メイン画像

1979年7月1日 「ソニーがウォークマンの1号機TPS-L2を発売」

1979年7月1日 「ソニーがウォークマンの1号機TPS-L2を発売」


1979年7月1日、ソニーは革新的な製品を世に送り出しました。その製品とは、初代ウォークマンであるTPS-L2です。この日をもって、音楽史において新たな時代が幕を開けたといっても過言ではありません。ウォークマンは、ポータブルオーディオプレイヤーの草分け的存在であり、その登場により音楽愛好家たちの生活は大きく変わりました。
 
初代ウォークマンは、当時のソニーのポータブルモノラルテープレコーダー「プレスマン」をベースにしており、スピーカーや録音機能を省き、ステレオ再生専用ヘッドに置き換えることで、ステレオの再生に特化した製品として誕生しました。その後、ウォークマンは初期のコンパクトカセット(通称、カセットテープ)の再生に特化したモデルから、様々な記録媒体に対応したモデルが登場し、音楽を楽しむための選択肢を提供し続けてきました。
 
ウォークマンは単なる音楽再生機器にとどまらず、時代とともに常に最新のテクノロジーに対応してきました。1984年にはコンパクトディスク(CD)、1988年には8ミリビデオ、1990年にはDAT、1992年にはミニディスク(MD)、1998年にはDVD、1999年にはメモリースティック、そして2004年にはハードディスクに対応したプレーヤーが発売されました。このように、ウォークマンは常に時代に合わせた最新のテクノロジーを取り入れ、音楽愛好家たちに多様な音楽体験を提供してきました。
 
2000年代後半にはSony Ericssonが発売した、音楽再生機能を持つ携帯電話も「Walkman Phone」または「ウォークマンケータイ」と呼ばれ、ウォークマンの名を広めました。現在のウォークマンは、2000年から展開されているフラッシュメモリを使用したプレーヤーで、2010年3月末の時点での累計出荷台数は約4億台に達しています。ウォークマンは、音楽を愛する人々にとって欠かせない存在となり、その歴史はまだまだ続いています。

アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら 🕛 𝕋𝕚𝕞𝕖𝕋𝕣𝕒𝕧𝕖𝕝𝕖𝕣 @つよし さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


「初心忘れるべからず」
今の自分は過去の自分の産物
世界の未来を見据えながら
過去に起きた「今日の出来事」
をお伝えします 🌎

おすすめの記事