非常に有名なので、
ご存知の方は多いと思います。

原作は知らないけど映画を観た方や、
映画も観てないけど貞子は知ってるという方など。

いろんな方がいると思いますが、
こちらのリングはシリーズものになっていて

続編に「らせん」「ループ」「エス」「タイド」
そして外伝で「バースデイ」という本が出ています。


わたしが読んだのは「リング」だけなので、
続編も読むつもりでいますが

ホラーから始まったこのシリーズは
SFとして完結しているらしいです。

どのように変わっていくのか、
楽しみにしながら読み進めようと思います。


そしてあらすじですが、
同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した4人の少年少女。
週刊誌の記者である浅川は、
たまたま乗ったタクシーで突然死した
十九歳の予備校生の話を聞かされる。
その亡くなり方や時刻が妻の姪と一致していたことで調査を始め、
一本のビデオテープにたどりついた。
そのビデオテープは、
見たら一週間後に死ぬという呪いのビデオだった。
 
というものです。


小さい頃に映画を観たという記憶はあるんですが、
内容は全然覚えていなかったので
新鮮な気持ちで読んでいました。

でもどこか違和感あるなぁと思ったら、
映画だと主人公は女性になってるんですね。


一週間という期限内で
助かる方法、オマジナイを調べていくうちに
山村貞子という女性の名前を見つけたり
さらにその出生、母親のこと
そして貞子の最期について知っていきます。


正直、映画の影響で
「貞子がテレビから出てくる」っていう印象しかありませんでしたが

怖いシーンも確かにありましたが、
ミステリやサスペンス要素が強くて
ドキドキしながら読ませていただきました。


ぜひぜひ読んでみてください。


以上、「リング」の紹介でした。


【今回紹介した本】

リング』 鈴木光司/著
出版社:角川書店  出版年:1995年
ISBN:978-4-04-872645-0
購入はこちら:Amazon e-hon


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