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安倍政権時、国民をだますために行われた34兆円ものの不正。GDPは盛られていた

安倍政権時、国民をだますために行われた34兆円ものの不正。GDPは盛られていた


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↑全体の主旨や目的等についてまとめました(固定記事)です。初めましての方は、こちらもよろしくお願いします。

記録しておきたいこと、国会の内容の掘り起こし等色々あるのですが、過去のニュースが久しぶりに目に入ったので、この記事ではこちらを残しておきます。忘れないために。

アベノミクスを過大に見せるために、建設工事だけでも34兆円不正があった

安倍政権 建設工事受注統計不正34兆円過大に (2022年8月8日) 

第2次安倍政権は2012年12月からスタートし2020年9月までで、国土交通省が同統計の不正に係る遡及改定影響を7日までにまとめたところによると、2013年度~2020年度までの8年で受注高は「34兆5000億円」過大に積み増しされていた。

2020.08.08 Economic News

国交省 不適切な統計処理 推計で8年間に34兆円余 過大に計上 | NHK

国の基幹統計の1つで建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」をめぐって、国土交通省は事業者から送られたデータを書き換えるなど、不適切な処理を続けていたことが明らかになっています。

(中略)

不適切な処理が続いていた2020年度までの8年間に元請けと下請けを合わせた「受注高」の合計は、推計で合わせて34兆5000億円、過大に計上されていたことが分かりました。

2020.08.05 NHK

 

国政選挙のタイミングでは特に大きな額になっている

この不正によって「建設総合統計」の数値も押し上げられることになります。これはGDP(国内総生産)の算出にも使われているものです。

■建設総合統計とは?

国内の建設業を出来高ベースで把握することを目的とした統計のこと。ちなみに出来高とは、工事の仕上がりに応じて支払われる代金のことで、建設会社にとっては工事の売上げに当たるもの。

■各年度でGDPはどのぐらい押し上げられたのか?

  • 2013年度:0.5%(参議院選挙)
  • 2014年度:0.4%(衆議院選挙)
  • 2015年度:0.4%
  • 2016年度:0.5%(参議院選挙)
  • 2017年度:0.2%(衆議院選挙)※解散総選挙
  • 2018年度:0.2%
  • 2019年度:0.6%(参議院選挙)
  • 2020年度:0.6%
  • 2021年度:ー(参議院選挙)

 

あとがき

この他にも、日銀が多くの企業の大株主となったりして日経平均株価を操作してきました。このように「粉飾に粉飾を重ねた」見せかけの景気に対して、なぜ「実感」の方を私たちは大切にしてこなかったのでしょうか。


そういえば。第2次安倍内閣以降の時代というのは。

「あなたの「今」はあなたが選択したものです」のようなスピリチュアル(?)が流行っていた時期でもあったように思います。こういったことや、奇しくも安倍政権が始まった2012年に出版された「置かれた場所で咲きなさい」「100%自分原因説」も流行っていた記憶があります(マスコミメディアにも取り上げられてましたよね)

こういった話は「社会の仕組みを知ろうとする気持ち」を消していきます。

「本来ならば社会全体で考えるべきことですよね、これは政治の仕事ですよね?」というようなこと、または会社の責任であるようなことが、すべて「個人の問題」と矮小化されてしまっていないでしょうか。

それにまんまと乗せられてしまって、自民党公明党に入れるか、選挙を棄権する。そういったツケがたくさん回ってきています。岸田政権もまた、私たち国民が生み出した怪物の一人なのでしょう。

なにしろ「国民を無視してもいい」と、私たち国民が安倍内閣時代にそれを認めてしまったのですから。不正を問わずにいることを許したのですから。選挙の結果で。

私たちはもう少し自分たちの「生活で感じていること」を信じてみてもいいのではないかと思います。どう考えても景気良くないじゃん、と。そして、そのためにはどうすればいいのか?ということも。


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