マイナ保険証にしなければ窓口負担を重くするぞと脅す自民党政権

マイナンバーカードはあくまでも「任意」です。

それにもかかわらず、持たない人への罰を次から次へと繰り出してくる自民党政権。

健康・生命を人質にとることを露骨に出してきました。

マイナ保険証より窓口負担高く　「資格確認書」で厚労相 ｜ 共同通信 (nordot.app)

加藤勝信厚生労働相は24日の記者会見で、健康保険証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ保険証」を持たない人向けに創設する「資格確認書」を巡り、患者が窓口で負担する受診料を高くする考えを示した。
2023.02.24　

ちなみに、現時点でも既に差別化は始まっています。


資格確認書ではなく、現行の健康保険証のままで構わないのですよ。しかも数年後に「新マイナンバーカードを作る」とまで息巻いています。（この件は火消しが入ったのかわかりませんが、ニュースサイトから削除されています）


国民を大切にしない政策の一つですね。


なお、他国の状況はこちら。

• ドイツ⇒違憲判決により廃案（ナチス政権の反省から）。行政機関ごとに異なる番号で管理
• ハンガリー⇒違憲判決により廃案
• オーストラリア⇒猛反発により廃案
• イギリス⇒1年で廃止
• フランス⇒ドイツやイギリスの例により国民反対が多く、導入せず
• アメリカ⇒導入しているがなりすましが横行、社会問題化。国防省の人は離脱
• 北欧⇒導入しているがなりすまし詐欺も。なりすまし詐欺専用の保険までできる始末
• 韓国⇒普及しているが、法律が特に定めた場合を置いて収集禁止（漏洩問題が起きたため）

北欧はなりすまし問題も出ているとはいえ、成功している国だと言われています。
というのも、例えばスウェーデンを例に挙げると、政治や税金の使い道等の透明性がすごく高い国なんですよね。だからこそ、国民も抵抗感がないとのことです。

とはいえ、もし暴君政治になったら、一気に国民の生活が管理されることになることは気を付けるべきだとも言われています。（現在でも、政府がその気になれば国民の資産を一気に差し押さえることは可能）
ですが、北欧の選挙の投票率は日本とは比較にならないほど高い国ですからね。

韓国も普及している国ですが、そもそも日本よりもずっとITが進んでいる国だということも忘れてはいけません。


北欧は前述の通り、そもそも政治や税金の使い道に対して透明性が高いということと「国民を守る（幸せにする）」ために、というのがが基本になっています。一方、日本は「管理して苦しめて、気に食わない奴は潰す」ために普及させようとしています。

根本的に全く違うんですよね。それに加えて、日本のITシステムは基本的にポンコツです。そんな「日本」がマイナンバーカードを普及させる資格がそもそもあるのでしょうか？

ドイツのような、現在の行政機関別番号で何の問題があるのでしょうか。

マイナンバーカードに関しては過去にも投稿していますので、よかったら。

自民党政権ははなぜこんなにもマイナンバーカードを推すのか？ (topview.jp)

マイナンバーカードとSNSアカウントを紐付けることも画策中。ゴールは言論統制しやすい社会？ (topview.jp)