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フィリピンへの支援額続報。フィリピンもまたアメリカの罠にはまるのか

フィリピンへの支援額続報。フィリピンもまたアメリカの罠にはまるのか


挨拶と、この「備忘録」サイトの目的と、そしてお願い (topview.jp)
↑全体の主旨や目的等についてまとめました(固定記事)です。初めましての方は、こちらもよろしくお願いします。

先日書いたこの備忘録(岸田政権もまた多額の海外支援を安倍政権から踏襲中 (topview.jp)に詳細続報がありましたので、追記します。

フィリピンへの支援額の詳細続報

前回は「2000億円超、5年未満のODA」としか報じられていませんでしたが、昨日改めて詳細が報じられました。その結果は以下の通り。

  • 金額:ODAと民間投資を合わせて6,000億円
  • この6,000億円のうち、3,770億円は円借款
    ⇒これは南北通勤鉄道の延伸計画に対するものとのこと。今まで通り、日本のゼネコンに回収させる目的かと思われる

フィリピンもまたアメリカの思惑にはまる

アメリカ(正確にはバイデン大統領でしょうか)はどうしても中国と台湾の間に戦争を起こさせようとしたいようです。実際には起こらなくても、でっちあげやちょっとした兆候を大げさに取り上げて戦争に持ち込む気満々です。これらはもちろん、全てアメリカの利益のためにです。

そして、フィリピンもまたアメリカの思惑にはまり、米軍の拠点を増やすと決めたとの報道も入っています。

ますます「アメリカ本土を汚すことなく」「日本含む東南アジアを捨て石にして」中国を攻撃できるようになってきています。

日本、フィリピンにインフラ整備6000億円支援: 日本経済新聞 (nikkei.com)

日本、フィリピンに6000億円の支援表明 自衛隊派遣円滑化も合意 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

岸田内閣における海外支援一覧(2021年10月~)

■2022年

  • インド:5年間で約5兆円の投資(都市インフラ整備や日本企業の工場誘致後押し)
  • 途上国:今後5年間で約8兆8,000億円(650億ドル)(インフラ投資)
  • アフリカ:3年間で約4兆1千億円(官民合わせて300億ドル)

■2023年

  • フィリピン:年間6,000億円超(うち3,770億円は円借款)

あとがき

このような海外支援のニュースが出ると「日本の企業が請け負っているんだから問題ない」「利子をつけて返ってくるのだから問題ない」という人も出てきます。

ですが、さて、私たち国民に、どんな利益があったのでしょうか?「一部のゼネコンと自民党だけが儲かっている」状態でもあるのですが、それでもいいということでしょうか。

それに、「日本企業のためのもの」であって「現地の人の為のもの」ではないことに違和感をもったのは自分だけでしょうか?(現地の暮らしを壊したという話もあるぐらいですしね。インフラ整備のための立ち退きの補償を日本は払わないので。現地はお金がないので払えないですし)

また、その利子なのですが、去年の報道を参考にすると「年に0.1%。(コンサルティングにかかる部分は0.01%)。償還期間は40年間」なんですよね。ちなみに円借款って、一般会計予算からも出ているんですよね(※全部ではありませんが)


そういったことは差し置いても。
「日本にお金を使ってくれない政治」。まずは国民にお金を使ってくれまいか、という批判はできるようになりたいものです。円借款だから問題ないでしょ!と言っている人には自民党政権を批判しない層が多いのは気のせいでしょうか。


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