1957年1月13日 「美空ひばりが浅草国際劇場でファンに塩酸をかけられ負傷」
1957年1月13日 「美空ひばりが浅草国際劇場でファンに塩酸をかけられ負傷」
2024/01/13 07:48 |
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1957年1月13日、美空ひばりにとって命を脅かす事件が、浅草国際劇場でのショー中に発生しました。その日、劇場に訪れていた少女が、ひばりに向かって塩酸をかけ、彼女は直ちに浅草寺病院に緊急搬送され入院する事態となりました。この凶行を目撃したブロマイド業者らが犯人を取り押さえ、警察に引き渡されました。 犯人の少女はなんとひばりの熱烈なファンであったとのこと。
ひばりは入院中、顔に傷を負ったものの奇跡的に回復し、その後の経緯が興味深いものとなりました。この事件を受け、ひばりは自身の安全確保を図るため、田岡にボディーガードの要請を行います。同時に、興行権については神戸芸能社に委ねることを決断しました。
驚くべきことに、ひばりは顔の傷を残すことなく歌舞伎座公演に復帰し、その後は数々の活動を展開していきます。また、紅白歌合戦にも3年ぶりに出場し、2回目の出場で渡辺はま子や二葉あき子などのベテラン歌手を抑え、初めて紅組トリ(大トリ)を果たしました。この時点でひばりは芸能界における黄金期を迎え、その輝かしいキャリアは多くの人々に感動と記憶を刻んでいきました。
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