1991年11月13日「宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』が発売。150万部のベストセラーに」

@つよし 𝕋𝕚𝕞𝕖𝕋𝕣𝕒𝕧𝕖𝕝𝕖𝕣 🕛 /

2023/11/13 05:51 | 667 文字

1991年11月13日、芸能界に衝撃が走りました。宮沢りえが篠山紀信のレンズを通して放つ『Santa Fe』というヌード写真集が、日本のみならず世界で注目を浴びた瞬間です。

この写真集は、当時18歳の宮沢りえがアメリカ合衆国ニューメキシコ州のサンタフェ市で撮影され、その美しい風景と芸術性が見事に融合しています。発売前から話題沸騰となり、社会現象としても語り継がれることとなりました。

篠山紀信は、宮沢りえが17歳10か月の時点での撮影という説もあり、撮影当時の年齢が議論の対象となりました。一方で、宮沢の母親が「撮るんだったら」という条件で写真集の企画が進んだというエピソードも明らかになり、興味深い経緯が浮かび上がります。

『Santa Fe』の登場は、ヘアヌードが日本で黙認され始めた時期と重なり、その斬新かつ大胆な表現が注目を集めました。発売1か月前には、ヌード写真の入った全面広告が全国紙に掲載され、一大トピックとなりました。

この写真集は後に「ヘアヌード解禁」への先駆けとされ、多くの女性芸能人が続く中で、『Santa Fe』はそのパイオニア的存在として芸能史に名を刻みました。性毛が写ったカットはわずか2カットのみであり、その繊細かつ洗練された表現が、アートとしての側面も強調されました。

1999年には「NEW EDITION」として再編集され、その美学が新たな世代にも広がりました。篠山紀信と宮沢りえのコラボが生んだ『Santa Fe』は、単なる写真集を超えて、美とアートの境界線を模索した歴史的な作品として、今なお語り継がれています。

#写真

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