【現役先生が教える】危険な保育園の見分け方〜ブラック保育園に気をつけて!〜
【現役先生が教える】危険な保育園の見分け方〜ブラック保育園に気をつけて!〜
保育園へ子供を預ける前に「どこの保育園へ行こう?」と迷った時、いくつかの保育園へ見学に行くことがあると思います。
そこで紙に書かれた条件ばかりを見るのではなく、保育園の雰囲気を見てみて欲しいというのが今回のお話です。
一見良さそうに見えても「通ってみたら失敗した><」ということにならないように、今回はこんな保育園は要注意!という危険な保育園の見分け方をご紹介します。
大きなポイントは3つ
- 園の見た目
- 先生
- 園児
子供には安心できる保育園に通って欲しいですよね。
「選んだところがブラック保育園だった」ということにならないようにきちんと見分けましょう。
掃除がされていない、出したものが出しっぱなし
保育園へ見学へ行ってみる場所はまずお部屋ですよね。そこで明らかに掃除されていないようなところはおすすめできません。
「見学へ行く」と事前に知らせているにもかかわらず、汚いままにしているということは普段から掃除をこまめにする習慣がない保育園ということです。
チェックする場所としては、トイレやゴミ箱、おもちゃや絵本が片付けられているかなどですね。
机や椅子など危ないものがきちんと片付けられているかも要チェックです。
汚れているということは子供の衛生面での不安だけでなく、散らかったもので怪我をするなどの危険もあります。
子供が一日過ごす場所なので、安全面も気を付けてチェックしてみてください。
先生同士の雰囲気が悪い
保育園は「閉じられた世界」なので、園長や主任、先生同士などで確執や不仲が起こりやすいのも事実。
女性が多いのでやり方の違いなどで派閥が起こる可能性もあります。
また、園長がやたら派手だったり、若い先生がいないとなるとブラックな可能性が高まります。
どうしてかというと、園長のワンマン保育園であるため誰もが意見できない状態だったり、若い先生が定着しない理由があるということです。
しかも、先生と親以外に出入りする大人が少ないので「保育園の中」を部外者が見る機会もあまりありません。
それは安全面としては安心なのですが、保育園の中の様子が誰にもわからないということ。
先生同士の派閥などで子供達が巻き込まれる可能性もあります。
先生同士がきちんとコミュニケーションを取れているのか、殺伐としていないかなどをよく観察しておきましょう。
乱暴な子供が多い
見学に行って子供達を見るとそこの保育園の雰囲気がわかります。
例えば
- 静かに座って遊ぶ子が多い
- 走り回っている子ばかり
- おもちゃの取り合いや喧嘩であちこちから泣き声が聞こえる
- 戦いごっこをみんながしている
- 子供が寄ってきて挨拶してくれた
- 叱り声が頻繁に聞こえる
- 小さい子一人でよく遊んでいる
- 興味を持って子供に話しかけてくれた
など、保育園によって園児の性格も違います。
それはその子供たちが「良い」「悪い」というのではなく、保育園の雰囲気がそのようにさせていると言っても過言ではありません。
先生が子供に無関心だったり、喧嘩の時だけ注意するというようなことがあると子供は見て欲しくて余計に喧嘩や暴力が増える傾向があります。また、その保育園が子供たちにストレスがかかりやすい環境なのかもしれません。
「子供を見れば親がわかる」という言葉がありますが、保育園も純粋な子供の姿を見ればどんな保育園なのかが見えてきます。
また、乱暴な子が多い保育園だと怪我も多くなり、あなたの子供も同じようになってしまうかもしれません。
自分がどのように育って欲しいかを考えながら保育園を選ぶと良いですね。
まとめ
逆を言えばこの反対の保育園はおすすめということ。
たとえ建物が古くてもきちんと整理整頓され危ないものがきちんと片付けられていたり、先生同士が和気あいあいと保育していたり、子供達が伸び伸びと仲良く遊んでいる保育園。そんな保育園が良いですね。
保育園は、自分が行く場所ではなくまだ表現のうまくできない子供が行く場所だからこそ、安全安心なところを親が選んであげる必要があります。
自分の目で見て子供にとっていい保育園を選んであげてくださいね。
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