
【恋愛コラム】パートナーが繊細だったら?繊細恋人の取扱説明書
【恋愛コラム】パートナーが繊細だったら?繊細恋人の取扱説明書
繊細さん自身も恋愛で苦労しやすいですが、パートナーや好きな人が繊細な性格だった場合も苦労しやすいです。
細やかな対応が求められる繊細さんとのお付き合いはなかなか大変なもの。
でも、繊細な性格は、その人の個性ですし、悪いことではありません。
好きになった以上、パートナーとは楽しくお付き合いしていきたいですよね。
彼氏も自分自身も繊細なタイプという私が見出した、繊細さんの取扱説明書をお伝えしたいと思います。
コンプレックスを理解する
繊細さんとうまく付き合っていくには、相手を理解すること。これに尽きると思います。
その上で、知っておいてほしいのは、好きなこと以上に嫌いなこと、自信を持っていることよりコンプレックスを理解しておくことです。
傷つきやすく些細なことを気にしてしまう繊細さん。
それゆえ、恋人の何気ない言動が引き金となってネガティブモードに突入してしまうこともあります。
だからこそ、劣等感を持っていることを理解しておくこと。
そうすることで、避けるべきワードや話題が明確になり、いわゆる地雷を踏むこともありません。
また、触れてほしくないことにズカズカ踏み込んでくるデリカシーのない言動は、繊細さんが苦手と感じることです。
繊細な恋人が自分から離れていく……ということを防ぐためにも、繊細恋人が抱えているコンプレックスは理解しておくほうが絶対いいはずです。
なるべく察してあげる
痛いところを突かれるのも繊細さんが苦手とすること。
きっとこうなんだなと察して、言わないでおくのも優しさです。
もちろん、恋人でも他人は他人。
言わなければわからないこともありますし、すべてを察することは不可能です。
繊細だろうが口下手だろうが、相手が察してくれることを求めずに、言葉にして伝えることも大切なことです。
でも、可能な限りは繊細恋人の心境を察して、行動できるように心がけてみてください。
「自分がどうしたいか」ではなく「相手がいまなにを思っているのか」を軸に考えるようにすると、察することが上手になると思います。
ひとりの時間を尊重する
繊細さんの多くは、ひとりの時間を大切に考えています。
パートナーのことがどんなに好きでも、ひとりになりたい時間はありますし、趣味や好きなことなど自分の好き勝手に楽しめる時間が、繊細さんにとって大きな心の安定につながります。
それゆえ、ひとりの時間を尊重してくれないと、大きなストレスを感じてしまうことに。
重荷や負担を背負うことに耐性がない人が多い繊細さん。
そのため、四六時中一緒にいることを求めてくる、なんでも一緒に行動したがるタイプは繊細さんにとって、重たく負担となりやすいです。
ただ、寂しがり屋の繊細さんもなかにはいます。
一緒にいる時間が少ないことで、「愛されていないのでは?」と深読みしてしまう可能性も。
恋人とずっと一緒にいたいタイプなのか、ひとりの時間が重要なタイプなのか、繊細さんの気質を見極めることも忘れずに。
試すようなことをしない
恋人の気持ちを確認したいがために、相手の反応を試したくなることもあると思います。
ただ、パートナーが繊細さんの場合は、試すような言動は注意すべき。
試されることで「信用されていないのかも」「評価しようとしているのでは」と、繊細さんは疑心暗鬼になってしまいやすいです。
特にカマをかけるような試し行動は要注意。
不信感が生まれ、ぎくしゃくする原因となりやすいです。
相手の気持ちを確かめたいときは、試すのではなく、不安になっていることを素直に伝えたり、好きと言ってほしい、自分を優先してほしいと気持ちをぶつけたりするほうが◎。
繊細さんにとって、「わかりやすい相手」という安心感は、信頼できる決め手となりやすいです。
感情的にならない
繊細さんは、ちょっとしたことで傷つきやすいですし相手に恐怖心を抱きやすいです。
そのため、ケンカになりそうなときも、できる限り感情的にならないことが大切。
また、感情的な言動は、「怒りをぶつけられている」という印象が先行してしまい、本当に伝えたいことが相手に響きにくくなります。
たとえば、パートナーが思うような行動をしてくれなくて怒りが芽生えてしまったときも、
「なんで〇〇してくれないの!?」
「〇〇するって約束したじゃん!」
と感情的な言い方ではなく
「〇〇してくれないと心配になるから、次から気を付けてほしい」
「この前の約束が破られたみたいで悲しい」
などと、冷静にどうしてほしいかを伝えたほうが、繊細さんに本当に伝えたいことが伝わりやすいです。
繊細さんに限らず、感情的な言い合いは気持ちが離れる原因になりやすいので、パートナーがどんな性格だとしても建設的な話し合いを心がけることは大切だと思います。
否定せずに最後まで話を聞く
繊細さんは、自己肯定感が低い人が多い傾向があります。
そのため、意見や行動への否定だとしても、「自分そのものを否定された」と受け止めてしまうかもしれません。その結果、「この人には話しにくい」「心を開けない」と判断してしまう可能性も。
また、繊細さんのなかには、いやなことを相手に伝えられない気弱なタイプもいます。
不満を我慢してしまい限界がくると、突然距離を置いてしまうこともあるかもしれません。
そうなると、距離をとられた側は、前兆もなく距離を置かれてしまったように感じて、反省しようにもなにに反省すべきかわからない状況に。
それはちょっと違うなと思うことも、まずは最後まで否定せずに話を聞くこと。
そのうえで、「こんな考え方もあるよね」と反対意見ではなく、『違う選択肢』として伝えるようにすると◎。
繊細さんが素直に気持ちを話しやすい環境をつくることで、なにがいやだったのか、なにに傷ついたのかを理解しやすくなります。
弱い部分を隠さない
パートナーが繊細だからといって、常に支える側に回らなければいけないのはしんどいですし、誰にだって支えてもらいたいとき、甘えたいときはあるものです。
だからこそ、日頃から弱い部分を隠さないことが大切。
繊細さんの精神的な支えとなることは大切ですが、常に完璧でタフなスーパーマンでいる必要はありません。
自分にも弱い部分、繊細な部分があると知ってもらうことで、繊細さんにも「ときには自分が強くなってパートナーを支えないといけない」と思ってもらうきっかけを与えることにつながります。
繊細さんが強くなり成長する機会を与えることは、長くお付き合いしていくうえでお互いとってプラスとなるでしょう。
また、自己開示することで、繊細さんも自己開示しやすくなり、心の壁を取り払いやすくなるはずです。
さいごに
ここまで読むと、いろいろ気を遣うことが多く、繊細さん=面倒くさいタイプと思ってしまった人も少なくないと思います。
でも、誰にだって繊細な部分はありますし、精神的に弱く傷つきやすい人は増えているように感じます。
だからこそ、今回紹介した「繊細さんの取扱説明書」を頭に入れておくと、パートナーとうまくお付き合いできる可能性が高くなると思うのです。
この記事が、パートナーとのコミュニケーションに悩んでいる方のヒントになれば幸いです!
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