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2004年1月12日 「当時史上最大の客船「クイーン・メリー2」が処女航海に出発」

2004年1月12日 「当時史上最大の客船「クイーン・メリー2」が処女航海に出発」


2004年1月12日、船史上最大の威容を誇る客船「クイーン・メリー2」が、待望の処女航海に臨むために船出しました。この壮麗なる船は、イギリス船籍を誇り、建造当時の2003年において客船としては史上最大の存在でありました。その総トン数は驚異の148,528トン、全長は345mにも及び、その圧倒的なスケールは船内に広がる贅沢な施設と調和し、しばしば「洋上の宮殿」と形容されました。


船内にはカジノやスポーツセンター、驚くべきことにプラネタリウムまで備わり、その設備の充実ぶりは多くの船旅愛好者を感動させました。客室は1,310室あり、そのうち1,017室が海側に面していました。


「クイーン・メリー2」はキュナード社の誇り高きフラッグシップであり、定期的に渡洋航海を果たしています。この船は、1969年から2004年までの期間、キュナード社のフラッグシップを務めたクイーン・エリザベス2の後継として建造され、その役割を引き継ぎました。クイーン・メリー2は、それ以前に同航路を航海していた初代クイーン・メリーの名前を受け継いでおり、その歴史的な継承が感じられます。


船名に冠された「RMS」の艦船接頭辞は、かつて「Royal Mail Steamer(英国郵便汽船)」の略であったが、クイーン・メリー2ではディーゼルエンジンとガスタービンエンジンによる統合電気推進を採用し、「Royal Mail Ship」の略称となりました。その船名の略称として「QM2」が一般的であり、日本語表記としては「クイーン・メリー2世」も見受けられますが、正確には「クイーン・メリー2」が適切です。


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