
自民党、どの口で「民主主義への挑戦」というのだろうか
自民党、どの口で「民主主義への挑戦」というのだろうか
岸田首相襲撃事件とその後の流れについて思ったことを。
目次
テロは許さない?自民党は戦争したがっているのに?
テロは許せない・許さない。
暴力には屈しない!
ですが、自民党って戦争をしたがっていますよね。めっちゃ好戦的な姿勢になっていますよね。兵器すらも堂々と作れる国にしようとしていますよね。自衛隊も戦争に参加させようとしていますよね。
そんな自民党が「テロは許さない」って、どの口で言っているんでしょうか。
戦争は仕方ない。戦争も外交だ、とか、いやはや。
民主主義に対する挑戦?自民党が民主主義を壊しているのに?
「民主主義に対する挑戦だ」というのもおかしいのではないでしょうか。
自民党って民主主義を壊しまくっているじゃないですか。民主主義に基づいた政治なんてしてくれていないじゃないですか。閣議決定連発の独裁政治状態。
マスコミメディアも締め付けて、都合の悪いことは極力報道させないように、自民党批判の記事は書かせないように。
それに加えて、改憲して緊急事態条項を設けようとしているんですよ。改憲内容って、国民から人権を奪う内容になっているんですよ。
そもそも自民党って、
コリアン差別から起きたウトロ放火とか、障害者差別から起きたやまゆり園事件とか優生保護法の件とか、そういったことに対する声明ってあまり出していないですよね。明確に非難していないですよね。
また、自民党おかかえの勝共連合(統一教会の政治団体)が日本共産党の選挙活動を妨害したり。テレビ番組で、野党に対するデマ攻撃も自民党は平気でやっていますしね。
そんな自民党がどの口で何を言っているのかな?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
テロ行為よりもやばい自民党
自民党があらゆることを理由にしてまで、とにかくやろうとしているのが
- 国家権力を強めること(独裁政治を合法的に可能にしようとしてる)
- 国民から人権を奪うこと
- 政治に反対する力を奪うこと
なんですよね。
山上事件にしても今回の事件にしても、原因にまったく向き合っていません。(※今回の容疑者も自民党支持者だったことは判明しています)
むしろ、「しめしめ」とさえ思っている。これらを理由に国民の感情を煽って、騙して、コントロールして、改憲しやすくしてやろうとする動きになっているような気さえしています。コロナさえも改憲のための追い風になると思っていたような人たちですしね。
こっちの方がずっとずっと危険な状態ではないでしょうか
■そもそも山上事件はテロ行為ではない
山上氏が安倍晋三氏を狙った理由って明確になっていますよね。
SNSでもどなたか言っていましたが、これはテロではなく明確な怨恨殺人です。
どう考えても安倍晋三氏、そして自民党の責任は逃れられない内容でした。それにもかかわらず、自民党はその理由に全く向き合っていません。反省もなにもしていません。
権力者が死ななければ国民は死んでもいいスタイル
動画を見たのですが、
SP、民衆(一般人)の前に爆発物を蹴飛ばしていましたよね。
ちなみに、不審物発見時の三大原則というのがありまして。
「さわるな、ふむな、けとばすな」(爆発物)
「さわるな、かぐな、うごかすな」(化学剤等)
当たり前なんですよね。蹴飛ばした拍子に爆発という場合もありますし。あれの正しい対応はおそらく、投げ込まれた者には触らず、周囲(後ろにいる人たち)に「離れてください!」と叫びながらの、岸田首相を突き飛ばすor覆いかぶさって庇う、とかでしょうか。
※つか、ドラマとか映画って大抵こういう対応ですよね。「よせ!触るな!離れろ!」といって、例えSPだろうと警察だろうと不用意にすぐに触ったりしていないはずです。それともこれは「フィクションの世界」であり、現実は堂々と一般市民を危険にさらして構わないと言われているのでしょうか。
SPは要人…もとい権力者を守るのが仕事であることは確かですが、だからといって他人を死なせてしまっても構わないというわけではないはずです。
それにもかかわらず、あれは堂々と「民衆を危険にさらした」状態にしか見えません。
さすが、戦争中に同じ日本人を殺した日本人です。沖縄とかね。
そして、やはり「しかたない」という見解のようです。権力者には絶対に逆らわないスタイル。
なお、このSPが手にしていたのは防弾鞄だったとのこと。だったらもっと違う使い方があるような気がするのですが。
これを早速利用した自民党と、乗っかる広報塔朝日新聞
この事件の翌日、大分県でも首相演説があったのですが、そこで書かれた注意書き。まずはこれ。
これはわかりますよね。
ですが、問題はもう一つの方です。
これって、「おまえらはおとなしく首相のお言葉を聞いてろ、文句なんかいうんじゃねよ」なんですよ。
爆発物や銃等のような殺傷能力のあるものと、このような「意見を出したい」ものを同列に考えること。表現の自由の規制をしようとしていること。
それを「マスコミメディアが平然とツイートしてしまう、その鈍感さ」。
ちなみに、北海道で安倍晋三氏に野次を飛ばした人を逮捕させた事件があったのですが、こちらは「表現の自由の侵害」が認められ、北海道警が賠償金を支払うよう判決が下りています。
「増税やめろ」と叫んだだけで警察に付きまとわれて逮捕されるって、異常な社会ですよ。
ですが、そういう社会にしたい(とにかく政府を批判するものを「犯罪者扱い」としたい」のが自民党であり、改憲はまさにそういう内容となっています。
こういうことをやるなら、ならば日本共産党の演説を邪魔しまくっている勝共とか、辻立ちしている女性候補者に暴言・暴力を働く男性とか、しっかり取り締まっていただきたいですよね。
こういったことに全く疑問も持たずに平然と報道してしまう朝日新聞(ツイート元は朝日新聞官邸クラブ)。
このような報道の仕方や、自民党の動きからすると、この事件さえも「改憲の契機に使えるぞ」「国民をだまらせる絶好のチャンスだ」と喜んでいるであろうことだけは、理解しておかねばならないと思います。
それに、このような事件というのは、権力者が国民を蔑ろにすればするほど、国が貧しく苦しくなればなるほど、増えていくタイプのものだと思います。
今回も、結局は自民党が引き起こした事件
容疑者の過去の主張がわかってきました。
そして、報道されていて、私が目をした範囲での主張を読む限りになりますが、
もし自民党が山上事件の後、
- 国葬はしない
- 統一教会に関することを徹底的に調べ、速やかに解散命令を出す
- 統一教会と深い関係ある議員を全員議員辞職させる
等のような対応をとっていれば、今回の岸田首相襲撃事件は起こらなかったような気がします。もちろん、今回の動機がまだ明らかになっていませんので、推察の域は出ませんが。
ですが、結局は自民党の傲慢さ、民主主義を愚弄しているその態度が引き起こした事件だとも言えるのではないでしょうか。
あとがき
国会で提出されている議案内容を見る限り、このような事件があっても結局自民党は何の反省もしない。する気もないということだけは確かのようです。残念ながら。
このままでは、似たような事件はいずれまた起こりかねません。
そして、それを自民党は「利用して」、自分たち自民党のせいではないのだ、一部の人のせいだとばかりに国民の恐怖を煽って同意を得、国民から人権を奪ってくるでしょう。
そうならないためにはどうしたらいいのか。今できることは、それぞれが「投票」という形で示すしかないのですが、それさえもできない今の日本、沈没し続けていきそうですね。
ここから先は、単純に私が「?」と思ったことを書いていますが、ある意味誤解を招きかねないので、有料とさせていただきます。
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