1910年11月16日「横浜市元町にて洋菓子店の不二家が創業」

🕛 𝕋𝕚𝕞𝕖𝕋𝕣𝕒𝕧𝕖𝕝𝕖𝕣 @つよし /

2023/11/16 06:14 | 653 文字

1910年11月16日、日本の洋菓子文化に深い足跡を刻む歴史的瞬間が訪れました。横浜市元町に位置する閑静な場所で、洋菓子店の不二家が創業されました。この日をもって、不二家は日本のスイーツ業界において独自の存在感を放ち、その名を世に知らしめることとなりました。

不二家は、創業当初からケーキや洋菓子の製造販売を主軸に据え、その品質と独創性で多くのファンを魅了してきました。1910年、明治43年、藤井家の創業者により設立され、その社名は「藤井家」の「藤」、日本の象徴である「富士山」、そして「二つと無い存在に」を象徴する「不二」に由来しています。この名前は、単なる商号にとどまらず、不二家の使命と価値観を表しています。

不二家は、2008年からは山崎製パンの子会社として新たな一歩を踏み出し、その歴史を更なる飛躍へと導いています。独自性を追求するなかで、不二家の象徴とも言える「ファミリーマーク」のFには、緻密な意味が込められています。不二家のイニシャルの他に、ファミリア（親しみやすい）、フラワー（花）、ファンタジー（夢）、フレッシュ（新鮮）、ファンシー（高級な・かわいらしい）の5つの象徴的な意味が込められ、不二家が抱える多様性と魅力を象徴しています。

この特有で魅力的なブランドイメージは、デザイナーのレイモンド・ローウィによるものであり、不二家のコンセプトと価値観を視覚的かつ洗練された形で表現しています。不二家の歴史は、単なる食の楽しさだけでなく、その背後に潜む深い意味や芸術性によっても彩られています。

#お菓子

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