『二平方メートルの世界で』
『二平方メートルの世界で』
今日、『二平方メートルの世界で』という絵本を描いた小学生の女の子のドキュメンタリーをテレビで見ました。
二平方メートルというのは、たて約2メートル、幅約1メートルの病院の窓のこと。
そう、著者の女の子は、入院を余儀なくされていた女の子だったのです。
そして今もいつ再発するかわからない不安を抱えて生きています。
女の子は思うのです。
どうして私が?なぜ私だけ?
そして自分自身を納得させるのです。
私は悪いこともしていないし、病気になるのは神様がくじ引きで決めたようなものだから。
病気には好きでなる人はいなくて、ましてや小さい子が病気になることは本当に切ないことです。
私も大きな病気を抱えていますから、その気持ちは分かります。
でも病気の子どもたちを見ていて思いました。
たしかに病気になったのは辛いこと。
でも失ったもの中には、必ず別の素敵なものが入るということを。
病気になって、普通の小学生と同じ暮らしは出来ないかもしれない。
でもその分、感受性がすごく豊かになったり、人の痛みが分かるようになったりします。
実際、上記の女の子は、絵本を出版するほど。
そして、全てを受け止めて前を向く姿は、たくさんの人に共感と希望を与えてくれました。
生まれてきてくれてありがとう。
その子どもたちに、この言葉を心から贈りたくなりました。
結局人は自分の心で感じた以上のものは、人に与えられないし、それが自分という器になっていきます。
私より子供たちの方が、器が大きいかも!?なんて。
改めて自分の心を磨いていきたいと思った午後でした。
ではでは最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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童話作家を目指している女性です。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。自作の童話も時々載せますので、よろしくお願いいたします。
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